すでに生きててごめんなさい状態なんですが、「どこまではじけれるか見物だわ」と原さん口調でもぞから声援(?)をもらってしまったので、行き着くとこまで逝ってしまおうかと思います。

「×」、この記号の前にくるか、後ろにくるか、この位置の違いでご飯三杯はいけるかと思いきや、はたまた五寸釘を持ち出してみたり…

同人で避けては通れない道…それはカップリング論争。

やおい脳へと染め変えられつつあった私も、当然無縁でいられる訳がなく、気付いたときには日夜、悪友Aとかとどつき漫才をしつつ闘っておりました。

当時のネタは、『幽遊白書』。(完全版でましたね〜)

悪友Aはジャンプの発売日になると、朝からコンビニに走り、レジ前に積んであるジャンプを店員さんの目の前で立ち読みするという、ある意味肝の据わった(?)同人女でした。
とにかく彼女のパワーはすごかった。

ある日、やっぱりいつものように放課後、私が部室でまったりヲタ話に花を咲かせていると、悪友Aが言いました。

「『幽遊白書』にもやおいあるんだよ」
「え〜(←嫌そう。この時はまだ完全には染まっていない…が、すでに時間の問題<笑>)」
「カプはね〜、蔵馬×飛影とか」
「ちょっと待って。(飛影が受け〜!いくら背がちびちゃくても、あの性格だし目つき悪いし。確かに蔵馬は腹黒そうだが、飛影が大人しく組み伏せられるなんてありえないだろー←問題はそこではない。)嫌だよ。私は見ないからね」
「まあまあ、読んでみたらはまるから♪」

後は悪友Aの思う壺ですな。
蔵×飛論争から、飛×蔵→コエンマ×蔵→幽助×蔵→桐島×蔵へとネタは移っていき…
(あれ?おいおいこれっていつの間に蔵馬総受けだよ。そういや、豪鬼×蔵馬もあったっけね。どこまでマイナー志向だったんだろう…)

こうしてホモで一度破壊された私のアイデンティティは、やおいで再構築されていった訳です(だから、そんな大げさな話ではない;)。

思えば、幸か不幸か、わりと私は土壌に恵まれていました。

純、不純を問わず、マンガスキーな友人達。お互い自分が好きなジャンルにはめ、はめられ、楽しい学生時代でした(遠い目)

ある友人は、何故か体位まで懇切丁寧に解説している真面目な医学書(だからどこでそんなものを…)を貸してくれたことも。ありがとう友達(さらに遠い目)

ついでだから、とことんカミングアウト。

覚醒後(笑)、カプ論争だけでなく、幽白の妄想をマンガやSSにして書き散らしたりなどしたのも良い思い出です。
覚えている限りでは…コ×蔵、左京×コ(18禁)……
うわぁ、我ながらなんてマイナー路線。涙出そう…

で、現在はどうかというと、長いブランクがあったせいなのか、やおいカプでは食指が動かないです。読むのは平気なんですが、自分が書く側となると妄想が働かなくなってるのは不思議です。

ですが、流行が巡り巡ってくるように、私の中でも男女カプと男男カプ妄想が順番に巡ってくるかもしれません。
そのうち…瀬戸速とか書き出しちゃうかも…いや、やおいに入るとどうもマイナー系になる傾向があるので(笑)、中村×遠坂とか…

今、思うと幽白に萌えてたころが、一番パワーがあった気が致します。とにかく勢いだけはありました。
あの私の中での狂瀾怒涛の時代。完全版が出て…一区切り。。。今でもかわらず好きな作品です。

このサイトをもぞと一緒にやろうということになった当初は、二次創作にはタッチしないつもりでいたので、今のこのサイトの状況には自分でもびっくりしています。(もぞもびっくりでしょう)まさかまさか、イラストまで描くことになろうとは…

予想外づくしのごちゃサイトですが、自分達が楽しんで、できれば訪れて下さるお客様にも楽しんでもらえたらうれしいなぁと思います。

どうですか?楽しんでもらえてますか?

ふー、なんとかオチ(?)ついたよ。もぞ。

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