緑陰の萌え参詣 後編 担当:サホ
2006年7月15日こうして、勝浦宿(笑)に向かったのですけど、そういえば、新宮の商店街でも、ここでも、スモモが山盛りで売られてるのですよ。時期を思えば不思議ではないのですけど、その量といい値段といい、もしや産地?私の中で和歌山というと梅とミカンの貧困イメージしかなかったのですが(今、調べたら全国2位だそう!)こんなことなら、わざわざ持ってくることなかったの?どうせなら、現地のもので完全再現し直すべき…!?けど、今、これを買ったとしても、この量は1泊旅行の道中では食べ切れない…orz
おのれー!な気分になりつつも、そこは夕方の勝浦の海辺。となると、自然と脳内で裏熊野のお別れシーンが再現されずにはいられぬ現金な私(笑)曇っていたので、夕焼けは望めない分、ムードはやや欠けてましたけど、その辺は妄想力で補完です。
泊まったホテルは自体は遙かとはもちろん無関係ですけど、港から船に乗っていくのですね。そこでちょっと、ヒノエに船に乗せてもらう的妄想が出来たり、あと、昨年夏に行った壇ノ浦の連絡船が思い出されたり。5分程度の乗船時間ですけど、なかなかに楽しいひとときで。
でもって、そこのホテルって敷地内に確か6つ温泉がありまして。有名なのは、お殿様が帰るのも忘れたという、洞窟の中にある露天風呂なのですけど、もう1つ別の洞窟温泉の名が「玄武洞」なのですよ。サホとしてはそここそがメイン風呂でしたけど(笑)、先にそのメジャーな方から攻略し、ついでにその横にあった温泉にも寄ったのですけど、これ以上はしごしたら湯あたりしそうかな…と。
で、玄武洞には翌朝入ったのですけど、規模は劣るものの、洞窟の向こうに広がる景色もこちらの方が私は好みかなぁ…。波音に耳を傾けつつ、それこそ玄武ということで、乙女に温泉を楽しむあっつん妄想(遙かのおまけマンガ影響ですね)と、先生の混浴な邪妄想が駆けめぐるのを抑えられない私。朝っぱらからまったく!そりゃ、のぼせても仕方ないですって(笑)
しかし、この雨、止むどころか、強くなってきてない…???
帰りの電車まで時間ありますし、ひとり頑張ってもう1度那智大社に行こうかな…いや、やっぱりあそこに連日は無理かなぁ。けど速玉なら平地だし――などと、妄想とは別に、温泉の中でまた性懲りもなく考えていたのですけど、こんな雨の中、あの階段なんか歩いたら絶対死ぬ!と言われ、それに反論出来ないほど、ほんっと、洒落にならないくらいの雨脚になってきまして。
TVをつけると、うわぁ、大雨警報出てますよ…。。。
時間は勿体ないですけど、まぁ、とりあえず、この目に焼き付けることは出来ましたし。のんびりお土産でも見てようということで折れる他なく。
そこのホテル、結構、売店も広くて、お土産選びも楽しく。ねーさんたちに最適なインパクトあるお菓子だったり(笑)普段なら味重視で選ぶところですけど、ぶっちゃけ熊野三山というパッケージだけで決めてしまいました。ポストカード代わりに。中身は二の次だった(え?)中身は、素朴な感じの焼き菓子なのですが「開運巻」ということで、ご利益あるといいな、と。少なくとも萌えは渦巻いてそう?とか(笑)個人的にはヒノエが懐に忍ばせてるといいかな、とか。見た目も唐菓子風かもしれないとか何とか。けれど、これ、同じものを自分用にも買うという考えが、家族用の品などを母と選んでいるうちにすっかり抜け落ちたようで、帰りの電車の中ではっと気付いて後悔したのですけど(苦笑)
いろいろ試食もしまくって(笑)それほど退屈せずに済んだのですけど、いつまでもそこで時間を潰せないですしね。少し雨が弱まったので、ひとまず駅まで出てみることにしたのですが、確かに雨はすこ〜しマシにはなっていたものの、突風に煽られ…!ぎゃー、折りたたみ傘がめくれそうなんですけどーーー!
まだ梅雨も明けてませんしね。雨に遭うことは覚悟の上で、勝浦で多少降られるくらいなら、いっそ、知盛との雨宿りイベントを思い浮かべて萌えていれば良いよ!と思っていたのですが(苦笑)
けれど、この台風並みの天候の下ではさすがにムリ!小雨だからこそ、しっとりした雰囲気にも酔えるというものですって。しかも、前日の疲れなのか、その暴風雨に気力が削がれたのか、旅前の身体の不調さがまた出てきたような…。うう、とりあえず、座りたい……。
と、駅のベンチでひとまず休憩することにしたのですが、そこって地元のタクシー運転手さんたちの休憩所でもあるようで。で、世間話ついでに、雨で電車運休中らしいと教えて下さったのですね。ええっ!?
駅員さんに確認すると、始発の特急からして、大幅に到着が遅れているとのこと。予定していた電車の時間までは、まだ2時間近くあったのですけど、その始発の電車に乗ってもらうことになります、とのこと。しかも、その電車自体、いつ来るか未定って、マジでーーー!!??
とりあえず駅まで、ということでホテルを後にしたものの、この雨じゃ、駅前をぶらつくだけで完全に濡れ鼠ですし。ここで待つしかないとなったのですけど、こんな風に駅で足止め喰らったのなんて人生において初めて。しかも、その乗るよう指定された電車情報がアナウンスされるたびに時間がズレ込み、体調の悪さも相俟って、私の機嫌は損なわれる一方。
イライラとしんどさのせいか、ベンチに座り込み、うとうとする中で、これって怨霊の仕業!?だから、足止めされてるのか――などと思い始める始末。場所も熊野ですしね!
そういえば、九郎さんも「一体、いつになれば…!」的に苛立ってたよなぁ…って、ん?そんなエピソードあったっけ???思い出せないけど、でも、きっとこういう状況に我慢ならないのは九郎さんに違いない…。そっか、私って九郎さんと似てるのか……?
などなど、冷静さを欠いているのか、妄想に逃げ込んで気を紛らわせたい心理が働いているのか定かではありませんが、そんなことが朦朧とした脳裏に浮かんでは消え…(苦笑)
目が覚めた時には身体も天気も少し良くなり、その間に摂った昼食のマグロの山かけ丼も即効だったのか、とりあえず私は復活。結局、駅では4時間ほど待たされ、ようやく乗れた電車も、行きに利用した特急とは違い、大阪で乗り換えなきゃならなかったり、停車駅がだいぶ多かったり。もちろん雨で速度落とした運転だったりもして、ほんっと時間がかかるばかりでしたけど、駅で少し居眠りしたせいか、行きほど電車の中で眠り込むこともなく、七夕こねただったり、他のねたも少し練れた感じ。
というか、思えば、私、今まで上げたねたって、ほとんどED後設定なので、これまでの萌えめぐりをねたに役立てたことってないんですよね(苦笑)
強いていえば、サホの初将望ねたは夏に上げたこともあり、熊野での再会前後かなと密かに設定してましたけど、文中にそういう描写があるわけではなく。
妄想中のねたはゲーム中設定のものの方が多いような気もしますが(けれど、一番身近で書きやすそうな京舞台のものは、あるようなないような…)、ここはやはり、裏熊野ねたを書くという野望を近いうちに実現させよう!と決意も新たにしてみたり。
そんなこんなで、1泊旅行の割に良くも悪くもほんっと印象深いものになりましたが、また、もっとゆっくりじっくり訪れたいものです。そう、次は車で!車だったら、1日で熊野三山すべて回れると思いますしねー。でもって、その時こそ、あのお菓子もGETしたいのでした(笑)
おのれー!な気分になりつつも、そこは夕方の勝浦の海辺。となると、自然と脳内で裏熊野のお別れシーンが再現されずにはいられぬ現金な私(笑)曇っていたので、夕焼けは望めない分、ムードはやや欠けてましたけど、その辺は妄想力で補完です。
泊まったホテルは自体は遙かとはもちろん無関係ですけど、港から船に乗っていくのですね。そこでちょっと、ヒノエに船に乗せてもらう的妄想が出来たり、あと、昨年夏に行った壇ノ浦の連絡船が思い出されたり。5分程度の乗船時間ですけど、なかなかに楽しいひとときで。
でもって、そこのホテルって敷地内に確か6つ温泉がありまして。有名なのは、お殿様が帰るのも忘れたという、洞窟の中にある露天風呂なのですけど、もう1つ別の洞窟温泉の名が「玄武洞」なのですよ。サホとしてはそここそがメイン風呂でしたけど(笑)、先にそのメジャーな方から攻略し、ついでにその横にあった温泉にも寄ったのですけど、これ以上はしごしたら湯あたりしそうかな…と。
で、玄武洞には翌朝入ったのですけど、規模は劣るものの、洞窟の向こうに広がる景色もこちらの方が私は好みかなぁ…。波音に耳を傾けつつ、それこそ玄武ということで、乙女に温泉を楽しむあっつん妄想(遙かのおまけマンガ影響ですね)と、先生の混浴な邪妄想が駆けめぐるのを抑えられない私。朝っぱらからまったく!そりゃ、のぼせても仕方ないですって(笑)
しかし、この雨、止むどころか、強くなってきてない…???
帰りの電車まで時間ありますし、ひとり頑張ってもう1度那智大社に行こうかな…いや、やっぱりあそこに連日は無理かなぁ。けど速玉なら平地だし――などと、妄想とは別に、温泉の中でまた性懲りもなく考えていたのですけど、こんな雨の中、あの階段なんか歩いたら絶対死ぬ!と言われ、それに反論出来ないほど、ほんっと、洒落にならないくらいの雨脚になってきまして。
TVをつけると、うわぁ、大雨警報出てますよ…。。。
時間は勿体ないですけど、まぁ、とりあえず、この目に焼き付けることは出来ましたし。のんびりお土産でも見てようということで折れる他なく。
そこのホテル、結構、売店も広くて、お土産選びも楽しく。ねーさんたちに最適なインパクトあるお菓子だったり(笑)普段なら味重視で選ぶところですけど、ぶっちゃけ熊野三山というパッケージだけで決めてしまいました。ポストカード代わりに。中身は二の次だった(え?)中身は、素朴な感じの焼き菓子なのですが「開運巻」ということで、ご利益あるといいな、と。少なくとも萌えは渦巻いてそう?とか(笑)個人的にはヒノエが懐に忍ばせてるといいかな、とか。見た目も唐菓子風かもしれないとか何とか。けれど、これ、同じものを自分用にも買うという考えが、家族用の品などを母と選んでいるうちにすっかり抜け落ちたようで、帰りの電車の中ではっと気付いて後悔したのですけど(苦笑)
いろいろ試食もしまくって(笑)それほど退屈せずに済んだのですけど、いつまでもそこで時間を潰せないですしね。少し雨が弱まったので、ひとまず駅まで出てみることにしたのですが、確かに雨はすこ〜しマシにはなっていたものの、突風に煽られ…!ぎゃー、折りたたみ傘がめくれそうなんですけどーーー!
まだ梅雨も明けてませんしね。雨に遭うことは覚悟の上で、勝浦で多少降られるくらいなら、いっそ、知盛との雨宿りイベントを思い浮かべて萌えていれば良いよ!と思っていたのですが(苦笑)
けれど、この台風並みの天候の下ではさすがにムリ!小雨だからこそ、しっとりした雰囲気にも酔えるというものですって。しかも、前日の疲れなのか、その暴風雨に気力が削がれたのか、旅前の身体の不調さがまた出てきたような…。うう、とりあえず、座りたい……。
と、駅のベンチでひとまず休憩することにしたのですが、そこって地元のタクシー運転手さんたちの休憩所でもあるようで。で、世間話ついでに、雨で電車運休中らしいと教えて下さったのですね。ええっ!?
駅員さんに確認すると、始発の特急からして、大幅に到着が遅れているとのこと。予定していた電車の時間までは、まだ2時間近くあったのですけど、その始発の電車に乗ってもらうことになります、とのこと。しかも、その電車自体、いつ来るか未定って、マジでーーー!!??
とりあえず駅まで、ということでホテルを後にしたものの、この雨じゃ、駅前をぶらつくだけで完全に濡れ鼠ですし。ここで待つしかないとなったのですけど、こんな風に駅で足止め喰らったのなんて人生において初めて。しかも、その乗るよう指定された電車情報がアナウンスされるたびに時間がズレ込み、体調の悪さも相俟って、私の機嫌は損なわれる一方。
イライラとしんどさのせいか、ベンチに座り込み、うとうとする中で、これって怨霊の仕業!?だから、足止めされてるのか――などと思い始める始末。場所も熊野ですしね!
そういえば、九郎さんも「一体、いつになれば…!」的に苛立ってたよなぁ…って、ん?そんなエピソードあったっけ???思い出せないけど、でも、きっとこういう状況に我慢ならないのは九郎さんに違いない…。そっか、私って九郎さんと似てるのか……?
などなど、冷静さを欠いているのか、妄想に逃げ込んで気を紛らわせたい心理が働いているのか定かではありませんが、そんなことが朦朧とした脳裏に浮かんでは消え…(苦笑)
目が覚めた時には身体も天気も少し良くなり、その間に摂った昼食のマグロの山かけ丼も即効だったのか、とりあえず私は復活。結局、駅では4時間ほど待たされ、ようやく乗れた電車も、行きに利用した特急とは違い、大阪で乗り換えなきゃならなかったり、停車駅がだいぶ多かったり。もちろん雨で速度落とした運転だったりもして、ほんっと時間がかかるばかりでしたけど、駅で少し居眠りしたせいか、行きほど電車の中で眠り込むこともなく、七夕こねただったり、他のねたも少し練れた感じ。
というか、思えば、私、今まで上げたねたって、ほとんどED後設定なので、これまでの萌えめぐりをねたに役立てたことってないんですよね(苦笑)
強いていえば、サホの初将望ねたは夏に上げたこともあり、熊野での再会前後かなと密かに設定してましたけど、文中にそういう描写があるわけではなく。
妄想中のねたはゲーム中設定のものの方が多いような気もしますが(けれど、一番身近で書きやすそうな京舞台のものは、あるようなないような…)、ここはやはり、裏熊野ねたを書くという野望を近いうちに実現させよう!と決意も新たにしてみたり。
そんなこんなで、1泊旅行の割に良くも悪くもほんっと印象深いものになりましたが、また、もっとゆっくりじっくり訪れたいものです。そう、次は車で!車だったら、1日で熊野三山すべて回れると思いますしねー。でもって、その時こそ、あのお菓子もGETしたいのでした(笑)
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