ゆにぽんにお越しの皆様は、少なくとも置いてあるコンテンツのどれかをお好きな方だと思うのですが、サホにとって、ファンサイト様にお邪魔することも、ましてや、その管理人の一員として迎え入れられる日が来ようなどとは夢にも思わないことでした。
と、いうのも、ROMっ子だからとか、それよりもっと以前のこと。実はわたくし、何かに「好き」と感じても、それを極めようとはなかなか思わないからです。それは萌えな世界(笑)に限らず、全く別ジャンル、様々な分野で興味のある物事全般においてでもありますが。

「萌え」の定義は人それぞれだと思いますが、サホ的には「萌え」は単なる「好き」以上のイメージでしょうか。似て非なるもの、何かしら特別な突き抜けた想いも入り混じるような、そんな感じ? 強いてたとえるなら、ちょっと違いますけど“Like”と“Love”の差異のようなもの??? 漠然とした感覚的すぎなもので自分でも上手く言えませんけど。
とにかく、私としましては、出来ることなら、たとえ好きは好きでもそれ以上「萌え」は認めたくはなくて、しばらく、その世界を楽しめれば満足――いえ、それで満足だと思うようにしている、と言った方が正しいですね。それ以上、深く突っ走ることを躊躇い、自らブレーキをかける――そんな楽しみ方をしていたのです。

それは、ビンボーだった学生時代は、趣味にお金がかけられず断念せざるを得なかったりだとか、社会人になり、それなりに自由になるお金が出来ても、前々回お話した理由だったり。
けれども、結局のところは、あまりひとつの世界にのめり込んでしまうことで、犠牲とまでは言わなくとも、他のことが後回しにされたり、横に置かれたりしそうな気がして。好きは好きでも嗜む程度で止めておくのが自分にはちょうど良いように思っていたのです。その世界しかなくなりそうな自分が怖かったからでもあるのでしょう。

それに、基本的には、ちょっぴり隠れオタクで通しているわけですが、仮に、家でひっそり孤独にその道の真髄まで突き進むにしても、そもそも、サホはかなりの笑い上戸な興奮体質であり、その声質というのがこれまた、とっても周囲に響き渡ってしまうものらしく!!(号泣)なので、私が何かにハマるというのは、家族に非常に嫌がられることでもあるのです。メジャーどころ(例えば芸能人だったりアスリートだったり)では家族相手に得々とその良さを語ったりもしますしね! まさに傍迷惑。そりゃ嫌がられますって;

そういうわけで、趣味は趣味として「ほどほど」に、冷静な自分を保っていたいのが私の意向…というか家族の願いでもあったわけですが、それを振り切ってまでも私を揺り動かしてしまったのがガンパレでした。
そして、それをきっかけに萌え世界へと旅立ってしまったのです(笑)そう、それまでは「萌え」という言葉は私の辞書にはあってはならぬ禁断の言葉でしたのに!(笑)
以前はメディアミックス作品でも、そのメインとなる媒体にしか手を出さないように極力己を戒めてましたし、ネットはそれこそキリがなくなるので厳禁でした。なのに、ガンパレ萌えを求め彷徨い(笑)気付けば、ファンサイトメンバーの端くれとして二次創作にまで手を出している自分がいるのですよ! 何たる変化!!

「好きこそ物の上手なれ」とは言いますが、上手になれるかどうかはさておき、もぞ・にらおねーさま指導教育、はたまた洗脳(!?)の賜物で、この解き放たれた今の萌え心に忠実な生活はほんと楽しくて(笑)最近では、萌え力活用技能のレベルも上がったようで、以前は、物語が好きでなければ特定のキャラにハマるということはほとんどなかったのですが、キャラ萌え優先技能までも獲得してしまいました!!(笑)果ては「萌え」という甘い麻薬のようなささやきに導かれ、わたくし的最後の禁断、ネオロマ世界への扉の解禁ももう目前の模様(笑)

そんなこんなで、サホにとっては今年は革命的な1年。ですが、本人はいつも、こっそりちょこっと興じている程度の隠れまにあ属性、最高レベル10だったら、せいぜいレベル3くらいのつもりでいますのに、不思議と周囲からは実際以上にディープに誤解されがちなのですよねぇ。なぜゆえ?
堅気世界(笑)の友人にも、同人世界を享受している友人にも、私は同人活動しているとか、イベントには勇んで馳せ参じているものと(←それもコスプレ付きで)思われていたり。どちらも無縁で、マンガ喫茶にも行ったことないよと答えたら仰天されましたっけ。
本(マンガ含む)もアニメもゲームも「嗜む」程度ならば割と幅広いジャンル何でもござれ状態でしたし、同人話も面白く聞いていたからでしょうか。

なので、ひょっとしたら、周りからすると、これは革新的出来事とは微塵すらも思われないかも? というか、疑いの目を向けられそう?! もしくは「よっぽど無自覚だったのね」とばかりに白い目で見られるとか(苦笑)
思い返せば「嗜む」とか「ほどほど」という割には、こうして妄想逞しく二次創作に着手した以外は、興奮度合いは今と以前ではさして変わりないような気も無きにしも非ず…。そう、ただそこに「萌え」という言葉が使われなかっただけで…。かの職場にいた期間ですら、激減はしてましたけど、完全に隔絶されていたわけではなかったですし。。。
……詰まるところ、それまでの私は、よくある、恋を恋とは認めたくないだけ、というものと同じだったのでしょうか。あはは〜;

ともあれ、来年は酉年ですしね。心ゆくままに、ますます萌え世界へと羽ばたきたいものです(笑)
皆様も更なるステキ世界と多くめぐりあって下さいね。
それでは良いお年を。来年も宜しくお願い申し上げますvvv

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