無個性が素晴らしいに決まっているというエッセイ 担当:ぬりかべ
2004年7月22日個性がある方がいいと教えられて育ってきた。
でもそれは大嘘だと思う。個性なんかない方がいいに決まっている。
個性は辛い。
学校にいなかっただろうか。ひとり浮いていて迷惑な奴が。
職場にいないだろうか。迷惑がられて嫌われている人が。
きっとその人たちは個性的な人達だろう。そのなかに、あなたは入ってないだろうか。あなたは個性的ではないだろうか。人から嫌われてないだろうか。
個性があったがために、人と違ったことをしていないだろうか。
個性があったがために、言わなくてもいいことを言って不興を買ったことはないだろうか。個性があれば素晴らしいなどとどうして言えるのだろう。個性があると、人と同じポイントで笑えないのだ。人と同じラインに立つことはできないのだ。こんな自分はいらない、そう叫びたくなったことはないだろうか。
個性は悲しい。個性は人を孤独にする。
あなたは孤独が辛くないだろうか。
大抵、個性は人を不快にさせる。不安にもさせてしまう。
そうとわかっていながら、言わずにはおれない。行動せずにはおれない。
執拗にこだわってしまう。人を傷付けてしまう。
それが個性。
人と違ったことをして喜ぶ自分。ひとり悦に入ってしまう自分。
とても醜い。
しかし、どうしようもない。
麻薬のような中毒症状。それが個性にはある。
個性に乗っ取られ発言するとき、行動するとき、至高の幸福感を味わうことができるはずだ。一度味わえば、また味わいたくて、同じ行動をするはずだ。やめることはできない。その快楽だけが孤独を癒してくれる。例え、人が傷つくとわかっても。自分が損するとわかっていても。
一時の快楽のために、個性に身を任せ、他者と自分を傷付けるのだ。
個性は人を掴んで放すことはない。多分、一生。
無個性な僕は、今日も個性的なにらともぞにいぢめられている。
でもそれは大嘘だと思う。個性なんかない方がいいに決まっている。
個性は辛い。
学校にいなかっただろうか。ひとり浮いていて迷惑な奴が。
職場にいないだろうか。迷惑がられて嫌われている人が。
きっとその人たちは個性的な人達だろう。そのなかに、あなたは入ってないだろうか。あなたは個性的ではないだろうか。人から嫌われてないだろうか。
個性があったがために、人と違ったことをしていないだろうか。
個性があったがために、言わなくてもいいことを言って不興を買ったことはないだろうか。個性があれば素晴らしいなどとどうして言えるのだろう。個性があると、人と同じポイントで笑えないのだ。人と同じラインに立つことはできないのだ。こんな自分はいらない、そう叫びたくなったことはないだろうか。
個性は悲しい。個性は人を孤独にする。
あなたは孤独が辛くないだろうか。
大抵、個性は人を不快にさせる。不安にもさせてしまう。
そうとわかっていながら、言わずにはおれない。行動せずにはおれない。
執拗にこだわってしまう。人を傷付けてしまう。
それが個性。
人と違ったことをして喜ぶ自分。ひとり悦に入ってしまう自分。
とても醜い。
しかし、どうしようもない。
麻薬のような中毒症状。それが個性にはある。
個性に乗っ取られ発言するとき、行動するとき、至高の幸福感を味わうことができるはずだ。一度味わえば、また味わいたくて、同じ行動をするはずだ。やめることはできない。その快楽だけが孤独を癒してくれる。例え、人が傷つくとわかっても。自分が損するとわかっていても。
一時の快楽のために、個性に身を任せ、他者と自分を傷付けるのだ。
個性は人を掴んで放すことはない。多分、一生。
無個性な僕は、今日も個性的なにらともぞにいぢめられている。
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