4月から朝の勤務開始時間が30分繰り上がるそうで、場合によっては4時台に起床しなくてはならなくなってしまいました。
皆様も感付いておられるでしょうが、私は夜型人間です。夜勤で家に帰ったら、朝の4時までは起きているお馬鹿さんです。
夜勤→早番のコンボを乗り切れるのか、すでに今から憂鬱…ちなみに、夜勤は午前様になる率が高いので、案外「仮眠を取る」と考えると、実はスムーズに乗り切れるのかもしれない、なんていうポジティブシンキング(涙)
私に今一番欲しいのは体力です。

さて。
先日、大エルミタージュ展を見に行く機会に恵まれまして行ってきました。
美術館に足を運ぶのなんて何年ぶりでしょうか。たしか前回はナポレオン展でした。はて、その頃は妊娠してたかしら…
それはともかく。
この美術展は、これまで私が見に行ったものとは微妙に趣が違っていました。
まず、絵は作者ごとではなくテーマごと。
それぞれの作品には、エルミタージュ美術館の方による「絵画鑑賞におけるポイント」が添えられていて、絵に造形なんて深くない私にとってもなかなか勉強になりました。
例えば、印象派の作品については、「灰色を使用するということは画家や絵においての自殺行為だとみなしている(もぞの意訳)」という一文が添えられていて、思わぬ発見をさせてもらったり。
あとは、その絵に描かれている建物や風景が「現実か空想か」ということに言及していたり。何となく宮崎駿監督を思い浮かべました。
とにかく、絵を見る+感じる+頭を働かせる+思いをはせる、という作業をずっと繰り返しておりました。
飽きなくて、そして楽しい。

いや、感性で絵を鑑賞できる目があるといいんですけどね(苦笑)
時代背景なり作者の生い立ちなりのデータを看過できないヲタ属性の強い自分に少し笑ってしまいました。
そのうちおじさんみたいに蘊蓄語り出すんじゃないか、と思うと怖い今日この頃。

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