昨日、神社にまつわる情けない話をしましたが、
そういえば、以前、仕事である人に電話をかけたら神社に繋がって。
かけ間違えましたとお詫びして慌てて切ったのですが、
先輩に「その人の家、神社だよ」と教えられ、
すぐにかけ直すことが出来なかったことがありました。
まさかご実家が神社だなんて思いもしなくて…。

そんなこんなで(?)今回は間違い電話のお話。

我が家には時々間違い電話がかかってきます。
それはどこのご家庭でもあることだと思いますが、
我が家の場合、間違われるのは主に二つ。

一つは郵便局へのかけ間違い。
普通に「○○(うちの名字)です」と電話に出ると、
窓口担当員が名乗っていると勘違いされることが多くて。
それでも我が家が一般家庭だと分かると、当然、向こうも電話を切るわけですが、
時には、また同じ人が、また我が家にかけてくるのです。
仕舞いには「郵便局じゃないのかっ?!」と、逆ギレされちゃうことも。
間違われて、うちも迷惑してるんですけど……。
郵便局だからか、相手はお年寄りが多いのですが、
そこの郵便局の番号を調べると我が家の番号ととても似ていて、かけ間違うのも納得でした。

二つ目、それは某通販会社への間違い電話です。

最初はこれも郵便局と同じく、単なるかけ間違いだと思っていたのですが、
そこの会社の番号を調べると、確かに我が家と途中の番号が全く同じ。
けど、その番号、注文専用フリーダイヤル。「0120」で始まるのです。
それをごくごく一般回線にかけ間違うなんて余程のこと。
なのに、何度も間違われて…。

おかしく思い、NTTに問い合わせたら、
どうやら、電話回線の交換のポイントのどこかに不都合があり、
我が家に間違って繋がるのではないか、ということでした。
そこで、間違い電話がかかってきたら、相手の電話番号を訊いてほしい。
そこからどの辺りの地域の回線ポイントに異常があるかを調べたい――そう依頼されたのでした。

とはいっても今のご時世、間違い電話をかけてきた相手に、
いくらNTTから頼まれたと言っても、相手の電話番号はなかなか訊き出しづらくて。
しかも、先方としては、フリーダイヤルにかけたつもりが、一般回線、
それも大抵、市外電話にかかってしまってるわけです。
それでは、それなりに電話料金もかさむでしょうし。
自分のミスならともかく、間違っているのは電話回線の交換機。
なのに電話料金払わされるなんて、ちょっとお気の毒。
なら、さっさと切ってあげる方がいいよね、と言い訳するへたれサホ;

けれども、母はそんなのお構いなし。
ある時も、間違い電話相手にその事情を話すと、
先方の電話機、かけた番号が表示されるタイプだったらしく、
そこには間違いなく、その通販会社の注文専用フリーダイヤルの番号が示されているとのこと。
母と同じ年頃のおしゃべり好きなご婦人だったようで、
不思議なこともあるんですねぇ、本当にねぇ、などと割と長いこと話し込んでました(笑)

今ではネット注文が発達したこともあってか、その間違い電話も随分減ったのですが、
時々、特に真夜中、ワンコール分もあるかないかという、とても短い電話がかかることがあります。
これって、一瞬だけ我が家に回線が繋がれそうになって、すぐに正しい番号に繋がっているのでしょうか?
それとも、どこかの誰かの間違い電話? はたまた、いたずら電話?

何にせよ、真夜中の電話の音って心臓に悪くて。いつも良くない報せかと、ぎょっとしちゃうんですよね。
そう母に愚痴ると、サホが悪いと叱られます。
普通に寝てたら、そんな一瞬鳴ったか鳴らないかのコール音なんか気にならないでしょ、と…。

サホは眠りが浅いので、割と物音には敏感なのですけど
そうは言い返せない不規則生活者の立場の弱さ……。

皆様も電話のおかけ間違いにはご注意下さいね。

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