愚痴 担当:もぞ
2005年8月6日私は愚痴を言われても別に深刻に聞かないのですが、だからといって愚痴を聞くのが嫌いというわけでもありません。
胸の内にある積もり積もった鬱屈を大袈裟に口にすることで少しでもラクになるのなら、そうすることで気分がリセットされるなら、言った方がいいと私は思ってます。
ただ、愚痴を口にする時に注意しなくてはならないことがあるみたいです。
発言者は自分の発言が「ストレス発散の為」でしかないことを相手にも分からせてあげなくてはなりません。
職場の飲み会での話。
とある居酒屋に行ったところ、偶然に職場のアルバイトさんの叔母さんなる人が飲んでいたそうな。
アルバイトさんの姿をみた彼女は強引に職場の飲み会に合流したうえ、とんでもないことを話し始めます。
「おたくの会社にAさんっているわよね、その人、私の友達なのよ」
ちなみにアルバイトさんたち御一行はAさんとは別の部署なので、まったく話についていけません。
「Aさんってとても優秀で素敵な人なのに、職場にいる変なオヤジから虐められているそうじゃない」
知らない人の話のために皆、曖昧な笑みを浮かべたそうな。
「仕事が遅いとか出来ないとか言って、そんなの分かるまで教えない方が悪いに決まってるわ。本当に最悪の職場よねっ」
「まぁ働いていれば色々なことがありますし…」
「そんなの、あんたたちより私たちの方が経験あるのよ、分かってるわよっ」
「仕事を教えないなんてことは…」
「何? あんた達、私たちが馬鹿だって言いたいのっ?!」
「そうじゃなくて…」
「愚痴が出るような職場なんて、ひどいわ、存続しちゃ駄目なのよ、そんな会社はっ。レベル低いのよっ」
一同黙りこくった後も彼女の演説は続き、結局店を出るまで離れてはくれなかったそうな。
で、翌日、不愉快な思いをした別部署の方々は、御丁寧にAさんが所属する私たちの部署に文句を言ってきたわけです。
それを聞いた私たちと言えば…
「…だって、Aさん自身が『私、覚えが悪いから余計なこと教えないでっ』って言って逃げてるじゃん」
という感想を抱いたわけで…
そりゃあ、自分の能力以上のことを求められ、それに応える気概が無い場合、とても働くのが辛いと思います。
上司からの評価は下がるだろうし、愚痴も言いたくなるでしょう。
しかし、言う相手の性格をきちんと考えておかないと、結局ますます自分の立場を悪くするだけなんですよね。
実際、Aさんの評判は只今下降まっしぐらです。
Aさんだって、まさかこんなことになると思って愚痴ったわけじゃないと思うんです。それを思えば本当に不幸だと同情もするんですが…なにせ、Aさんが仕事から逃げまくっているのは事実。
仕事量の少ない彼女の風当たりはただでさえ厳しいというのに、今回のことは追い打ちをかけてしまいました。
大切な友達だと思うなら、妙な義憤など抱かずに、その愚痴を胸の内にしまってあげることも大事なんだなぁと思った事件でした。
胸の内にある積もり積もった鬱屈を大袈裟に口にすることで少しでもラクになるのなら、そうすることで気分がリセットされるなら、言った方がいいと私は思ってます。
ただ、愚痴を口にする時に注意しなくてはならないことがあるみたいです。
発言者は自分の発言が「ストレス発散の為」でしかないことを相手にも分からせてあげなくてはなりません。
職場の飲み会での話。
とある居酒屋に行ったところ、偶然に職場のアルバイトさんの叔母さんなる人が飲んでいたそうな。
アルバイトさんの姿をみた彼女は強引に職場の飲み会に合流したうえ、とんでもないことを話し始めます。
「おたくの会社にAさんっているわよね、その人、私の友達なのよ」
ちなみにアルバイトさんたち御一行はAさんとは別の部署なので、まったく話についていけません。
「Aさんってとても優秀で素敵な人なのに、職場にいる変なオヤジから虐められているそうじゃない」
知らない人の話のために皆、曖昧な笑みを浮かべたそうな。
「仕事が遅いとか出来ないとか言って、そんなの分かるまで教えない方が悪いに決まってるわ。本当に最悪の職場よねっ」
「まぁ働いていれば色々なことがありますし…」
「そんなの、あんたたちより私たちの方が経験あるのよ、分かってるわよっ」
「仕事を教えないなんてことは…」
「何? あんた達、私たちが馬鹿だって言いたいのっ?!」
「そうじゃなくて…」
「愚痴が出るような職場なんて、ひどいわ、存続しちゃ駄目なのよ、そんな会社はっ。レベル低いのよっ」
一同黙りこくった後も彼女の演説は続き、結局店を出るまで離れてはくれなかったそうな。
で、翌日、不愉快な思いをした別部署の方々は、御丁寧にAさんが所属する私たちの部署に文句を言ってきたわけです。
それを聞いた私たちと言えば…
「…だって、Aさん自身が『私、覚えが悪いから余計なこと教えないでっ』って言って逃げてるじゃん」
という感想を抱いたわけで…
そりゃあ、自分の能力以上のことを求められ、それに応える気概が無い場合、とても働くのが辛いと思います。
上司からの評価は下がるだろうし、愚痴も言いたくなるでしょう。
しかし、言う相手の性格をきちんと考えておかないと、結局ますます自分の立場を悪くするだけなんですよね。
実際、Aさんの評判は只今下降まっしぐらです。
Aさんだって、まさかこんなことになると思って愚痴ったわけじゃないと思うんです。それを思えば本当に不幸だと同情もするんですが…なにせ、Aさんが仕事から逃げまくっているのは事実。
仕事量の少ない彼女の風当たりはただでさえ厳しいというのに、今回のことは追い打ちをかけてしまいました。
大切な友達だと思うなら、妙な義憤など抱かずに、その愚痴を胸の内にしまってあげることも大事なんだなぁと思った事件でした。
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