もぞねーさんからのバトン、こそっと再回答。

■1. 初めて好きになったアーティストは?
えーっと…………(遠い目)

■2. 初めて買ったCDは?
これまた、その…………(涙目)
ひょっとするとPSY・Sだったかも。

■3. 今持ってるCDの枚数は?
数えたことがないのでわからないですけど、30~50枚くらい?
別の部屋にだいぶ埋もれてしまっているので数えようもなく;;;

■4. 今一番好きなアーティストは?
今は特に一番というのは……
強いて挙げるなら宇多田ヒカルでしょうか。
ヘビロテ曲はUtada名義の方が多いかも。

■5. 一番最近買ったCDは?
最近と言えるのか甚だ怪しいですが、宇多田の「HEART STATION」
CDを買うということがめっきりなくなってしまいねぇ。

■6. 普段言わないけど実は好きなアーティストは?
アーティストというか実は遙か3なキャラソンが……
……なんて、オフでは口が裂けても言えませんが(苦笑)
音楽に関しては、もともと、自分からはあまり言わない方なのですが、イエモン、マドンナは別のバトンで告白済みでしたっけ。
たぶん、まだ言ったことがない気がするのは、2でも答えたPSY・Sとか、LUNA SEAとか。すっかり過去形ですけども。
あとはLady Gagaとか。

■7. 初めに思い付く一人のアーティストは?
今なら宇多田。

■8. 初めに思い付く二人組のアーティストは?
B’z。ほんと、即座に浮かびました。

■9. 初めに思い付く3ピースのアーティストは?
こちらは、今なら(?)Perfumeってことで。

■10. 初めに思い付く五人バンドのアーティストは?
もぞねーさんと同じく私もTOKIOだったのですけど、他なら、ステラ・クインテットはバンドとは言いませんか(笑)

■11. 好きなサウンドトラックは?
大昔、シティーハンター、マクロスプラス、エヴァ、ウテナなんかを聴いたくらいで、サントラほとんど聴かないです。。。
ほとんど聴かないながらも、コードギアスなんかは動画サイトで聴いて思い出し泣きしてました(苦笑)
サントラではないですけど、エヴァは、アニメだけでなくゲームもいくつかプレイしたり、今もロケみつブログ旅で毎週BGMを耳にするので、それだけで何だか血沸き肉踊るという感じ(笑)
一度ちゃんと聴いてみたいのは、攻殻とかエウレカetc
アニメ以外ではマトリックス。これも耳にすると、何となく燃えてくるのです。
あ、あと、今、気になっているのはアリエッティのサントラ。

■12. 最近一番よく聴いている曲は?
今年に入ってからはLady Gagaの「The Fame」が多いですけど、
たぶん、1番は宇多田のBeautiful World PLANiTb Acoustica Mix。
あとは、Utada名義のアルバム「This Is The One」の曲とか、EXODUS ’04とかも。
車の中に限っては、マドンナか最近だとABBAが多いですかねぇ。

■13. 音楽を聴く時に使っている物は?
最近はPC。時々コンポ、カーステレオ。

■14. 好きな名前のアルバムorシングルは?
タイトルも中身も好きで、真っ先に思いつくのはTHE YELLOW MONKEYの「追憶のマーメイド」。
イエモンの中でもすごく好きな曲ですが、今では遙か3でいろいろ妄想したくなる1曲。
壇ノ浦後、知盛←望美な感じを含みつつの将望、銀望とか。
更には、知盛、将臣、銀を経て(?)十六夜ルートな譲望の現代EDとか。
望美が多情というより、その疑心暗鬼に囚われる譲みたいな図式で。あまりに不憫な(笑)

アルバム名なら、レミオロメン「ether」
なんかこう、すごく収録曲にはまったアルバムタイトル名だなぁと。
レミオロメンって初めて聴いた時は、私的に眩しすぎて苦手意識があったのですが(苦笑)そのきらきらな青さが、私の中で、これまでとは少し違った方向で妄想力を高めてくれたような。

あとは「FLY ME TO THE MOON」とか。
エヴァEDで聴いて初めて知ったのですが、近年、今更ながら歌詞知りまして。
それまではタイトルも直訳的な印象しかなくて特に何とも思っていなかったのですが、歌詞を知ると、Fly me to the moonって、なんて可愛いタイトルvvv
瞬間、景望な妄想が広がったのですけど、ここは私らしく(?)将望で変換が無難かなぁ、とか思ったものでした。

■15. 今一番気になるアーティストは?
4に同じでしょうかねぇ……

■16. 今まで一番聴いたアルバムは?
これも今は、答えられない@リズ先生ということで。。。

■17. 一番好きな曲は?
決められないので、今年入ってからということで、
Lady Gagaの「Paparazzi」
PVも面白くて…というか、初めて動画サイトで見た時、再生してしばらく、目を離していたので、一瞬、何か別物を再生してしまったのかと焦りつつ(笑)
けど、歌詞だけなら、結構な切な系ソングだなぁと。

■18. バトンを回す音楽好き五人
ここで止め。

***

思えば、好きなアーティストって解散してるのが多いので、音楽に縁遠くなるのも無理はないのかも(苦笑)
昔に比べたらめっきり疎遠なものの、動画のお陰で、以前の何でしたっけ、別の音楽系バトンを回答したときよりはよく聴いているはず。
先日。
三年ぶりくらいに髪型をショートに変更いたしました。この三ヶ月間でロングからセミロング、そして一気にBLOOD+の小夜ヘアに変えたので仕事仲間の皆様は随分と戸惑っている模様です。

「誰だか分からなかった」
一番多い、というか10人いたら9人が言うセリフです。いや、三年前はショートカットしてたんだけどね? いや、覚えてないよね、うんうん。
後ろ姿はもちろんのこと、前から見ても分からなかったそうで、新入社員かと思ったとのことです。まぁ4月だしね…そして、その後の反応が色々と分かれていきます。

?「あ、髪型変えたんだね!」
これは普通の反応ですね。そうです、ショートヘアにしたのです。
?「あ、髪の色が変わったんだね」
これも色のレベルを少し上げたので、当然の反応です。
?「あ、化粧をナチュラルメイクにしたんだね」
ここからがちょっと分かりません(苦笑)
いや、これ読んでいる皆さんにも分からないでしょうが、私は以前からメイクといえば口紅だけの女でして、有り体に言えばほぼスッピン(社会人失格)
髪型を短くすると幼く見えることから「いやだわ、もぞさん若作り」と思った女性の方々の発言だったようです。
?「眼鏡、変えたんだ」
私、お仕事モードの時は絶対に眼鏡を手放せない状態にあります。眼鏡は二種類持ってますが、仕事の時にはフレームのしっかりしたものを使用。一度もフレーム無しのものを使用したことはありません。
…でもまぁ男性は、同僚女性の顔をまじまじと見たりしないでしょうよ。とりあえず「そうそうイメチェンは徹底的にしなくちゃね」と答えています。
?「今までコンタクトしてたんだ」
今回の反応で一番対応に困った発言。もぞさん、仕事中は眼鏡必須なの、かけてないこと無かったの。
「えーと、いちお、眼鏡はしてたんですけどね…えと、髪型変えたっていうか、切ったっていうか…」
「え? あ? そっちね、気が付かなかった!」
まぁ部下の顔なんかまじまじ見たりしませんよね、私も避けるし(笑) でも髪型よりも眼鏡かよ、とびっくりしました、当課の課長さんに某社の課長さん☆

案外、人は他人を見てません。
そして、私もそれほど他人の変化に敏感ではないので、偉そうなことは言えません。
ほとんどの人が私=もぞだと認識出来なかったのは、私がきちんと職場の皆さんとコミュニケーションを取らなかった結果なのだと、今回ちらりと思いました。
子供を育てるようになってから少しはマシな社会人になったかもと内心思っていましたが、ものすごい勘違いだったかもしれません(あ)

ちなみに息子は私の外見が変わっても全然泣かずに寄ってきてくれました。
…いや、まぁ、声とか匂いで分かるんだろうけどさ、ちょっとお母さん嬉しかったよ(苦笑)
■1.初めて好きになったアーティストは?
多分、中森明菜だったような、なかったような(笑)
何が好きだったのかと言われると、あの迫力…? 音源を何一つ持ってませんが、何故か歌えます。

■2.初めて買ったCDは?
うーん、あまり覚えてませんが、シングルCDなら衛藤利恵のデビュー曲。
基本的にラジオとかレンタルとか他人から借りるとかしてたので、自分で買ったのが何だったのか明確には…

■3.今持ってるCDの枚数は?
20枚くらい。

■4.今一番好きなアーティストは?
BUMP OF CHICKEN。しばらくどうでも良かったんですが「涙のふるさと」できました、ググーっと。

■5.一番最近買ったCDは?
「Noriyuki Makihara Songs from L.A.」という、槇原敬之の楽曲を外国のアーティストがカバーしているアルバムを買いました。

■6.普段言わないけど実は好きなアーティストは?
アーティストっていうか、ハロプロが案外好きかも…(笑) 最近はGAMが特に気になって気になって。

■7.初めに思い付く一人のアーティストは?
aiko。実はあまりチェックしてませんが、いつも気になってはいます。

■8.初めに思い付く二人組のアーティストは?
BENNIE K。大好き、すごく好き! 曲といい安定しまくってる歌唱力といい艶のあるラップといい、聞くだけでアッパーな気持ちになれます。

■9.初めに思い付く3ピースのアーティストは?
Skoop On Somebody。初めてライブで間近にみることの出来た方々です。もう、エロいボーカルにクラクラします。

■10.初めに思い付く五人バンドのアーティストは?
TOKIO。中島みゆきから目を離せない私としては「宙船」は聞き逃すことの出来ない一曲ですねっ☆

■11.好きなサウンドトラックは?
サントラですか…うーん、この10年くらいサントラを手にしてないからなぁ…あー、フジテレビの「きらきらひかる」が好きかも知れない。テレビで見ていてドキドキさせられることが多かったもの。

■12.最近一番よく聴いている曲は?
この一週間なら「修羅」…銀魂の新EDです。いや、打ち込み系の音が好きなんであって、別に攘夷派が好きだとか、いや好きだけれども(笑)

■13.音楽を聴く時に使っている物は?
携帯かDVDかPC。最近はDVDでPVを録り貯めておいて、ガンガンそれを聞くという感じですか。SO903iは思った以上に高品質な音楽を聞くことが出来ます。

■14.好きな名前のアルバムorシングルは?
好きな名前!
SEAMO(シーモ)の「マタアイマショウ」
椎名林檎の「ここでキスして。」
山崎まさよし「僕はここにいる」
…微妙に内省的な一文が好きらしい。

■15.今一番気になるアーティストは?
気になるかぁ…無難に(笑)YUI。あまり歌詞には興味が無くて、ひたすら語感と音とスピードに注目。

■16.今まで一番聴いたアルバムは?
一番聴いたということならば、
KinKi Kidsの「D album」
彼らが「ちょっと懐かしいメロディ」路線からようやく離れた一作。

■17.一番好きな曲は?
一番か、それって困るなぁ(笑)
それこそ二、三ヶ月おきにくるくると変わるものだし…今まで挙げた曲は、その時々のナンバー1だと自信を持って言える曲です。
挙げてないものでは、
東京事変の「修羅場」
平井堅の「POP STAR」
ELLEGARDENの「Salamander」
宇多田ヒカルの「Movin’ on without you」
倖田來未の「real Emotion」
Mr.Childrenの「youthful days」
…とまぁ何というか書ききれない、もう挙げきれない!
原点という意味においては、
槇原敬之の「桜坂」でしょうか。初めてラジオで聴いたときの衝撃は凄かったです。歌唱力はともかく、その繊細な歌詞とメロディに引き込まれました。私がJ-POPなるものの虜になった最初の一歩という意味では一番好きな曲と言えるのかも。

■18.バトンを回す音楽好き五人
では、にら、サホ。
そして、なばりさんに、Suzumeさん。よろしければ、音楽遍歴(?)語ってみてくださいな〜♪
Q1 PN、HN、この名前をつけたきっかけは?

確かこの話題、週番自由帳一発目に書いた気がします(笑)
PNはなし(高校時代はあったが、恥ずかしすぎてちょっと出せない)。HNは現在「にら」となってます。「ゆにおんぽんた」になる前のサイトを立ち上げる時に、ものすっごく安易に決めました。由来は韮が嫌いだから、→ニラギライ。なんとなく響きがいんじゃないか(気のせい)ということで。そのうち打つのがめんどうになって、ただの「にら」に落ち着きました。安易。
その当時、別のネオロマサイトをひっそり持っていて、そこでは別のHNでした。確か、「佐倉」…えーと、下は忘れました(滝汗)好きな漫画家さんからとりました。佐倉ハイジさん。あ、思い出した。下は「なぎ」でした。これは『少年魔法士』のキャラクターから。
気に入ってましたが、ネオロマサイトをもぞさんにカミングアウト、「ゆにぽん」に統合させるにあたって「にら」に統一。こっちのが私のキャラらしいですね。

Q2 サイト名、この名前にしたきっかけは?

そうか…飽きたらサイト名を変えていく方式だったのかぁ(え?)

Q3 サークル名、この名前にしたきっかけは?

サークル活動はしてないです。
イベントがないということ以上に、紙にする気力が…いや、その前にSSが…;

Q4 初めて同人誌を知った時期とそのきっかけは?

この話題も前に自由帳に書いた気がして読み返していたら、普通に読みふけってしまいました(小一時間)。(前に書いたのと違っていたらすみませ…;)
最初は中学生の時。きっかけは『天空戦記シュラト』のアンソロジー。本屋で何気なく手にとって、超濃ゆいやおいにこの世界にだけは足を踏み込むまいと思った純粋だったあの頃の私はどこへ。
本格的に同人誌を知ったのは、高校に入ってから。気がついたら幽白にどっぷりはまってました。

Q5 初めてイベントに行った時期とそのきっかけは?

高校時代。きっかけは幽白。日曜の朝早くからえっちらおっちら自転車で会場まで行って売り子などやってました。あのころが地元のイベント最盛期だったなぁ。

Q6 初めて同人誌を作ることになったきっかけのジャンルは?

…幽白です…。確か…飛影×蔵馬のものすご暗い監禁もの(微エロ)マンガだったかと。
後はお友達の本に、コエンマ×蔵馬(エロなし)とか左京×コエンマ(エロで破滅的な死にネタ)とか。
…ああ、あの頃から何も変わっちゃいないのか…orz

Q7 絵、または小説をかき始めた時期とそのきっかけは?

絵は小学校の時には自然に。いとこの家にマンガが大量にあって、通っていた塾とかにもマンガ(コロコロ、りぼん、プリンセス、別冊少女コミック)が常備されてたし。環境がよかった(?)のかと。
影響を受けたのは池野恋、楠圭。りぼん派でした。楠圭の『妖魔』は名作ですよ〜
マンガ自体は高校に1、2作品描いただけでそれも合作で短い短編。その頃から絵柄が変わってないです。つまり前進はない;
小説で一番最初に読んだのはコバルト文庫の『こちら幽霊探偵局』。超シスコンのお兄ちゃんが死んで妹の守護霊になり、兄妹で事件を解決していくミステリーもの。藤本ひとみも中学生の頃、貪るように読んでました。ダ・ヴィンチに纏わるミステリーと、アナフィラキシーショックを扱った作品が人間心理も深く描かれていて印象深いです。おっと、際限なく思い出話になりそうだ。
もろに文章に影響を受けているのは前田珠子と若木未生ですが、書きはじめのきっかけはたぶんTRPG。『ロードス島戦記』からファンタジーにはまり、小説というよりはキャラ設定や世界観を考える方が好きでした。

Q8 オマケ。やおいを知ったきっかけとその感想。

Q4と同じ。
その後、幽白でやおいに堕ち(と表現します)、割とまっしぐらに日陰の道を歩んできたのではないかと(笑)
オマケついでに。この間友達と「JUNE」とは?というテーマで熱く語ったりなどしました。
端的に言うと「JUNE」は同姓同士という関係性において著者自らの内面の葛藤を作品として昇華していく手法だという解釈。「JUNE」系作家と言えるのは?というテーマでも楽しいひと時を過ごしました(ええ、アホですから)。
なので、知ってしまった感想は「時に日々に非日常とファンタジーをもたらし、潤いを与えるもの」でしょうか(笑)

Q9 バトンを次にまわす人。知り合ったきっかけも一緒に。

止め、ということで。
 初日の午前中、鹿児島-屋久島間を往復する前に、日程としてやむなく鹿児島-福岡間を往復した。鹿児島-屋久島間を10往復したかったが、午前中が満席だったから他の路線を使うしか仕方がなかったのである。空いているチケットを時間順に取っていったが、それにしても、この時期の平日に満席などありえないことだった。鹿児島-福岡間もほとんど満席で数席しか残っておらず、すべりこみでどうにか取れたような状態だった。
 この枯れ木に花の賑わいはどうしたことだろうか。件の日本航空のキャンペーンがあったからだろうか? とも思ったが、まさか平日にそんな酔狂なことをする人間がそんなにいるとも思えなかった。自分もたまたま休みで都合が合わなければ、こんな面倒くさいことはしなかったはずだからだ。
 別に観光をするでもなく、単に飛行機に乗りまくるだけである。旅の本筋からは外れていることこの上ない。とどのつまり尊敬されることではない。しかし、その結果、終身の会員資格がついてくる。これはこれ、それはそれである。自分に言い聞かせて、なるべく目立たないように、誰にも気付かれず、淡々と二日間の修行を終えよう。そう強く望んでいたのだった。
 ──ところが
 福岡に着陸する直前である。
 福岡空港から東京やら韓国行きに乗り換える乗客のため、日本航空は親切にもアナウンスを流してくれる。普通は、乗り換えに時間のかかりそうな路線にしかこれを行わないのだが、その日だけはなぜか他の路線についてもアナウンスを流してくれていた。
「まもなく当機は福岡空港に着陸いたします。鹿児島行きにお乗り換えの●●様、○○様、△△様、…お降りの際は乗り換えのご案内をさせていただきますので…」
 思わず吹き出しそうになった。ご丁寧に名前付きだった。恐らくは酔狂な客がにわかに多く出たもので、乗り間違えのないよう気をきかせてやってくれたのだろうが、ありがた迷惑とはこのことだった。
 なんとなく聞き流していた他の乗客様達も、鹿児島から乗ってきているのに、なんで「鹿児島行き」に乗り換えてとんぼ返りをするのか、という奇妙さに気付いたようだった。「ん?」という感じでアナウンスに耳を傾けていた。そこで、自分の名前もばっちり読み上げられてしまった。これは、とにかく恥ずかしい。もう、なんと言ったらいいか、火が噴き出たように顔が真っ赤になるのを感じた。名を呼ばれたのは総計8人で、恥さらしが8人もいたことになるが、そのときは他人のことなどどうでも良かった。穴があったら入りたい心境で、一目散に逃げ出してしまいたい心境だった。飛行機から降りれば解放されると思ったが、当然、そこで終わるはずもなかった。閉鎖された空間である飛行機と空港の搭乗口に逃げ場所などあるはずもなかったからである。結果、「担当者」の前に他の犠牲者と一緒に並びながら、乗客様達の好奇な視線にさらされる羽目になった。背後の乗客のうち若い娘さんの「なんで往復してるの、あの人達」という純情無垢な声が痛烈に心を突き刺した。
 それは、まるでなにか悪いことをして立たされているような気分だった。贔屓目に見てもタチの悪い罰ゲームだった。悪夢の白昼夢か、夢幻の幻影だった。居心地の悪さに心が病んでいくようで、なんで上野動物園のパンダや平川動物園のコアラがああも薄命なのか、やっと理解することができた。それは、五分くらいの短い時間だったのだろうが、無限の時間にも感じられた。ばっちりさらしものにされ、そのうえ、空港内を引き回しの刑に処された。待合室で解放されるまで責め苦は続いた。

「きつかったすね…」
 ぬりかべより一回り年下の青年が皆の思いを集約してくれた。
「そうだね…」
 拷問に堪えた身で、そう返すのがやっとだった。次の鹿児島行きが搭乗を開始する短い時間のなか、8人でほんの少しばかり励まし合うように会話をした。冬山の山小屋で最後のココアを回し飲みしているような心境だった。さながらアルコール依存症の断酒会のような雰囲気がそこにあり、みんなで励まし合って社会復帰しましょうと誓い合った。
 改めて見ると8人には驚いたことに女性もいた。若い女性だった。結婚して1年の専業主婦だという。
「旦那がですね、家事をしてくれてありがとうって言ってくれたんです。お礼と言ってはなんだけど、旅券を用意したから一人で旅行にでも行ってきなさいって言ってくれて…」
 それで日帰り5往復とは、すごい亭主もいたものだと思った。良く言って、鬼か悪魔の所業で、血の通った人間のやることだとはとても思えなかった。
「結婚する前は飛行機を一日十回近く乗り継ぐとか、それを晒されて大恥をかかされることとか、考えだにしていませんでした」
 さもありなんと7人は素直にうなずいた。誰もが目の前の専業主婦が可哀想に思えて仕方なかった。かたや、この主婦の締めの言葉が振るっていた。天使の笑顔でこう言った。
「旦那にいいみやげ話ができましたよ」
 女性は本当に強いなぁと思った。

 鹿児島に着いた後、僕を除く7人は一日ずっと鹿児島-福岡間を往復するということで、そこで僕は別れを告げた。
「鹿児島-屋久島間は同じ機体をずっと使いますんで、確実に顔を覚えられます。頑張ってください」
 若者からそんなことを聞かされて、元々わずかしかなかったやる気も萎えそうになった。しかし、もうチケットを取ってしまっており逃げるわけにもいかなかった。旅の恥はかきすてと心を切り替える余裕もできていた。なんとか、気後れする自分を奮い立たせて屋久島行きの便に搭乗した。
 
 気の利いた日本航空のなかの人は、全路線、窓際の席を取ってくれていた。
 ボンバル機の窓から広がる屋久島の空と海は格別だった。モゾとニラとドツキ漫才を繰り返して醜く汚れきってしまった自分の心が洗われるようだった。振り返って回りを見渡すと、他の乗客の晴れがましいいでたちが見え、めいめい思い出に残る旅や余暇を純粋に満喫しようときているのだなと想像することができた。
 しかし一方、軽装の小汚い我が身を振り返って、何が悲しゅうて会員資格をとるために空港から空港へ、島を散策するでもなく淡々と九往復もせなならんのかと誰かを怨まずにはいられなくなってきた。だが、半ば食い物にした日本航空を怨むわけにもいかず、基本的に関係のないモゾやニラを恨むのも気が引けた。怨むとすれば自分しかいないのであろうが、やはり自分の身が一番可愛いものであるので、なんとかしてモゾやニラのせいにできないだろうかと考えたが、そんな卑怯なことは屋久島で心を浄化された自分には思いつかず、せいぜい出来ることは、楽しいことでも考えて気を散らすことだけだった。
 そんなこんなで搭乗を繰り返し、往復を重ねていった。ぐったりと疲れ果て、義務感だけが抜け殻の体を動かしていた。

 やがて、飛行機のなかのお姉さんから、まぁた来たのかという顔をされるようになった。お姉さんとはキャビンアテンダントのお姉様である。お姉さん、言葉は飽くまで慇懃丁寧で、
「またお乗りいただきましてありがとうございます」
 発音も明朗で、さすがはプロである。
 しかし、どこはかとなく脅迫にも似た何かを突きつけられている思いを感じ、違和感を覚えた。例えるなら、まるで、首根っこにカトラスでもあてがわれているような雰囲気である。
 こちとら仕事で頑張ってるんだ、冷やかしでくるんじゃねーとでも、どこからか反響して木霊が聞こえてくるようだった。
「本日はたくさんご利用いただきまして、ありがとうございます」
「お待ちしておりました。本日はたくさんのご利用、誠にありがとうございます」
 搭乗を重ねるたび言われるのだが、徐々に違和感は確信に変わっていった。疲労感もあいまって、まるで殺人予告を受けているような気分になっていった。
 まさに白刃を持って闇夜を追いかけ回される気分で、幕末の攘夷志士の心持ちが良く分かった。無条件に差し出される笑顔は殺意に似ていて、殺るか殺られるか二つに一つの殺伐とした雰囲気で身がすくむ思いだった。例え額面通りの言葉の応酬が交わされていようとも、言葉に心がこもっていなければ真の交流にはなりえないという国際文化交流の縮図がここにあった。
 一方、僕には謝るしか術はない。
 もう勘弁してください、僕に話しかけないでください、そっとしておいて下さい、とそんな表情を浮かべながら頭を下げてお姉さん方に接した。しかし、決して許してはもらえることはなかった。
「飴をお取り下さい。先程と同じ物ですが。よろしければもう一つ」
 デリケートな心臓に容赦なく殺意を突き立てられ続けた。
 もうこりごりだと思った。
 
かくして二十回の搭乗が終わる頃には、心身共に疲れ果ててしまい食事も喉を通らない有様だった。初日の宿泊を漫画喫茶で安く上げ、ほとんど睡眠を取らずに、ハロルド作石のBECKと島耕作全シリーズを読破したのもいけなかっただろう。帰りの列車では発熱し、元気がなくなってしまった。

 結論としては、二十回の集中搭乗というのは非常に身体に負担をかけるもので素人には絶対お勧めできない。もし皆さんがこれからやむなく、どうしても二十回に渡り集中的に航空機に搭乗しなければならなくなったとしたら、鋼の精神を持つよう心がけることだ。皆様の幸運を祈ります。
 唐突ですが大して飛行機も乗らないのですがJGCの資格を取った。
 *ウィキペディアにてJALグローバルクラブを参照*
 要するに、日本航空の終身会員のこと。いろいろな会員特典があるが、本来、会員になるには厳しい制約や条件がある。窮地に陥った日本航空は、この会員条件を期間を限定して大幅に緩和した。期間は今期一杯、すなわち3月31日まで。要するに決算に間に合わせるためである。
 緩和された条件は、年50回搭乗(旅行代金にして約75万円相当)から3月までに20回搭乗(旅行代金にして30万円相当)ということであり、前代未聞の考えられないくらいの緩和であった。

 日本航空が追い込まれたのには訳がある。
 よくストライキをちらつかせる労働組合の存在は全日空も変わらない。それどころか、つい4年前は、日本航空は日本エアシステムと合併するほど企業体力の余裕を見せつけていた。一方、全日空はと言うと、全く利益が上がらず青息吐息の状態だった。
 しかし、そこに燃料価格の高騰が襲い、両社の収支は逆転した。
 日本航空は20%程度しか将来の燃料を抑えていなかった。一方、全日空は良き担当者がいたため、半年先まで先物取引で燃料を安価で確保できていた。たまたま生じていた更新時期の差による機体の燃費差も、全日空の方が相対的に必要な燃料が少なくて済むようになったため、それに拍車をかけることになった。
 政府は航空運賃の値上げを緊急に行ったが、その価格は、全日空と日本航空が利益の出る水準のちょうど間だった。結果、全日空は大増益を遂げたが、日本航空は大赤字に陥ったのである。
 本来、航空会社は倒産率の高い業種だ。
 日本で倒産していないだけで、世界では数千億の売上を誇る航空会社が簡単に倒産していく。公共性が高いため資本の蓄積が甘いからである。ご多分に漏れず、日本航空も倒産の危機に見舞われた。社債の返還期限が迫っていたのである。利益が出ているならともかく、大赤字の状態で社債の繰り延べは銀行団に嫌がられる。というか断られる。結果、そうなった。
 http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2006/0703_2.html
銀行団から断られた日本航空は、自己の株式を安価で大量発行して凌いだ。株主総会終了後、時期を経ずに増資を行うという背信的行為に株主は激怒し、株主代表訴訟が提起され現在も争われている…。

 というわけで、火中まっただなかの日本航空である。
 何かやらかしてくれると思って待っていたら、くだんのJGC資格の大緩和であった。どうあっても日本航空は売上を伸ばしたいということだろう。火事場泥棒よろしく、このキャンペーンにぬりかべも文字通り乗ることにした。

 条件の「20回搭乗、30万円相当」というのは飽くまで平均的な運賃で計算している。もっと安く行ける方法があるだろうと思って、一円も出さないことを前提に計画を練った。時間はできるだけ短期間にする必要がある。3月一杯だからのんびり観光なぞしている暇はない。半日研究した結果、理想的な航路を見つけた。

鹿児島-屋久島 1日往復5便(後日分かったことだが全てボンバルディア機) 

 これが片道約1万円である。これを全て乗れば一日10回乗れる。二日で20回をクリアできる。これで20万円。
 20万円払うのも馬鹿らしい。マイルを使うことにした。マイルはご存じのとおり1.5万マイルほどで往復航空券に交換できるのであるが、それではキャンペーンの条件に適合しないということだった。マイルをJALクーポンに換えて使用しなければならなかった。しかし、そこも窮地に陥った日本航空のことである。やはりそこでも、なりふり構わないキャンペーンを展開していた。すなわち、
 1 マイルからICクーポン 転換率1.5倍 期間限定3月一杯まで
 2 ICクーポンで航空券 転換率1.25倍 期間限定3月一杯まで
両方のキャンペーン合わせて1.875倍の転換率となる。20万円の航空券を買うのに、
10万マイルあればいいことになる。しかし、10万ものマイルをどうやって得るか。10万マイルというと、最も効率の良いクレジットカードで500万円の買い物をしなくてはならない計算になる。常識的に考えて、不可能な話である。

 しかし、ここにも裏技があった。追い込まれた日本航空がキャンペーンを展開しているように、追い込まれている会社が同様のキャンペーンを打つことがあるのだ。いわゆる、「投資信託を買ってもらった際にクレジットのポイントを差し上げます」という奴である。これはクレジット会社が行うこともあるが、投資信託を販売する会社が行うこともある。どっちが主体的であるかはどうでもよい。問題は、効率がいいかどうかだ。大抵のものは下らない程度のものであるが、ごくまれに驚くほど還元率のいいものが隠れているのだ。OMCクレジットとジェットウイング証券がまさにこれを展開していた。
 投資信託を買うだけでいい。別にクレジットを用いる必要はない。証券会社に口座を設けて、所定の投資信託を所定の量、購入するだけで大量のポイントをくれるのである。後は実行あるのみで、投資信託を買い、翌日に速攻で売った。7万円ほど手数料を取られたが、翌月末にOMCクレジットに10万マイルに転換できるだけのポイントを得ることができた。ポイントがマイルに転換された後、これをICクーポンに転換、後は予約を取って全てクーポンで決済、結局、7万円の出資で20万円の航空券を得ることが出来た。ちなみに買った投資信託は中国株ファンドだったが、売らずに持っていれば20万どころではない利益が出ていたようだ。世の中うまくできている。

 とにもかくにも準備はできた。予定で行けば、本来75万円かかるところを7万円でJGCの資格を得られることになる。しかし、飽くまで予定であり、乗らなければ資格は得られない。航空券を得た以上、あとは乗るだけである。乗れるのか? 1日10便。2日で20便。詳細は明日に。
――そう言ってみたい今日この頃のわたくし(笑)
某ドラマ主人公のセリフなのですが、天パ→とっくりの関係も非常にツボだったり、身につまされる部分もあったりで予想以上の満足度の高いドラマでした。まだ最終話はビデオに録ったままで見てないのですけど。え?

と、いうわけで、最近いろいろあって、ヲタ世界を堪能し切れない状態が続いていたのですけど、そんな中で萌えていたものの話です。

「痛いか?私も痛い」
思えば、第1話でのこのセリフですっかり参ったのかもしれない「チェオクの剣」。
韓流にまったく興味がなかった私ですが、地上波でチャングム→チェオクと視聴しまして。
物語的にはチャングムの方が面白かったと思うのですが、萌え度はチェオクが上かなぁという印象。焦れ焦れメロドラマ展開の中、もう甘切なセリフのオンパレードで!
その「痛いか? 私も痛い」には、リズ先生(もしくは弁さま、場合によっては九郎さんでも可?)でパロってみたいくらいツボすぎましたとも(笑)
ただ、切なスキーな私ですら、最終話はちょっと白目になるくらい死にネタ満載のEDで…。ですが、家族と一緒だったため、切なさに萌え浸るとかいうよりもツッコミのが激しかった辺りがもう…(苦笑)
けど、後ろ手に縛られ、転んでしまったために、虫の息の最愛の人のもとへも、芋虫の如く這って縋りつくヒロインの姿とか、状況的に仕方ないのですが、こう絵的にはイマイチ美しくないというか微妙ではないかな、と…。
しかも、これって結局ヒーローポジはどっちだったの?と言いたくなるほど、最後、ヒロインの兄が美味しいところをごっそり持っていってしまった感じ。もっとも、兄キャラに弱い私にとって、それはそれで大層好物なシチュでしたが(笑)
カットされているせいもあって、内容的には粗も目立つ作品でしたけど、いろいろとキャラ萌えスキルが磨かれっぱなしなこともあり、設定だけでも存分に楽しめた作品でした(笑)
ここは映画「デュエリスト」もチェックしなきゃですかね、やはり。<この映画自体は知ってましたけど、今日初めて、チェオクと原作が同じだと知ったのでした。

チェオク視聴後の土曜深夜、BGM代わりにつけていて、気付けばハマってしまっていたのはアニメ「あさっての方向。」
昨年の春はほんっと稀に見るほどアニメをたくさんチェックしてましたけど、夏が過ぎ、秋の改編時から、私自身の環境が変わったせいもあり、一気に視聴数が激減しまして。
私の耳を奪うあの方がご出演の某番組すらも、内容的に今の私にはどうもぬるすぎて脱落しましたし…<小・中学生の頃なら十分ハマっていた気がするのですが。。。
そんな中、この「あさっての方向。」は、最後まで勝ち残ったというのが我ながら意外だったり。まぁ、主人公の少女、その血の繋がらない兄、その兄の元カノ、幼なじみとも言えなくない主人公のクラスメイトの少年という、メインキャラの設定だけでも、既に私のストレートゾーンなので、何ら不思議はないのかもですが(笑)
で、たまたま原作がうちにあったので、掘り出してもらって読んだのですけど、ほんっとアニメと違いすぎますね!聞いてはいましたけど、ここまで違うとは…。
アニメがほのぼの系なら、原作は結構どろどろ系?
ひょっとして…と思いつつも、まさか、ほんとに昼メロばりの禁断関係が潜んでいたなんて!
その日、実はVDこねたに取り組む予定だったのですが、誘惑に負け読破した甲斐があったというものです(笑)
私的には、原作もアニメも、どちらの作風も好みな感じでしたけど、ちょっとガンパレの時の衝撃が思い起こされました。もしや、これって、この監督さんのお約束パターンなのでしょうか?
アニメの方は、まぁ無難な最後という印象でしたけど、原作の方はどうなっているのでしょうねぇ。まだ最終巻は入手していないので、ちゃんとまとまっているのか、ほんとどきどき…。。。

1年以上前に貸してもらっていて、ようやく読めた「さくらん」
読む前に映画化もしてしまいましたよ…嗚呼;
で、昨日読んだのですけども(遅)、正直、最初は「……」な感じで。というのも、あんまりキャラの見分けが付かなくて(え?)
ただ、1話から清次さんにはときめいていたのですが、全編通してやはり清次さんがステキだな、と。微妙な距離感から、ずっと、主人公・きよ葉を見守っている辺り、なんてわたくし好みなことでしょう!ええ(笑)きよ葉もめきめき好感度UPで、読み終えた後には、すごく好みなキャラでしたが、第2部ってあるのでしょうか???
そして、個人的には、絵柄から想像していた以上に、映画版清次さんの若いキャスティングに、彼は一体何歳という設定なのか非常に気になるところ(笑)
うーん、映像とか音楽を堪能するためだけなら、この映画版もハズしてこないだろうとは思うのですけど、物語としてはどうなのでしょうねぇ…。。。

で、最萌えは、以前もちょこっと叫んでいた「NANA」アニメ。
もうもう激しくタクミにくっらくらなのですけどーーー!
1に仕事、2に子供、ハチは3番目…なスタンスも、実際そういう人が理想だったりする私にとって、ほんと超ツボだったというのに、レイラとの微妙な幼なじみ関係も美味しくて。ついでに身長183cmでこれまたポイントUP!(笑)
そこへ、今発売中の雑誌に掲載されている番外編でトドメを刺されました。
これまでレイラにはそれほど思い入れはなかったですけど、何ですか、あの激切な萌えな関係は!!!
ほんっと、あそこだけはコミックスがほしい……
っていうか、あまりのタクミ萌えに、珍しく、将臣←望美なネタがやってみたいかも…という野望が更に膨らんだような…。
ただ、CPとしてのこの2人も激萌えな私にとって、それではあんまり望美が可哀想で(苦笑)でもって、その淋しさを埋めてくれるヤスなりシンなりのポジに誰か八葉を置くのもネオロマ的ではないかなぁ…と、なかなか実現は難しそうなのですけど、基本、甘鍛錬を主軸において進めていた遙かねたでしたが、最近、私らしく、且つゆにぽん的でもあるシリアスカラーを出していこうかと思ってもいたので、お陰で、そこにより拍車がかけられた気が…(笑)

それにしても、冒頭のドラマ以外、こうしてみると、どれも多かれ少なかれ、幼なじみとのCP要素が含まれているのが、実にわたくしらしい傾向なのでした。
もぞねーさんからバトン回答です☆

Q1 PN、HN、この名前をつけたきっかけは?

季語一覧を眺めていたのがきっかけ。
間違っても“姫”だなんてキャラではないのですが、春生まれ&ちょっぴり本名とも近かったので。

Q2 サイト名、この名前にしたきっかけは?

もぞねーさんの言葉通り、ひょんなご縁でしたので、この辺は私もまったくのお客様的立場から、どんな名前に決まるのか興味津々で待っていたのでした。

Q3 サークル名、この名前にしたきっかけは?

サークル活動はしてませんです。

Q4 初めて同人誌を知った時期とそのきっかけは?

初めて読んだのは中3の時、友人が貸してくれた某マンガ家の某C翼な同人本でしたけど、同人誌という存在自体はアニメ誌影響でそれより前から知っていたような…?

Q5 初めてイベントに行った時期とそのきっかけは?

未だ参加したことがなく。
閉幕直前の会場入り口を横切ったことはあるのですが。

Q6 初めて同人誌を作ることになったきっかけのジャンルは?

作ったというか、頼まれて、穴埋めに5P分のBLな一次小説を書いたことなら1度だけ。
とりあえず、そのジャンルは、多分、それが最初で最後でしょう。
もし、仮に今何か作るとしたら、堅いのは遙か3、野望は血+とかって(笑)

Q7 絵、または小説をかき始めた時期とそのきっかけは?

きっかけが何かは思い出せませんけど、小3の頃には物語を空想して(妄想とは言いたくなく・笑)は、つらつら書いて楽しんでました。
絵…というかイラスト?マンガ?らしきものはやっぱり小3〜小4頃だったような。
特に小4の頃は好奇心いっぱいなお年頃だったからか、クラスでえろ絵を描くのが流行ってまして。そんな1枚を無防備に捨てちゃったのを父に発見され、母から「こういうのは、もっと隠して捨てないと〜」と笑われた思い出。この場合、怒られなかっただけマシだと言えるのでしょうか…。。。
その後もたまに落書いてましたが、上手い絵描きな子が多かったので、私は文字書き方向へ。ラブコメ系に始まり、ファンタジー系へと移行。剣と魔法の王道ファンタジーとかっていうよりは、ダークなメロドラマ路線を突き進んでました(苦笑)
二次創作のきっかけはもう世界の選択としか…(笑)

Q8 オマケ。やおいを知ったきっかけとその感想。

やおいという言葉そのものを知ったのは、もっと後でしたけど、そういう作品を初めて目にしたのは中1の時に読んだ「源氏」が初めてだったような。
絵柄は見知っていたものの、そうとは思いも寄らず、これを購入した友人に「これって実は…」と、おもむろに耳打ちされ、その事実に大絶叫したのでした。
完全なるやおい本を一番読んだのは、周りにそっち系が好きな子が多かった中3の時だったので、多分、その頃にはその言葉も知っていたのではないかと。
あ。けど、よくよく考えれば「源氏」より前、小学生の頃に見たパタリロアニメが私に知らない世界を教えた最初の作品というべきなのかも。まぁ、その頃はあんまり意味わかってなかったですけど。懐かしい…。

Q9 バトンを次にまわす人。知り合ったきっかけも一緒に。

例によってゴールということで。

***

それにしても、もぞねーさん、私、どんな新しい世界を教えたのか、全然自覚がないのですけどー(笑)
思い当たるとすれば、数々の萌え叫びくらい?自分が浮気性に思える瞬間(苦笑)
ともあれ、ほんと、私にとって、ゆにぽん自体が一番大きなヲタきっかけだったなぁとしみじみです。
Q1 PN、HN、この名前をつけたきっかけは?

PNはないです。紙媒体での活動はしてません。
HNの「もぞ」は、もともとは「もぞもこそ」で、古典文法でいう係助詞の「もぞ」「もこそ」から。難しい話はとっぱらいますが、この係助詞は危惧の念を表現し、「もぞもこそする〜困り者〜」と暗記させられたんです、高校時代。
高校の古典の先生がかなり私のツボに入る方でして、鼓腹撃壌を実際やって見せてくれたり、中尾彬ばりの声だったりで、とても印象に残る授業をしてくださいました。
で。
HNをつけるときぼんやりと思い浮かんだのが「もぞもこそする〜困り者〜」というフレーズ。私も困ったちゃんだよなぁと思いつつ…「もぞもこそ」は長いので「もぞ」に省略しました。

Q2 サイト名、この名前にしたきっかけは?

もともと深く考えずにふざけてつけたサイト名があったのですが、さすがにその名前は二次創作するには不適格だろうということで変更したのが今の名前。いや本当は飽きたらサイト名を変えていく方式にしようと思っていたりしてました。
色々たくさん候補を出して、それなりにオサレくさい名称も考えたんですが、基本的にはぬりかべに却下され続け一時挫折。でもこのまじゃいけないと、他のガンパレサイトさまの名前で自分たちが「面白い」と思うものをピックアップさせていただいて、私たちらしいイメージをふくらませ、複数人で管理人しているということで「ユニオン」という言葉をぼんやり思いつき、そのまま読んでも略して読んでも語呂合わせがいい「ゆにおんぽんた 略して ゆにぽん」になりました。
ちなみに「ぽんた」は最初のサイト名で使用していた単語。最初のサイト名が不適格だと思った理由は、名前だけみるとハリーポッターの二次創作サイトに勘違いされそう…というのと、まぁ名前がとても長すぎたということです…多分。

Q3 サークル名、この名前にしたきっかけは?

サークル活動はしてませんので、ございません。
でも、するとしたらサイト名と同じにすると思います。

Q4 初めて同人誌を知った時期とそのきっかけは?

中学時代、私の所属していた委員会(ほぼ部活と同義)で流行っていたらしく、活動の場となる空間に同人誌が大量に持ち込まれていたそうです(伝聞系)
やおい系の同人誌にはまっていた委員たちは、委員長だった私を仲間はずれにして(笑)回し読みしてたみたいです。
ある日、委員の複数が大量の同人誌を持ち込んだ現場を先生につかまれまして、委員長の私は速攻で生徒指導室に呼び出されました。委員たちは「イインチョーは知らないことだったんです」と泣きながら訴えたみたいでしたが、先生には当然通じず大目玉。その時に「こんな男同士がいかがわしいことをしているエロ本を持ち込むなんてっ!」と震える声で怒る先生を目の当たりにして初めて「同人誌ってそういう世界なのね」と認識しました(苦笑)
「なんで教えてくれないかなぁ」
「…だってイインチョーって男嫌いじゃん。夢見てないじゃん」
「え? 男に夢見る世界なの? 同人誌って」
「ファンタジーだから、イインチョーには絶対分かんないと思う」
――まぁ、それじゃ、今の私は何なんだ、という話ですが(笑)

Q5 初めてイベントに行った時期とそのきっかけは?

参加はただ一度きり、高校時代です。
Q4の事件の当事者たちと同じ学校に進学しまして。彼女たちは高校時代にはすでに本を何冊も発刊し、生き生きとサークル活動をしておりました。
私はこのサークル活動には不参加でしたが、友人関係は続けてました。
この友人の一人が「今度、展示即売会のイベントを企画するから、お手伝いして」と言ってきまして、最初は丁重にお断りしたのですが他の仲間と金銭関係のトラブルを発生させたため「仕方ないなぁ…」と急遽参加。
会計関係と受付をさせていただきました。
同じ高校の隠れオタクな皆様を発見できて面白かったです。日頃オタクをバカにしてたよね、な人たちが私を見たときの驚きの顔はちょっと忘れられない(苦笑)
しかし残念なことに、当時の私は同人誌に興味が無かったので、黙々と事務作業をこなしている記憶ばかりが…一冊も読まなかったなぁ(遠い目)
今思うともったいない…

Q6 初めて同人誌を作ることになったきっかけのジャンルは?

まだ作っていませんが、初めて作るとしたら、多分ゲームのジャンルになることでしょう。
当時の友人たちはサークル活動を卒業なさったみたいで、もう今更「教えて」なんて言えないし、今更「オタクになりました」とも言えません…

Q7 絵、または小説をかき始めた時期とそのきっかけは?

ゆっきーさまの「恋愛エロ小説」には「あーやっぱり(え?)」と思わされましたが(笑)

えと。私のことですね。
中学時代。私の学校には部活動(三年間の活動)とは別にクラブ活動(一年ごとに変更)が設定されてまして、その一つに「セル画クラブ」なるものがありました。一年生の時にこのクラブを選択したことが今の私を作ったと言っても過言ではないでしょう…
私の友人の多くは美的センスに優れていたようで、美術部に所属していました。
私はセンスも想像力も欠けていたので美術部に入ろうとは思わなかったのですが、絵は描いてみたかった。美術の先生に聞けば「セル画は模写だけだし簡単だよ」と言うことで「私にも出来るかも!」と所属を希望。アニメ雑誌を購入して、ストーリーも知らないのに好きな絵柄を一生懸命セル画にしてました。ただストーリーを知らないので同人誌を作るまでの情熱はなく、実際に家ではマンガもアニメも見られなかったので、ひたすら模写。
高校時代に漫画同好会(?)なる部活がありまして、そこに一回だけ参加した記憶がありますが、そのときも模写したものをペン画で描いただけだったような…
そしてイラストを描いた記憶を封印してたんですけど、サイトを作るにあたり「何の芸もないんだから絵ぐらい描いてみようかな」と言うことで再び描き始めました。まだまだ「絵描きさん」には程遠いなぁ…
小説ですが。
高校時代に文学好きの友人に請われて小説を書いていたことがあります。探偵推理小説でした。でも基本的にはノンフィクションしか読まなかったので、文才は育たず(涙)今大変苦しんでおります(笑)

Q8 オマケ。やおいを知ったきっかけとその感想。

Q4の事件。
感想は…その当時は読んでませんので分かりません。
近年やおいで読んだのは銀魂です。案外萌えますが、自分では書けませんねぇ…

Q9 バトンを次にまわす人。知り合ったきっかけも一緒に。

Suzumeさん。
にらの友雅さん萌え繋がりで知り合いました。「実はネオロマサイトを持ってるの」とカミングアウトした彼女が一番に好きなサイトとして教えてくれました。幸せなSSを書かれる方です。

なばりさん。
そのSuzumeさんの相方です。実はガンパレにも詳しいとかで…はぅあー(笑) 愛はあるけど影もある殿方を書かれるとき、とても光る方です。

三日月さん。
瀬戸壬生サイト+ブックレビューを目当てにして通わせていただいています。オリジナルといい瀬戸壬生といい、独特の雰囲気が魅力的です。

あとは書ける項目だけですが…
にら。
何がどうなると今のサイトになってしまうのか、時々二人で考え込んでますよね(笑) それは世界の選択です。にらさんのぬるゲーマーっぷりに惚れてます。
サホ。
思えば不思議な縁でサイトに来てくださいました(あれ? 丁寧語?) 文章に魂を込めて書いています。そして私に新しい世界を教えてくれる人です。
子供を産んでから、職場で「おばさま」達から構われるようになりました。
思えば妊婦時代からその傾向はありましたが、特に今は仲間意識が高くなるのか、はたまた、経験者ゆえの優位感があるのか、仕事中だろうが関係なく話しかけてきます。

「あなたは仕事してる方が子育ての何倍も好きでしょ?」
「あんたは子育てに向きそうにないから、仕事でラクさせて貰ってるんでしょ?」
「子供を預けても心配にならないんだね」

――おばさま達の私への印象が良く分かる状況下におかれています(苦笑)

私は仕事が好きなわけじゃありません。いや別に嫌いじゃないですが、身も心も仕事に捧げている状況にはありません。意識してドライであろうと心がけています。
仕事と子育て、そんなもん並列にして考えたくはないですが、とりあえずおばさま達には「子育ては大変ですよね」と言うようにしています。
子育ては好き嫌いでするもんじゃないし、人間関係の原点なので楽しいこともイヤなこともあります。イライラしたところで、幼い子相手に冷たく接するわけにもいかないので、彼とは感情的なお付き合いをしてますが(笑)だからといって子育てより仕事が好きだとかそんなふうには思いませんよね。

外観上、私が子育てしているようには見えないということに関しては、何も言うことはないのでスルー。「いや、ちゃんと子育てしてるし」というのもおかしな話で、それに時間的には仕事への配分が増えたわけだから、ある意味真実と言えなくもないし。子育てはともかく家事はすでに他人任せですし。
でも仕事は他人が言うほどラクでもないですよね。仕事は仕事で大変。
ただ究極的には「私の替えはいくらでもある」と自分に言い聞かせ、気楽だと思いこむことは出来ます。もちろん自分の良心と責任感を忘れたりはしませんよ。これを忘れたら、職場で不利益なことがありそうなときに戦うことが出来ませんからね。

自分の子と離れるなんて…という意見については、色々ありますよね。
「夫と彼の実家の皆さんにお任せしてるので心配はしていません」と答えることにしています。だいたいはこれで皆さん黙り込みます。
ママがずっと側にいて成長を見守るのも、大切。
保育園とかに預けてお友達を作ってあげる(社会性を身につけさせる)ことも、大切。
正答などはきっとないでしょう。
大なり小なり心配事は尽きないことで、そんな心配事は身近な人に話せばいいことなので、職場では口にしません。

一年前と今とで私は少し変わりました。
以前なら、おばさま達のこういう詮索というか質問に内心激怒していましたが、今は「そういう考え方もあるよねぇ」と思いながら適当に受け流すことが出来るようになりました。
年齢のせいか。
息子のおかげか(笑)
少しは性格がまるくなったのでしょうか。

――それっていいことなのかしら…?
まずは『速水という男』、1話から読み返すことをおすすめします。流れで読んだ方が絶対面白いので!
スルメの足を生やしたままの茜とか、私には書けないキャライメージ崩しのうまさと狸と狐の駆け引きの可笑し味。意外性の連続とこうくるか!という引きのうまさに唸るばかりです。
祝!完結!!
剣聖物語は、ええ、怒涛の更新を楽しみにしていますよ(笑)!

***

人様の創作でおなかいっぱいむねいっぱいになっているにらですが、…気力が別の方向に削られていて、自分はSSにゆっくり向かえていません;
え?緋色の欠片続編が出たからじゃないですよ?
(ひめひびもやりたいけど…)
地獄の研修の宿題が出ていて…ありえない枚数のレポート…orz
おまけにぜんぜん仕事外の手伝いをしてくれという依頼がきて…、手伝いするのはいいけど、結局自分の担当の仕事は自分でこなすしかなく…時間調整にも限度がありますっての!(残業はいっさいできない(建前)ので時間調整で対応…もちろんできるわけがない)ぐちになりました。ちょっと悲しくなってしまったので。

…自分に楽しい話をします。
『九龍妖魔學園紀 再装填(re:charge)』、楽しいです。
寝る前とか寝付けないときにちまちまっとやってたりします。
疲れてる時は、あら不思議、3秒で寝れます(え?)
一緒に探索に行ってくれるプリクラ仲間が増えたので、えーと、今は水泳部の双樹と図書委員七瀬という真逆の個性のふたりをつれて遺跡にもぐってます。すどりんことおかまキャラの朱堂がかなりオカシイらしいのですが、感情入力を間違えてプリクラをもらうことができず…、主人公のこと「肉欲の悪魔」とか思ってるらしいです。なんで…?あ、あとやっと白岐さんが友達になってくれました。心許してくれるとめろめろに可愛いです、このひと。てか、皆、主人公に心許しすぎじゃないか?自分で操作しているのにも関わらず主人公の愛されっぷりにはびっくりしてしまいます。いやあ、名乗るほどのもんじゃないですよの気分?
ヒロインとの噂が高い、ハマケンさん…違う(笑)、皆守ですが、…私には瀬戸口に見えてしょうがありません。ヘタレではないのだけど、黄昏っぷりとか絶望感とか。特記事項にドライです、とか書かれてるにも関わらず、フォローは忘れない世話好きさとか。そんな皆守には「親友」と思われてるらしいです。面映いな。ストーリーは中盤を越えたところ、この関係性がどうなるか楽しみです。
 途中まですいすい書けたのだけれど、完結に向けてやる気がなくなってしまっていた。1年ほったらかしにして、最近読み返してみたら、完結を書くどころか、パート11で終わらせて良かったような感じを受けた。それを正直にモゾとニラに語り、パート11を一部訂正して完結にさせてしまうのがみんなが幸福になる早道ではないか、人生に妥協はつきものであるということを提案してみた。ところ、「次回完結と銘打った以上は書け」と有り難すぎる言葉を賜った。分かったことは、正直と率直は必ずしも受け入れられるものではないということだった。きっとワシントンが桜の木を切って許されたのは片手に斧を手放さなかったからだろう。平和とか幸福とかいうものは戦って手に入れるものであると痛感させられた。

 そういうわけで、他のSS書き様ほどではありませんが、血を吐く努力をして書いてみました。一所懸命書いたので是非、 パート1から、 読んでいただけると幸いです。パート10からではないです、念のため、パート1からです。大変ですけど。なにせ、書いてる数が少ないので、再度読んでいただけると、本当にいろんな意味で有り難いです、はい。
 心機一転して、剣聖物語も猛スピードで更新していきますので、見捨てないで読んでやってください。

 さて、速水という男に戻るが、総括してみると、序盤では茜という視点から書いてみたところ、非常にすんなり書かせてもらうことができた。ぬりかべにとっては、茜と速水という取り合わせは舞以上に相性が良かったという印象だった。抱えている背景を無視すると、茜というのは舞が男性化したもの、ツンデレ少年といったところがある。しかし、舞が芝村と言うこともあって一筋縄ではいかない表現を加える必要がある一方で、茜の方はと言うと若いということで、いくら貶めてもキャラ立てを損なわないという長所があった。これが滝川になると、速水のことを「恐ろしい」としか表現しなかった手合いでもあり、言ってしまえばそれほど頭も勘もいい男ではないため、速水のことを理解させるやくどころ自体が不可能に近いと感じた。その点、茜には才気ばかりか粘り気もあるため、探偵役にはうってつけだった。中村は才気はともかく、あっさりとしすぎていて、使命感を持った刑事役はできてもクールな探偵には向かないと感じたため論外だった。唯一は瀬戸口であるが、あまりにも速水と似すぎていて、速水の一連の行動に「同感」と理解を示されても話が進まないので、当て馬や解説役として書かせてもらうことができた。

 パート12は速水のことを書かずに芝村のことを書いてしまったわけであるが、他の所でも田代や瀬戸口や来須のことを書いてしまって長くなりすぎた。とどのつまり、速水の凄みを書かせてもらいたいと思ったとき、どうしても人智を越えたところに大局観を持つ速水がいるわけで、そうなるとどうしても別の個人のことを書かせて貰わないとつくれないと感じてそうしてしまった。元々はニラから速水は一言で言えぽややんかなという発言に、なにおうと言うことで始まった話である。そこのところを書けなければ、ぬりかべの負けという思いなどがあって、…まぁ僕にも若いときがありました。
 パート12ははっきり言ってごった煮の状態であるが、自分ではよくここまで持ってこれたと、できあがったときは感動してしまった。協力してくれたモゾには感謝を。
「鬼は外」などと言っては、みすみす幸せを追い払ってしまうに違いない瀬戸口&リズ先生激愛なサホですが(笑)
そんな節分を迎えながら、今日はすっかり時期外れとなってしまった内容です。

特に意図したわけではないのですけど、今年も上賀茂神社、下鴨神社、伏見稲荷と、また遙か的初詣ツアーなことになった私。そして、神社へお参りすると、ついつい、おみくじを引きたくなるのですけど、上賀茂神社で生まれて2度目とか3度目くらいの大吉には良すぎて逆にびびったり(笑)
で、あれは昨年だったでしょうか。前にも自由帳ねたにしました下鴨神社の源氏物語にちなんだ恋愛系おみくじですよ。不倫系だったりストーカー的だったり、2年続けてイヤンな結果だったので、3度目の正直というか今度こそ!という思いで今年も引いてみたら、「良い出逢いがありそう」みたいな内容で、ようやくリベンジ出来て、ほんと晴れ晴れした気分(笑)「良い出逢いに」ということよりも、やっとまともな内容を引けたことに対して「やった☆」みたいな達成感というか(笑)

この3つの神社は元日にお参りし、2日に劇場版「大奥」を観に行ったせいもあるのかないのか、翌3日は今宮神社で玉の輿祈願にでも行こうかなどと言っていたのですが(笑)駐車待ちの長い行列に断念。けれど、せっかくなので、今年の干支にちなみ護王神社に変更<いのししを祀る神社なのです。
基本的に、お正月というと、元日の初詣以外はバーゲンに行くくらいで、あとは寝正月な私にとって、今年は初詣の数もさることながら結構いろいろと出掛けてるなぁと思いつつ、成人の日である8日、友人のお宅にお邪魔する予定でいたのですね。
鞍馬めぐりにも付き合ってくれた友人なのですけど、いつもギリギリまで時間とか連絡を取り合わない私たち(苦笑)
この時も、前日、結局、未だに舞一夜もコルダも解禁出来ずにいたので、せめてゲーム初めだけでも…と、久々にちょこっと遙か3をプレイしたり、アイロン掛けなんかしているうちに、あっという間に日付が変わる寸前ではありませんか。慌てて友人にメールしたら、その返事は
「神戸市立博物館でやってるオルセー美術館展に行かへん?明日最終日やねん」

は?愛犬を見せてもらうはずが、なぜに突然神戸?
いや、美術展を見ることは好きなのでそれ自体に異論はないのですけど。
それにしても、神戸市立博物館って神戸のどこ…?
それより、神戸といえば福原。福原ですよ!きゃーvvv
俄然テンション↑なことになる中、神戸市立博物館の場所をネットで調べたら、三ノ宮から徒歩圏内。と、いうことは……
「ついでに生田神社に寄ってももらっても良い?」と、いそいそメールする私(笑)
そう、博物館と生田神社ってどちらも駅を挟んで10分ほどの距離だったのですね。
しかも、生田神社といえば今ちょっと話題の神社。まったく遙かとは縁のない友人ですけど、お陰で快諾でしたよ。と、いうか、それが理由だと思われていたと道中判明しましたが(笑)ほんと紀香&陣内、ありがとう!!!

――と、こうして、はからずも予てよりの野望、生田神社詣でが叶うことに。
ちょうどお昼時に神戸に着いたのでランチの後、生田に向かう前に美術館展に行ったのですけど、最終日ということもあって相当な混雑ぶり。地元であったダ・ヴィンチ展の時もひどい混みようでしたけど、これもスゴイ……。
美術鑑賞なので、もっと、ゆったりじっくり眺めていたいところですけど、いろいろ妄想しつつ楽しめました(笑)特に今回のこの展示、会場内にはテーマごとの解説はあるものの、人だかりでしっかり読むことも難しく、個々の作品についてはパンフを買わないとダメというものだったので、知らない画家はバックボーンなどの先入観も持ちようがなく、その絵から受ける印象のみという感じ。…なんて、所詮は私の脳内なので、決して高尚でもなければ感性で――とは言わないというか言えないものですが(苦笑)

そうして、生田へ向かったのは薄暗くなってきた頃のことでしたが、タイムリーなせいか、時間の割に結構人も多ければ、あちこち提燈があったり随分とにぎやかな様子。
ちょうど前日、遙か3プレイしていたので、ついでにとりあえず生田のスチルを参考までに写メっておいたのですけど、あまりの雰囲気の違いに、本殿を前にしてもすぐには確信が持てず、ここで合ってるのかなぁ…と、友人と携帯画面と見比べたり(苦笑)
けど、たまたま人がいなかったそこは、本殿から向かって右寄りの立ち位置。ゲーム中の立ち絵と同じようなそのアングルに気付いてしまって思わず妙な笑いを零す私。当然、友人にも怪しまれましたが、やはり萌え地めぐりは楽しいものです。フフフ…

さてさて。あの芸能人カップルとは別にして、生田神社って縁結びでも知られた神社のようでして。なので、ここにはノーマルなおみくじとは別に「恋みくじ」なるものもあったのですね。
今年のこの初詣数もですけど、そのたびにおみくじを引くなんて、実際、ご利益(?)の方はどうなのか定かではありませんけど(苦笑)ここでも友人と普通のおみくじを引いてみたのですよ。
ご利益は…と疑問に思いつつも、今年は大吉もあれば凶のち吉とか、結果はバラバラなのですけど、書いてある内容は結構同じことばかりで、「前半はダメだけど後半は良い」というもの。
このおみくじも、また、そんな内容で、年が明けたばかり且つ、ちょっぴり人生の岐路を目前に控えている今、これってどうよ…と微妙な気分。
しかも、この生田のおみくじは、お稲荷さんだったか護王神社だったか忘れましたけど、先日引いた番号と同じでして。今年は26番に縁があるのかなぁ…とか言いつつ、友人に煽られ、面白がって、わたくし、その恋みくじの方も引いてみたのです。そうしたら、またもや26番ではありませんか。それだけでも、ちょっと吃驚という感じだったのですけど、更には内容までまたまた「前半困りごとあり。後半よろし」
うわぁ、もう、ここまでくると、ご利益云々の不安どころか、当たり過ぎてるのかも…?
そんなことを言い合いながら、その続きを読むと、BかABが良く、A型はダメとか、双子座・乙女座・天秤座が良いとか、年は2つ上が良いとか、子年の相手は良くないとか。でもって、あと3年結婚出来ないとのことで、思わず2人で爆笑しちゃったり。
当たる当たらないは別にして、おみくじというより占いのような現代的な細かい内容で、それだけでも十分元手を取った気分というか、かなり楽しめたのですけど(笑)トドメは最後の勉強運。
恋みくじなのに勉強運?とツッコミつつ<学生さんのためなのでしょうか???
そこに書かれていた「英語は基礎からやり直せ」の一文に白目青筋……!!!

と、いうのも、文系なくせに、英語は数学に次いでほんっとダメで、英語に比べたら生物とか場合によっては化学ですらまだ出来が良かったという私なのですが、今の職場は実は英語が出来ないと仕事にならないという部署。
私は業務的に語学力はなくてOKという条件だったので、そこへの配属も受けることにしたのですけど、資料だとか目に触れるものの大半は英文という環境下であれば、当然、多少でも出来るに越したことはなく。
まだ、ここに配属されて1ヶ月ほどのお昼休みのこと、簡単な単語程度のほんっと片言のたどたどしい日本語しか話せない方の英語の電話に出てしまった時など、私が聞き取れたことといえば「Hello」と、うちの職場の人の名前だけ(…)
簡単な単語程度の片言、なんて言いながら、それでも相手は頑張って日本語を使ってくれたというのに、かくいう私は真っ白になる頭の片隅で、一言でも下手に英語を使ったらヘンに期待させてしまうかも!という考えが過ぎったりもして、完全なる日本語対応で、PleaseとかSorryなどもなく、ただただ「申し訳ございません」な上に「少々お待ち下さい」と強引に先輩に代わる始末……(遠い目)

萌え目的のみで詣でましたが、まさかこんな形で鋭く現実を突き付けられるとは恐るべし生田!さすがはちもとの対決の場所だけありますねぇぇぇ
遅ればせながら、もぞねーさんよりいただいたバトン回答を…

1.実家?独り暮らし?

実家です。

2.部屋に写真はありますか?

飾ったりはしてないですねぇ…。アルバムならありますけど。

3.壁に何かかかってる?

壁に穴を開けるのがイヤなので何もなく。
時計くらいは…と思いながらも、未だ目覚まし、ビデオ、PCで代用したままです。

4.ぬいぐるみはいますか?

いらっしゃますよ〜。

5.まんがはありますか?

所有する半数くらいが置いてあるでしょうか。残りは以前使っていた部屋に収納してます。
ちなみに大半は花ゆめ系作品で、少年マンガとかファンタジー系は実はあんまり持ってなかったり。
ひょっとすると“サホ”っぽさに乏しいという印象のラインナップかも。

6.部屋にある機械は?

TV、ビデオ、ノートパソコン、PS2、MDコンポ、エアコン、ファンヒーター。夏は扇風機。

7.部屋で、これだけは人に負けない!てゆうのは?

見事なまでの散乱っぷり…orz

8.寝るとき周りに必ず置くものは?

携帯、目覚まし、眼鏡などなど。

9.あなたの部屋は何畳ですか?

確か7・5畳だったような。

10.あなたの部屋は全体的に何色ですか?

白(壁紙)
緑(畳、カーテン、椅子、クッションetc)

11.あなたの部屋にはどんな家具がありますか?

机、本棚、キャスター付きの棚、ミニテーブル、鏡、あと、えっとなんていうのでしたっけ。パイプハンガー?など。
タンスは、ローチェストを押入れの中に入れ使用。

12.あなたの部屋で一番多いものは?

数的には間違いなく本というかマンガなのですけど、見た目には衣類が一番多く見えるかも…。

13.ポスターなど貼ってありますか?

せいぜいコルクボードにポストカード程度です。

14.あなたの部屋で一番目立つものは?

TV…と思いたいのですが、現実には、まだ半分しか入れ替えられてない服に違いなく…;;;
いつになったら冬の衣替えが完了出来るのでしょう……(遠い目)

15.部屋についてこだわりはありますか?

と、いうか、こだわりたいです…(切実)

16.部屋を教えてもらいたい人、9人を紹介して下さい。

その前にどなたか収納名人をご紹介下さいませ(泣)

***
私的にはコスメバトンとかのが、まだ少しは実のある回答が出来たかも。特に詳しくもないですが(苦笑)
ナンバーポータビリティー制度なんて何所吹く風。
先月、私はmovaからFOMAへと機種変更をいたしました。
思えば最初はJフォンだったんですが、社会人になると周囲が一挙にDoCoMoばかりとなりまして、まぁ今は田舎に住んでいるということもあり浮気もせずにきています。
FOMAということですが、通勤等で時間をとらない私は、携帯をウェブに繋ぐことがあまりありません。
携帯ゲームもやりません。いや、ドラクエ入っている機種ならば分かりませんが、基本的にゲームをするなら大画面か紙媒体で充分です。
つまり、movaはもう終わってしまうしかない運命なのでFOMAにしたという感じ。

機種変更するにあたって、実際どの機種にしようか悩みました。
私が心動かされるのは富士通製が多いのですが、どうも文字入力のレスポンスが私には遅く感じられるということで今回はパス。とても気になったデザインもあったのですが、これもまだ販売されてないということで除外。
そしてFを諦めると次に目がいくのがシャープ製。アクオス携帯ということで画質は問題なさそうですし、文字入力の辞書機能も素晴らしいですし、色々と自分好みにいじれますし、wmaに対応してますし――まぁネット上で騒がれている欠点はあるものの、私としてはこれかなぁと思っていましたが、面白味がタリナイということで結局はパス。
選んだのはソニーエリクソン製のミュージック携帯でした。
wmaには非対応であるものの、新型+小型なMP3プレイヤーを持っていない私には魅力的だったこと。
スケジュール管理が視覚的+直感的に出来ること。
外部メモリーがminiSDにもメモリースティックデュオにも対応していること。
――しかし、どうしてもデザインが好きになれず、購入までには少し時間を要してしまいました。
いや、これは「ウォークマン」なんだ、と思えば気にならないんですけど、携帯としては、ちょっと一世代古いauの機種っぽいなぁという…
でも、携帯を携帯電話以外の目的で使いこなせそう、というのは本当に楽しみです。
音質も、イヤホンを使えば驚くほど高品質(だと思う)
辞書もいっぱい用意してあるし、メールもサクサク打てちゃいます。
カメラ機能は…私の持っているデジカメがソニー製なので、まぁ見劣りしますが…携帯としては高性能過ぎるでしょうかね。

私の可愛い携帯の名はSO903i、カラーはソニックイエロー。
蛍光イエローとシルバーのコントラストがチョイ派手なミュージックプレイヤーです☆
4月から朝の勤務開始時間が30分繰り上がるそうで、場合によっては4時台に起床しなくてはならなくなってしまいました。
皆様も感付いておられるでしょうが、私は夜型人間です。夜勤で家に帰ったら、朝の4時までは起きているお馬鹿さんです。
夜勤→早番のコンボを乗り切れるのか、すでに今から憂鬱…ちなみに、夜勤は午前様になる率が高いので、案外「仮眠を取る」と考えると、実はスムーズに乗り切れるのかもしれない、なんていうポジティブシンキング(涙)
私に今一番欲しいのは体力です。

さて。
先日、大エルミタージュ展を見に行く機会に恵まれまして行ってきました。
美術館に足を運ぶのなんて何年ぶりでしょうか。たしか前回はナポレオン展でした。はて、その頃は妊娠してたかしら…
それはともかく。
この美術展は、これまで私が見に行ったものとは微妙に趣が違っていました。
まず、絵は作者ごとではなくテーマごと。
それぞれの作品には、エルミタージュ美術館の方による「絵画鑑賞におけるポイント」が添えられていて、絵に造形なんて深くない私にとってもなかなか勉強になりました。
例えば、印象派の作品については、「灰色を使用するということは画家や絵においての自殺行為だとみなしている(もぞの意訳)」という一文が添えられていて、思わぬ発見をさせてもらったり。
あとは、その絵に描かれている建物や風景が「現実か空想か」ということに言及していたり。何となく宮崎駿監督を思い浮かべました。
とにかく、絵を見る+感じる+頭を働かせる+思いをはせる、という作業をずっと繰り返しておりました。
飽きなくて、そして楽しい。

いや、感性で絵を鑑賞できる目があるといいんですけどね(苦笑)
時代背景なり作者の生い立ちなりのデータを看過できないヲタ属性の強い自分に少し笑ってしまいました。
そのうちおじさんみたいに蘊蓄語り出すんじゃないか、と思うと怖い今日この頃。
あけましたね!
どうぞ今年もよろしくお願いします〜。

ではでは、もぞさんからのロープレバトンですよ。

●あなたの名前は  
にらです。
●レベルとヒットポイントは
レベル:3
ヒットポイント:30
●主な武器は
ボールペン。
●武装は
エプロン。
●得意技は
適当。
●あなたは魔法…使えますか
微妙な「…」にはどんな意味が…?
魔法…混乱かな。
●今ウソつきましたね?
何故?
●使ってみたい魔法を教えて下さい
プロテスとか防御系魔法。あと、ヘイスト。
●秘技、奥義を教えて下さい
忘却。
●次のレベルまでどれくらいですか
次のレベルになるとクラスチェンジでもできるのかしら。
●あなたはヒロイン、ヒーローですか、それを取り巻くサブキャラですか
ガヤです。
●メインと答えた方、ヒロインには黒髪率が高いらしいですが…あなたは黒ですか
メインとは答えてないですが、現在はアッシュ系の茶です。ショートにしたのでよりヒロインからは遠い。
●サブと答えた方、サブキャラの中に喋る動物が居る事が多い事についてどう思いますか
猫耳。うさ耳。いいじゃないですか!
●こいつは倒せない!…そのモンスターの名前は
邪念もんもん。
一番の敵は自分ということで。煩悩には勝てませんなぁ。
●あなたがモンスターに!どんなモンスター?
あ…フライング↑
えーと、モルボルみたいな感じで。
●犬、猫、馬、牛、山羊・・・淋しくて険しい旅の癒しにしたいのは
馬。
●早くレベルアップするといいですね
クラスチェンジできるなら、ブログ職人になりたいです。
●あなたの信頼するパーティ五人にバトンを回し、その五人が愛用していそうな武器を教えて下さい
とめ。
 ライブドアだったかヤフーだったか、あの有名なムンクの「叫び」であるが、それが盗難された際、致命的な損傷を受けており、専門家によっても修復は困難とのニュースがあった。絵画の道を志した方なら悲報として受け取られたことだろうが、ぬりかべとしては「何それ」と思ってしまった。

 文章でも音楽でも、オリジナルの原稿とか楽譜というのは、作品に対する推敲の経緯が記された第一級の歴史資料ということから非常に価値が高い。マーケットに出た際にも相応の値段がつけられることが多い。
 しかし、ベートーベンの筆の入った楽譜もせいぜい億という価値がつくぐらいで、絵画とは到底比較にならない低い金額である。絵画は、ゴッホのひまわりで58億円、ピカソのパイプを持つ少年で150億円、建造物や地跡などちょっと値段がつけられない芸術もあるが、コンパクトで移動可能な作品のなかで、絵画の金額の高さは特に際だっている。恐らく、ムンクの叫びも数十億の値が最低でもつけられる作品だ。これらは本当に馬鹿げたことであるとぬりかべは思う。

 言うまでもなく、文章はコピーできる。
 芸術的な価値が高いと言われる文学作品の多くを、僕らは小遣い程度出せば簡単に手に入れることができる。音楽もそう、CD一枚買えば、いつでもどこでも好きなときに好きな場所で、僕らはオリジナルと遜色ない音楽の芸術を味わうことが出来る。文章を作者の書いた生原稿でなければ、音楽を当時の作曲家の生演奏でなければ、感動を味わえないと言うのは愚かなことだろう。しかし、絵画はそうではない。
 面白いことに、絵画は複製品を激しく差別する。オリジナルの価値ほどには複製品の芸術性を認めようとしない。絵画の感動は、オリジナルからしか味わうことが出来ず、複製品からは感動の波はもたらされない、そういうことに、どうもなっている。

 これは虚実であるとぬりかべは思う。しかも相当、タチの悪い虚実だと思う。

 巧妙に複製された絵画は、印刷された文章や楽譜と同様、人々の視覚神経に与える影響は同じだ。それがオリジナルしか人々を感動させないと言うのは、迷信にほかならないと考える。ぬりかべは絵画を見る才能は全くないが、作者の意図を正確に理解した上で、同様の材料で同様の技法で正確に模写した作品が、認められないのはどうも納得がいかない。歴史資料としてはともかく、芸術的な価値としては同等に近いはずだと確信する。
 どうして絵画は複製の価値を認めないのだろうか。それは芸術が人々に伝播することを否定することだ。その時代、その瞬間に、文章や音楽と同様に、絵画も革新的な役割を担い、人々に感動を与えてきた。既存の価値観を打ち壊し、新しい価値観を提供することが芸術ではないのだろうか。

 冒頭の話に戻るが、ムンクの「叫び」が失われたからと言って、叫びがこの世に与えた偉大な業績や影響が、過去に遡って消えるわけではない。さらに、叫びの芸術が失われたわけではない。叫びの複製や模倣は、数え切れないほど、この世に残っているのである。第1級の歴史資料が失われたことは悲しむべきだが、芸術が損なわれたわけでは全くない。まるで、芸術が損なわれたように、ムンクが消滅したように語るのは、絵画の虚実や迷信を信仰している人達だけではないだろうか。

 ちなみに、絵画の造詣の深い人のために、贋作と真作を見分けるサイト。
 http://reverent.org/true_art_or_fake_art.html
端々で呟いてますけど、わたくし、限りなくゲームセンスも低ければ、本当はそれ以前のレベルの話。こうしてゲーム作品で二次創作しているのが不思議なほど、実際、ぬるゲーマーと言うことすらもおこがましいくらいでして。。。
と、いうのも、もともと我が家はゲーム禁止だったので、小学生の頃、友人の家で遊んだくらいしかなく。そんなサホが本格的(?)ゲーム解禁に至ったのも、実は純粋な意味で「ゲームを楽しみたい!」というものではなかったのです。
その理由は、好きなアーティストのため。ただ、それだけのためにPS購入に踏み切ったのでした。
ジャンル的には何になるのでしょうねぇ。宝探しみたく音を集めてPVゲット☆みたいな、そういう内容なのですが、当時、ファンとして、それは買わなきゃダメだろうという妙な使命感に捕らわれ、親に頼み込んで何とかPS購入の許しは貰えたものの、それが初PS&3D体験だったせいか、開始ほんの10分くらいで画面に酔って中断という体たらく(苦笑)

そうして、ついにゲーム解禁となったものの、その後、私が購入したもの言えば、基本的には所謂メディアミックス系なものがほとんど(ほとんど、などと言ったところで数は知れてますが)。
作り的には、それらとは比べ物にならないGPMでしたけど、これも私にとってはアニメがきっかけでしたし、式神はその延長、遙かも私にはコミックス&アニメが先行で。
「ゲーム」として楽しむために自分で購入したのは、FF4、ラングリッサー?くらいのような…。いえ、ラングリッサーは家族所有の?、?をプレイしてハマったので、?くらいは自分で買おうということになっただけでしたしね。
それ以外は借り物でプレイするくらいでしたが、それでも、純然たるゲーム作品としてプレイしたものといえば、思い出せる範囲では、そのラングリッサーシリーズ、ときメモシリーズ(GSではなく)、メタルギアソリッド2、悪魔城ドラキュラ(の何か忘れましたけど)、マリーのアトリエ、サモンナイト3、スターオーシャン2くらい。これらは何とか1周以上はプレイしましたが、三国無双なんかは肉まん?求めて彷徨うのみで挫折しましたし、SRWとかFF10などは直接的には全く付き合いのない方から又貸ししてもらっているにも関わらず、いつまで経ってもクリア出来ず。。。
SRWは確かハマーンを仲間にし損ねたとか、とにかく最萌えクワトロに関するシナリオで失敗して躓いてしまい…。クリアするだけなら、そのままでも進められるのですけど、それじゃあ私の気が済まず(苦笑)で、最初からやり直そうかと迷いながら随分と長らく放置しているうちに、ついには頂いてしまいました…。。。
で、今現在、何よりFF10、10−2を優先すべきところですが、10のラスト目前のダンジョン?で行き詰ったまま、もう2年以上も借りっぱなしという…;;;
本来なら遙かなどに手を出す前にクリアすべきだとは理性では重々承知なのですけども…。

話が逸れてきましたけど、そんなこんなで、ゲームってやり込む時は勢いでかなりやり込むのですが、ゲームで遊ぶという習慣が根付いてないのか、ちょっとでも時間を置いてしまうと、たとえ、どんなに余暇があっても、積極的にゲームに触れ合おうという意識が働かないらしく…。
社会人になってからは、ますますその傾向が顕著になり…というか、私、趣味と仕事の両立が超下手なようで、マジメな(?)社会人であればあるほど、特に繁忙期というわけでなくとも、ゲームはおろか、そもそも萌え自体と疎遠な、ほぼ無趣味状態に近い生活パターンに一変してしまうのですよねー…。。。
なので、今年も、まともにプレイしたのは3月末に発売された迷宮が初めてでしたし、そのフルコンプ後はやっぱり、ほとんど触ることがなく。その後、思い出したように遙か3をMIXJOYではじめからリプレイしてみたものの、セリフ確認のために10分程度起動させたことを除けば、前回起動時からもう数ヶ月と余裕で空いてしまってますよ…はは。

と、まぁ、1年のうちに私がゲームに触れる時間はほんっと、ごくごく限られたもの。
そんな私にとってゲームというのは、例えばFFとかドラクエみたいな王道RPGなんかまさにそうですけど、興味はあれども、どうにもハードルが高く感じられ、なかなか踏み出せず…。
ある意味、メディアミックスな糞ゲーといわれるものである方が、もともと感じている萌えの勢い任せで手出ししやすく、また、その難易度の低さ故に最後まで出来ることが多い(?)のですが、それこそ遙か3みたいな内容的にもさくさく進めて、セーブ・ロードも楽なものを経験してしまうと、楽勝クリアかと思えた「鋼鉄のガールフレンド2」すらも、イマイチな操作性にほんの序盤でもう頓挫…。で、そのまま放置していたら廉価版発売でかなり痛恨な思いをし、もう同じ轍は踏むまい!…と思っていたら、嗚呼、今度は八葉抄ベスト版だなんて…orz

けれど、こうして、ゲーム作品で二次創作の世界にも足を踏み入れたわけですし、そんな短期集中型(?)ではなく、もっと、コンスタントに楽しむというプレイスタイルを確立して、萌えレベルも上げたいなぁ、というのが目下の課題。
そう、萌えがあればこそ、こんな私でも気合と根性で、GPM1周目からSランククリアなど実現出来たのでしょうしね(笑)同じエヴァゲーでも、エヴァ2はアルファ作品だけあってか難易度もこれまでにプレイしたエヴァゲーの中で最高でしたけど、辛うじて何周かはクリアしましたし。戦闘モードは、それこそ身体ごとコントローラー操作してしまうほど、かーなーりー必死でしたが(苦笑)
きっと、萌えさえ維持できれば、今の環境でも、余暇がゼロではない限り、ゲーム時間は多少なりとも捻出出来るはずで。それが出来れば、むしろ、萌えすぎて、次の日の仕事に支障が出てしまう危険性の方が高いに違いなく(笑)
ええ、今、手元にある舞一夜&コルダこそは、決して未クリアのまま、またそんなベスト版&更なる廉価版発売などという憂き目には遭わないと誓いつつ、それには、まず、この渦巻く萌えを何とか消化させたいところ。せっかく、寝ても覚めても…というのも過言でないくらいの萌えっぷりですしね。いやもう、ほんと、あれこれと妄想するあまり、無性に迷宮がリプレイしたくなってきた今日この頃です…って、あれ?迷宮?(笑)
ともあれ、未だ開封すらせず、まさに完全封印状態の舞一夜&コルダですが年内には解禁が果たせるように努めたいものです。
…と、そしてまた遠のくFF10……
もぞねーさんよりバトンをいただきました♪
――が、RPG、ジャンル的には好きなのですけど、ロクにプレイ経験がないので、さっくりというか、愛想なしなあっさり回答になること必至という……;;;

●あなたの名前は  
サホ
●レベルとヒットポイントは
レベル:2
ヒットポイント:22
ねーさんの後を気ままに付いてゆくばかりで、早く追いつこうとかいう気概には欠けているようで(ええー;)
●主な武器は
昏黒の香炉(笑)
●武装は
仮面マントに手袋ブーツだと完璧。
●得意技は
祈り。
●あなたは魔法…使えますか
補助魔法が僅かに。
●今ウソつきましたね?
そうして、主に妄想方面で何か発揮出来ればなぁという心に偽りはなく(笑)
●使ってみたい魔法を教えて下さい
召喚魔法。
常時、萌え神様を召喚出来れば…!!!
●秘技、奥義を教えて下さい
相手の鼓膜を劈く(……)
●次のレベルまでどれくらいですか
ex108
●あなたはヒロイン、ヒーローですか、それを取り巻くサブキャラですか
サブキャラ。
●メインと答えた方、ヒロインには黒髪率が高いらしいですが…あなたは黒ですか
●サブと答えた方、サブキャラの中に喋る動物が居る事が多い事についてどう思いますか
ノープロブレム。
毛並みふさふさな仲間がいると嬉しいのです。空も飛べると尚良し。
●こいつは倒せない!…そのモンスターの名前は
水虎@遙か3
黒い翼の最強シュヴァリエ@血+
倒す/倒せない以前に倒したくなく。
●あなたがモンスターに!どんなモンスター?
憧れは女吸血鬼とか雪女。
けれど、現実はきっと妖怪人間ベラ似の笑い女……orz
●犬、猫、馬、牛、山羊…淋しくて険しい旅の癒しにしたいのは
癒し、ですか。
旅の供なら、馬>犬>猫≧牛≧山羊ですけど、
癒しなら、犬>猫>馬>山羊>牛かも?
●早くレベルアップするといいですね
そう願いたいものですが、煩悩ばかりが深まり、ままならぬ模様。
●あなたの信頼するパーティ五人にバトンを回し、その五人が愛用していそうな武器を教えて下さい
仲間探しはこれからということで……
えっと、酒場にでも行けば、誰か見つかるのでしょうか…???

***

ひー、ほんと、つまらなくてごめんなさいぃぃぃ

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