WJ 担当:サホ

2005年7月15日
私がまだ小学校低学年だった頃。
初めて毎号購読したのは「りぼん」でしたが、マンガ雑誌として初めて買ってもらったのは「りぼん」ではなく、週刊少年ジャンプだった気がします。と、いうのも、「りぼん」より1冊辺りの単価が安い分、スーパーの雑誌コーナーでねだって買ってもらえる率が高かったから(笑)
けれど、WJ作品って、今もですけど、当時もアニメ化されているのが多くて、途中から読む分には「りぼん」より馴染みやすかったり。

男兄弟がいて、近所も男の子の方が圧倒的に多かったせいか、いろいろWJ作品のアニメを見ていましたが、その当時、まだ原作コミックスを集めるということはなく。
その後もWJ系アニメはよく見てましたけど、コミックスを買うのはほとんどが少女マンガ、という月日を長らく過ごし、ようやく初めて購入に至ったのは「SLAM DUNK」。
これはクラスメイトに貸してもらったのがきっかけでした。その日、ちょうど、歯医者に予約を入れてまして、待合室で暇つぶしにその1巻を読んだのですが、静かなクラシック音楽が流れる中、体育館でのゴリ先輩との対決シーンに吹き出してしまった記憶が今もとっても鮮明…(苦笑)
で、すっかりやられてしまって、とうとうジャンプコミックス解禁と相成ったのでした。

そう、実は読みはしても、それまでWJ作品を買わなかったのは、アニメ化もしていたような人気作品って、どれもこれも私のお小遣いで買うには、あまりにも無謀かと思われるような巻数でして…。なので、読むには読んでいましたが、人から借りるか、古本で買う(それも途中の巻だけとか;)という手段で我慢し続けていたのです(苦笑)。

WJ作品解禁後のある日、猛烈な腹痛で緊急入院した私(と、いっても、結局、原因不明で、とりあえず1泊だけで退院したのですが)。
その時、薬が効いてきたのをこれ幸いにと、点滴をカラカラ引きずりつつ談話コーナーみたいなところへ出歩き、そこで見つけたのがWJ。
なんで、こんなところにWJが!? 
思わず目が点になるサホ。そこは少年マンガとは疎遠だろうという病棟でして、他にあったのは女性週刊誌ばかり(それも読者年齢層高めの)。そりゃもう1冊だけ浮きまくり!(笑)
で、思わず手に取って読んだのですが、その時、ちょうど新連載だった作品が、絵柄といい、内容といい、なかなか好みで。何より、やっぱり、いきなり入院となって、かなりナーバスになっていたので、そこでちょっとリラックス出来たというか。
なので、単行本化されると、「あの時はありがとう」的意味も込めて速攻ゲット。そんな“癒し”に一役買ってくれた作品は「るろうに剣心」。
この作品もアニメ放映されていましたし(しかもゴールデンタイムで)、私が基本TVっ子なのを知っている人からは、きっと、ハマったきっかけはアニメだろうと思われていそうですが、そんなちょっぴり思い出深い出合いだったのでした。
しかも、思えば、初回から本誌でチェックしたWJ作品って、今現在、このるろ剣だけなんですよね(と、言いながら、全巻揃え、今はもう手元になかったりしますが;)。

さてさて、WJ作品って人気作品は必然的に長編になり(笑)、そこそこの巻数で終了するのは、ぶっちゃけ打ち切り……。…「BASTARD!!」などはいつ終わってくれるのかも分かりませんけど…(遠い目)
と、いうことで、スラダン、るろ剣と、長編作品の連載終了後、再びWJコミックス封印という流れになること数年。2度目の解禁作品は「銀魂」でした。ええ、まさにもぞ・にらねーさん影響ですとも!(笑)
けど「銀魂」は、まだ連載開始して間もなかったので、敷居が低いというか、結構気軽に解禁出来まして。しかも、あれ? 一番WJ作品を読んでいた頃でもやらなかったというのに、気が付けば、本誌立ち読みまでしてますよ?(笑)
それでも、「銀魂」以外の作品はスルー…のところが、どうせ立ち読みするならついでに、というノリで「BLEACH」も読み始め…。
実は、さすがにそこまでハマることはなかろう、ということで鰤アニメを見始めましたので、本誌でもチェックするとは言っても、所詮は銀魂のついで。ほんっと、かーなーりー斜め読みだったのですが、それが今では……本当に萌え人生とはどう転ぶか分からないものです。あはは。

萌え作品2つもとなれば、ほんと、毎号、読むのが楽しみで、最近は欄外の情報なんかも漏らさないほどの熱の入れようですが、自宅の近くには大学があり、しかも場所はというと結構、辺境地。
ということで、必然的に(?)近所のコンビニで立ち読み可能なのは基本的に月曜のみ。気合を入れて発売日にコンビニへと馳せ参じる今日この頃ですが、先日など、群がりすぎな学生のおにーちゃんの数に、WJを手に取るどころか、わたくし、雑誌コーナーにすらも辿り着けず、結局、別の店へと放浪するハメに……。そこまで頑張るなら、いっそ、本誌購入した方が楽なんじゃない?と指摘されたり…。
でも、2作品だけのために本誌を毎号購入…。単行本では「DETH NOTE」も読んでいるので、それも入れたら3つですけど。(ちなみにデスノはじっくり読みたいかなぁということで、立ち読みは我慢中)。
購読すれば、笑いを必死で噛み殺すなんて苦労ともお別れ出来ますけど…。うーん。。。

WJ購入そのものに悩むというよりは、本誌を買ってしまったら、きっと、他の作品にも目を通してしまうことでしょう。と、なると、封印したままの作品もこれまた一気に衝動買い!なんてことになりそうなところで激しい葛藤が…。特に「NARUTO」と「アイシールド21」がとってもキケンそう!!

「NARUTO」は子供の頃から忍者モノが好きなので、私の中ではずっと「BLEACH」よりも、レッドゾーン認定されてましたし、「アイシールド21」はアメフトモノなのだそうで。アメフトって、私の中で、以前から、ルールさえ覚えられたら好きになりそうNO.1の競技。
どちらも、目にしてしまったら、多分、かなり萌えてしまいそうな予感がひしひしで、アニメも自戒して避けて通っているんですよね。
しかも、その「ルールを覚えたいスポーツ」ですが、次点はテニス。ということは、「テニスの王子様」も、キャラ萌えを抜きにしても、読み出したら結構来そうかも…。
うぅ、でも、どれも、もうかなり巻数進んでますよ? しかもすべてアニメ化してますよ?ゲームなんかも出てたりするんですよね、確か…。そこまでやられてしまったら、私、萌えつきて灰になるに違いありません!! 

そう考えると、やはり本誌購読は見送るのが無難かなぁ…と。そうして、月曜がやってくるたびに「いざ出陣」な気分でコンビニへと立ち向かうサホ。
コンビニよりビデオ屋とか言いながら、近くにコンビニがなければ、やっぱり、それはそれで泣いてそうです。

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