もぞさん来週激烈忙しい(はず)なので、週番自由帳始めちゃいます。
にらのスケジュールを考えると、今週中にもう一本とか書けないだろうから良いよね…

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萌え絵板にも書いたんですが、4月下旬、急に思い立って「遙か3」の裏SS(18禁とかいうやつ)を読むことにしました。
改まって言う事ではないんですが、私、これまで読んだことありませんでして、遙か3の裏SS。いや、ガンパレだって好きな管理人様の裏SSしか読んでいない体たらくぶりなんですけど…
まぁ何がきっかけかというとですね、4月中旬、ぬりかべが「望美に襲われる八葉+知盛の台詞〜」とか言ってスラスラと(えぇスラスラと)即興でコネタを披露してくれたワケですよ。
それが何とも当を得ていて、乙女として泣けてきたというか…あ、泣けてきたのは私に遙か3のコネタでさえも浮かばないという現状に、なんですけど。
エロパロと言わないでも、サホくらいに甘いのは書けないものかと(いや、そんな甘くないですが)
ぬりかべに対する微妙な敗北感を胸に、にらに訴えたんですよね。
「エロでも何でもいいから、遙か3のSS書きたいんだよっ」
「――エロでもいい、って意味がわかんないんですけどー。別にエロじゃなくてもいいっていうか、エロ書けないじゃない」
そう、過去の実績から言って、私には裏モノが書ける気がしない。ゆにぽんの裏窓は頂き物だけが格式高い裏モノで、ゆにぽんメンツの裏SSはそろそろ表に出すつもりでいるくらいHな要素が無いか表現が温い…うぅ。
だがしかし、ぬりかべの分際でエロコネタが出来るんだから、私にだって、いやネオロマスキーな乙女だからこそ出来る甘SSくらい書きたいわけよ、にらさん!!!
「エロ書きたいっていうのは、うーん、あれだね、意気込み」(駄目じゃん)
「ふぅーん」

気乗りしない彼女をよそに「まずはインプットよ〜☆」と言うことで、もぞの遙か3の裏SS漁りが始まったわけですが。

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「何か唐突なんだよね、設定が…」
再びにらに相談する私。
「いや、とても良く出来ているし、普通に面白いんだけれども、別に遙か3のキャラでしなくても良かったんじゃないかというか、むしろキャラ違うだろーっていうか…」
「仕方ないよぉ、だって細かく書いていったら何ページ書かなきゃならないと思ってるの?」
「なんかこう、恐ろしくて弁様とかちもとかの裏を読めないんだよね…だ、だって、九郎が青○だよ、見せつけちゃうんだよ」
「AVと一緒で、脈絡もなく突然すごいことしちゃうのが、裏SSなのよねぇ」
何ですか、その妙に達観した口調は。
「だ、だけどね、なんか望美がしおらしくて、そんなの望美じゃないっていうか(もぞイメージの望美は押し倒し系)」
「だーかーらー、重要なのはね、エロシーンなの。細かいところは考えちゃ駄目なの」
そーなんですかっ?
「…書けないよ、エロシーンなんて…」
「私も書けない書けない、お友達お友達」
「いっそ男同士の設定なら、実は書きやすかったりするのかな…」(末期症状)
「気のせい気のせい」
珍しくサクサクとにらに駄目出しされて意気消沈。
というかね、私が今までガンパレで読ませて頂いた裏SSが神だったことがよく分かってしまいました。さすがジャンルがニッチというか、上手すぎるんだよ、ガンパレの管理人様たちって…
こうして遙か3の裏SSインプット作戦は一日で終わってしまったんですが…

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ここに来て、九郎の青○裏SSが舞速変換されて心苦しい今日この頃なのです。
九郎→舞(共通項はツンデレか?)
望美→速水(誘受け?)
でも裏SS書く技能が私にはないので換骨奪胎されたあらすじパロディを御堪能ください。
舞速に耐性がない人、舞の性格が舞じゃないといやな人は回れみぎぃ。

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芝村主催のパーティーで命の危険に晒された芝村舞と速水厚志は、苦し紛れに「婚約」宣言をした。
しかし、舞をコマと見なす従兄弟殿は密かに二人を監視する。
ある日、道ばたで一方的に速水を怒鳴りつけていた舞は、自分たちの後をつける人影に気付く。
「まずい、速水、見られている」
「え…?」
「婚約が偽装であることが発覚してしまったかもしれない、軌道修正するぞ」
強引に速水の手を引き、舞は廃墟となったビルの一室に彼を連れ込む。
「私に合わせるがいい」
寸止めのキスをする二人。
しかしキス程度では納得しないのか人影は動かない。
軽く舌打ちし、舞は速水をにらみつけた。
「…これから私はそなたと唇を重ねるが…構わないか」
「うん…芝村とだったら、いいよ」
「…唇を重ねてしまったら、多分それだけでは済まないが、それでもいいのか」
「芝村こそ…」
「我らの命が懸かっている、私は本気だ」
舞は速水を押し倒し、己の制服のリボンをほどいた。
(中略)(えっちぃ内容です、補完してください)
速水が果てたのを見届けて、舞は再び背後を伺う。
そこにはまだ黒い影が…
「貴様…っまだそこにいるのかっ」
行為の全てを見てもなお監視し続ける人影に、さすがの舞も怒りをあらわにした。
隠し持っていたナイフを投げつける舞。
しかし…
「…何…?」
舞が人影と思っていたのはスーツの切れ端。
「………」
途端に羞恥心が湧いてくる。
速水はくすくす笑いながら舞を抱きしめる。
「珍しいね、勘違い…?」
「うっ…す、すまない…」
「エッチなこと、しなくても良かったんじゃない?」
「そ、それは…」
舞はしどろもどろになりながら、己のはしたないさまを思い浮かべ頭を抱える。
「…こ、こうなってしまった以上、婚約は本物だ、そなたは私のカダヤだ、いいなっ!」
喜んで、と微笑みながら、今度は速水が舞を押し倒すのであった。


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