魔法使いハウルと火の悪魔を読んで 担当:ぬりかべ
2005年12月25日 最近の口癖:「おいらはひのあくま、かるしふぁぁさ」
「おいらはひのあくま、かるしふぁぁさ」
「おいらは――――」(エンドレスで繰り返す)
魔法使いハウルと火の悪魔(日本語訳原作本)を読んで〜
映画とかなり違う。ジブリは原作からかなり変えているのが分かった。
一度、バラバラに解体して、ジブリなりの再構成をかけたんだろう。戦争なんかしてないし、サリマン先生やくどころが違って性別すら違うし。いやほんと、いろんな意味で、ジブリは、やる。
著者紹介には、原作者はトールキン先生の講義を受けたことがあると書いてある。著作の発表は1986年。だからなのか、時代がそうさせたのか、不要とも思えるようなだらけた表現が少なくなかった。しかし、読む人のことを全く考えない、読むのを途中で断念させられる、もしくは読み飛ばしを余儀なくさせられる、かのトールキン先生ほどじゃない。この原作は、一定のテンポでさくさく読み進めることができ、正直、面白いと思った。伏線がきちんと張られてあって、律儀にどんでん返しが用意されていた。それはハリポタほどではないが、かなり洗練されており職人技を感じた。
この作品と著者は、トールキンが興し、オタク化していったD&Dワールドとは対極に位置した存在だったのだろうか? というかイングランドにはこういう硬派なファンタジーの流派が確固として存在しているということなのか。であれば、トールキンが著作を発表した時期が1930〜1960年だから、著者は、トールキンの絶大なる影響下で限られた表現方法に苦しみながらも、力を蓄えて飛躍した実力派に違いない。
http://www.tv-game.com/ring.htm
http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/playdd/
原作は、三姉妹少女の長女であるということと、ハウル瀬戸口がソフィ壬生屋への愛を見いだすということが主題だった。だから、何を訴えたいかさっぱり分からない出来の悪い反戦映画の宮崎作品は、やはり原作の正統性を帯びるものではない、と断言できる。
だが、そもそもこの原作は、ハリポタ並みのエンターテイメントでしかなかったのではないか。キャラは軽薄で、ときとして理不尽な行動をとったからだ。これは、作者のご都合主義としか思えなかった。一定のテンポで不合理に物語の方向性がぐるぐる変わって、ひょっとしてこれは連載物だったのではないかと疑ってしまった。やはり、呪いをかけられて葛藤なしに即座に旅に出るソフィの姿はおかしいと思った。ポップでいくのかと思ったら、ソフィの性格はどちらかというと小説の流れにネガティブで、まるっきり噛み合わないと思った。ポップならポップで押し通して欲しかったし、ネガティブならネガティブで、途中からポップに切り替わるべきだろう。べたではあるが、どん底から這い上がったソフィが、ハウルを変え、カルシファの命を救い、小説世界の闇を晴らすべきだったのではないか。というのが、これから物語の終局というところで、ソフィがへまをやらかして、ハウルもカルシファも危なく死ぬところでしたという原作の流れにかなり抵抗があったからだ。ソフィが精神的に成長したところを、逆にソフィをへたれ化させてどうしようというんだ? 著者は読む人を面白がらせればそれで良かったのだろうか。ならば、ハリポタ並のエンタメ作品というのは褒め言葉と言うことになる。
…ぬりかべはソフィに世界を救って欲しかった。
とどのつまり、原作時点でソフィがかなり矛盾しているのをジブリはジブリなりにフォローしたのだろう(ひょっとすると著者のダイアナのセンス自体が映像化に向いてないのかも。アリスを映像化してもつまらないのと同じ)。姉妹の関係をクローズアップさせても、さほど原作でうまく演出しきれていたとは言えないから(序盤は良くても終盤はかなり駄目)、かなり作りかえていかなければならず、それならいっそ戦争をでっちあげてしまい、空中戦と妖怪を出した方がメリハリがつくと思ったのではないか。ハウルの瀬戸口ぶりを演出しても、後半で盛り返して実はソフィが好きだと持って行くのは至難の業であるから、ひたすらハウル萌えに走ったのではないか。
とにもかくにも、原作の映像化の困難さにつけこまれ、足下を見られた挙げ句の改変だったのではないかと思う。
ジブリは頑張ったと思う。でも、二回目見るのはもうちょっと時間が欲しい。
PS:カルシファのキャラは素晴らしいと思う。
悪魔=流れ星=へたれの構図は正直、思いつかないと思う。
原作者はトールキンやルイスキャロル並にやばい人なのかもしれない。
「おいらはひのあくま、かるしふぁぁさ」
「おいらは――――」(エンドレスで繰り返す)
魔法使いハウルと火の悪魔(日本語訳原作本)を読んで〜
映画とかなり違う。ジブリは原作からかなり変えているのが分かった。
一度、バラバラに解体して、ジブリなりの再構成をかけたんだろう。戦争なんかしてないし、サリマン先生やくどころが違って性別すら違うし。いやほんと、いろんな意味で、ジブリは、やる。
著者紹介には、原作者はトールキン先生の講義を受けたことがあると書いてある。著作の発表は1986年。だからなのか、時代がそうさせたのか、不要とも思えるようなだらけた表現が少なくなかった。しかし、読む人のことを全く考えない、読むのを途中で断念させられる、もしくは読み飛ばしを余儀なくさせられる、かのトールキン先生ほどじゃない。この原作は、一定のテンポでさくさく読み進めることができ、正直、面白いと思った。伏線がきちんと張られてあって、律儀にどんでん返しが用意されていた。それはハリポタほどではないが、かなり洗練されており職人技を感じた。
この作品と著者は、トールキンが興し、オタク化していったD&Dワールドとは対極に位置した存在だったのだろうか? というかイングランドにはこういう硬派なファンタジーの流派が確固として存在しているということなのか。であれば、トールキンが著作を発表した時期が1930〜1960年だから、著者は、トールキンの絶大なる影響下で限られた表現方法に苦しみながらも、力を蓄えて飛躍した実力派に違いない。
http://www.tv-game.com/ring.htm
http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/playdd/
原作は、三姉妹少女の長女であるということと、ハウル瀬戸口がソフィ壬生屋への愛を見いだすということが主題だった。だから、何を訴えたいかさっぱり分からない出来の悪い反戦映画の宮崎作品は、やはり原作の正統性を帯びるものではない、と断言できる。
だが、そもそもこの原作は、ハリポタ並みのエンターテイメントでしかなかったのではないか。キャラは軽薄で、ときとして理不尽な行動をとったからだ。これは、作者のご都合主義としか思えなかった。一定のテンポで不合理に物語の方向性がぐるぐる変わって、ひょっとしてこれは連載物だったのではないかと疑ってしまった。やはり、呪いをかけられて葛藤なしに即座に旅に出るソフィの姿はおかしいと思った。ポップでいくのかと思ったら、ソフィの性格はどちらかというと小説の流れにネガティブで、まるっきり噛み合わないと思った。ポップならポップで押し通して欲しかったし、ネガティブならネガティブで、途中からポップに切り替わるべきだろう。べたではあるが、どん底から這い上がったソフィが、ハウルを変え、カルシファの命を救い、小説世界の闇を晴らすべきだったのではないか。というのが、これから物語の終局というところで、ソフィがへまをやらかして、ハウルもカルシファも危なく死ぬところでしたという原作の流れにかなり抵抗があったからだ。ソフィが精神的に成長したところを、逆にソフィをへたれ化させてどうしようというんだ? 著者は読む人を面白がらせればそれで良かったのだろうか。ならば、ハリポタ並のエンタメ作品というのは褒め言葉と言うことになる。
…ぬりかべはソフィに世界を救って欲しかった。
とどのつまり、原作時点でソフィがかなり矛盾しているのをジブリはジブリなりにフォローしたのだろう(ひょっとすると著者のダイアナのセンス自体が映像化に向いてないのかも。アリスを映像化してもつまらないのと同じ)。姉妹の関係をクローズアップさせても、さほど原作でうまく演出しきれていたとは言えないから(序盤は良くても終盤はかなり駄目)、かなり作りかえていかなければならず、それならいっそ戦争をでっちあげてしまい、空中戦と妖怪を出した方がメリハリがつくと思ったのではないか。ハウルの瀬戸口ぶりを演出しても、後半で盛り返して実はソフィが好きだと持って行くのは至難の業であるから、ひたすらハウル萌えに走ったのではないか。
とにもかくにも、原作の映像化の困難さにつけこまれ、足下を見られた挙げ句の改変だったのではないかと思う。
ジブリは頑張ったと思う。でも、二回目見るのはもうちょっと時間が欲しい。
PS:カルシファのキャラは素晴らしいと思う。
悪魔=流れ星=へたれの構図は正直、思いつかないと思う。
原作者はトールキンやルイスキャロル並にやばい人なのかもしれない。
続・秋の萌えプチ旅行 担当:サホ
2005年12月15日…と、銘打ってはみたものの、単なる余談でしかないのですが;
鞍馬めぐりの後、貴船神社に立ち寄ったのですが、この時点で、私、立ち止まると脚がガックガク; 脳にまで疲労物質が回ったのか、貴船神社のご朱印帳を眺めながら「そういえば、中尊寺のご朱印帳がカッコイイらしい」と言う友人に向かって、「中尊寺ってよく聞くけど、奈良にあるんやっけ〜?」と素で訊いてる始末。「何言うてんの、奥州やん!」とすかさずツッコまれ、平泉キャラに懺悔するサホ。疲れていたとはいえ、ああっ、ごめんなさいぃっ。
ところで、この貴船神社って水の神様とか縁結びの神様で信仰されているところなのですが、謡曲「鉄輪」とか丑の刻参りでも有名なところでして。愛憎は紙一重というか、古の都人の恋愛成就への気合の入れ方もさることながら、あんな奥地まで出向いてまで晴らしたい恨みって、語り尽せぬほど深いものなのでしょうねぇぇぇ。
そんなこんなで、もしかしてランナーズ・ハイなんかに近い状態だったのでしょうか。
ここまで頑張ったのだから、最後までガンガン歩くぜ!ということで、バスもあったのですが、貴船神社からまた叡電貴船口駅まで2kmほど、紅葉を眺めつつ、おしゃべりの花咲かせながら、てくてく歩いて、電車に乗り込み、さて、これからどうしよう?と。
いくら鞍馬好きな友人とはいえ、ここまでは完全に私の希望に付き合わせてしまったので、次は私が付き合う番でしょう。と、いうことで、彼女がずっと見たかったという京絞り製の几帳の見学へ京都絞り工芸館というところへ向かうことに。
鞍馬・貴船散策には下鴨神社横の叡電、出町柳駅を利用するのが一番多いかと思うのですが、一応、じもてぃーな私たちは上賀茂神社から2kmほど?にある叡電の某駅を利用していたのですね。
なので、その駅から工芸館まで、遙か的に語るなら、上賀茂神社→一条戻り橋→神泉苑な道程で30分ほど自転車移動といった具合でしょうか。何kmくらいあるんでしょうねぇ。多分10km前後?
京都は南下するのは楽なので、その道中もしんどさよりは寒さの方が身に堪えましたけど、いやもう、あの鞍馬を散策した後、神泉苑まで戻れる3神子様、さすがは先生の愛弟子でいらっしゃいますね! いえ、これは正真正銘の獣神子の証でしょうか。健脚レベルでは済まされませんって! 恐らくはスピードも兼ね備えた雌豹系おみ足なのでしょう(笑)
さて。その絞り工芸館では、几帳だけでなく、絞りの着物や帯、反物などもいろいろ見せていただいたのですが、これがもう美麗!
サホは着物には不案内ですけど、友人は自分で着付けが出来ちゃうような着物愛好者なので係の方とも話が弾んで。
普段、着物売り場などともあまり縁がなく、男物なんてもっと疎遠なもの。分からないながらも、二人の話を横で聞きながら、私は物珍しさとともに、特に黒地のすごく素敵な一品に、これは知盛レベルじゃないと負けずに着こなせなさそうだなぁ…など、ぼんやり、にんまり、ひとり妄想(笑)
ちもに限らず、平家メンバーであれこれ着せ替え、なんて、とっても眼福に与れそうですよね♪ あっつんなんて遊び飾り甲斐ありすぎでしょうし(笑)
思うに平家一門って源氏方より美的センスに恵まれてそうで、見繕うのも上手そうですよね。それも、何となく、知盛が、一番いい加減に選んでそうで、実際、誰よりも非凡なセンスを見せ付けてくれそうな感じがしませんか? でもって、さらりと…と、いうかやる気なさげに(笑)まとめて大人買いしてくれそうです。非ビンボー暮らしな時の話でしょうけど。。。
将臣くんは、平家的というか、横文字というか和製英語混じりなインスピレーション頼りの選び方ですかねー(笑)
こういう感覚は、熊野組な朱雀コンビも平家寄りでしょうけど、これが九郎さん辺りだと…。
うーん、無難すぎてもいいので、ここはごく素直な感性で選んでいただきたいかな、と…。間違っても、十六夜記的不可思議センスは発揮してくれずともと思わずにはいられない…(苦笑)
その師匠たる先生も、このテのことはあんまり得意そうじゃないのかなぁ。何というか、これ!という一品を選んでくれそうですけど、でも着まわし不可な一点もの、というか…(笑)
銀に見立ててもらったら、びっくりするくらい似合うものを見繕ってもらえそうですけど、その分、うっかりすると、恐ろしく散財してしまいそうです。銀に選んでもらうのはプレゼントされる時限定が無難(笑)
――などなど、止め処なく妄想トリップ。疲れのせいか、こうして思わぬところでも萌え旅は続いた模様(苦笑)
その後、新京極で買い物したり、お茶したり。某古本屋にも立ち寄り、ようやく帰途に着いたのですが、約半日のこの日の行程に、翌日どころか、帰宅後しばしの後、太もも辺りに既に痛みが…。こ、これは危険な…! お風呂で入念に揉み解し、薬もいっぱい塗りまくったのですが(苦笑)、翌朝、サホを襲うは未だかつてないほどの筋肉痛…!!!
もう、ほんっとうに有り得ない筋肉痛でした。って、あれは筋肉痛レベルと言えたのでしょうか(恐)特に階段が苦痛で苦痛で。その後、2、3日、摺り足状態が続いた私には、ただひたすら、獣神子様に尊敬の眼差しで平伏すばかり! ちょっとは神子様見習って鍛えなきゃですよ、ほんとに。。。
鞍馬めぐりの後、貴船神社に立ち寄ったのですが、この時点で、私、立ち止まると脚がガックガク; 脳にまで疲労物質が回ったのか、貴船神社のご朱印帳を眺めながら「そういえば、中尊寺のご朱印帳がカッコイイらしい」と言う友人に向かって、「中尊寺ってよく聞くけど、奈良にあるんやっけ〜?」と素で訊いてる始末。「何言うてんの、奥州やん!」とすかさずツッコまれ、平泉キャラに懺悔するサホ。疲れていたとはいえ、ああっ、ごめんなさいぃっ。
ところで、この貴船神社って水の神様とか縁結びの神様で信仰されているところなのですが、謡曲「鉄輪」とか丑の刻参りでも有名なところでして。愛憎は紙一重というか、古の都人の恋愛成就への気合の入れ方もさることながら、あんな奥地まで出向いてまで晴らしたい恨みって、語り尽せぬほど深いものなのでしょうねぇぇぇ。
そんなこんなで、もしかしてランナーズ・ハイなんかに近い状態だったのでしょうか。
ここまで頑張ったのだから、最後までガンガン歩くぜ!ということで、バスもあったのですが、貴船神社からまた叡電貴船口駅まで2kmほど、紅葉を眺めつつ、おしゃべりの花咲かせながら、てくてく歩いて、電車に乗り込み、さて、これからどうしよう?と。
いくら鞍馬好きな友人とはいえ、ここまでは完全に私の希望に付き合わせてしまったので、次は私が付き合う番でしょう。と、いうことで、彼女がずっと見たかったという京絞り製の几帳の見学へ京都絞り工芸館というところへ向かうことに。
鞍馬・貴船散策には下鴨神社横の叡電、出町柳駅を利用するのが一番多いかと思うのですが、一応、じもてぃーな私たちは上賀茂神社から2kmほど?にある叡電の某駅を利用していたのですね。
なので、その駅から工芸館まで、遙か的に語るなら、上賀茂神社→一条戻り橋→神泉苑な道程で30分ほど自転車移動といった具合でしょうか。何kmくらいあるんでしょうねぇ。多分10km前後?
京都は南下するのは楽なので、その道中もしんどさよりは寒さの方が身に堪えましたけど、いやもう、あの鞍馬を散策した後、神泉苑まで戻れる3神子様、さすがは先生の愛弟子でいらっしゃいますね! いえ、これは正真正銘の獣神子の証でしょうか。健脚レベルでは済まされませんって! 恐らくはスピードも兼ね備えた雌豹系おみ足なのでしょう(笑)
さて。その絞り工芸館では、几帳だけでなく、絞りの着物や帯、反物などもいろいろ見せていただいたのですが、これがもう美麗!
サホは着物には不案内ですけど、友人は自分で着付けが出来ちゃうような着物愛好者なので係の方とも話が弾んで。
普段、着物売り場などともあまり縁がなく、男物なんてもっと疎遠なもの。分からないながらも、二人の話を横で聞きながら、私は物珍しさとともに、特に黒地のすごく素敵な一品に、これは知盛レベルじゃないと負けずに着こなせなさそうだなぁ…など、ぼんやり、にんまり、ひとり妄想(笑)
ちもに限らず、平家メンバーであれこれ着せ替え、なんて、とっても眼福に与れそうですよね♪ あっつんなんて
思うに平家一門って源氏方より美的センスに恵まれてそうで、見繕うのも上手そうですよね。それも、何となく、知盛が、一番いい加減に選んでそうで、実際、誰よりも非凡なセンスを見せ付けてくれそうな感じがしませんか? でもって、さらりと…と、いうかやる気なさげに(笑)まとめて大人買いしてくれそうです。非ビンボー暮らしな時の話でしょうけど。。。
将臣くんは、平家的というか、横文字というか和製英語混じりなインスピレーション頼りの選び方ですかねー(笑)
こういう感覚は、熊野組な朱雀コンビも平家寄りでしょうけど、これが九郎さん辺りだと…。
うーん、無難すぎてもいいので、ここはごく素直な感性で選んでいただきたいかな、と…。間違っても、十六夜記的不可思議センスは発揮してくれずともと思わずにはいられない…(苦笑)
その師匠たる先生も、このテのことはあんまり得意そうじゃないのかなぁ。何というか、これ!という一品を選んでくれそうですけど、でも着まわし不可な一点もの、というか…(笑)
銀に見立ててもらったら、びっくりするくらい似合うものを見繕ってもらえそうですけど、その分、うっかりすると、恐ろしく散財してしまいそうです。銀に選んでもらうのはプレゼントされる時限定が無難(笑)
――などなど、止め処なく妄想トリップ。疲れのせいか、こうして思わぬところでも萌え旅は続いた模様(苦笑)
その後、新京極で買い物したり、お茶したり。某古本屋にも立ち寄り、ようやく帰途に着いたのですが、約半日のこの日の行程に、翌日どころか、帰宅後しばしの後、太もも辺りに既に痛みが…。こ、これは危険な…! お風呂で入念に揉み解し、薬もいっぱい塗りまくったのですが(苦笑)、翌朝、サホを襲うは未だかつてないほどの筋肉痛…!!!
もう、ほんっとうに有り得ない筋肉痛でした。って、あれは筋肉痛レベルと言えたのでしょうか(恐)特に階段が苦痛で苦痛で。その後、2、3日、摺り足状態が続いた私には、ただひたすら、獣神子様に尊敬の眼差しで平伏すばかり! ちょっとは神子様見習って鍛えなきゃですよ、ほんとに。。。
秋の萌えプチ旅行 担当:サホ
2005年12月14日念願叶って、11月下旬、ついに行って参りました。近くて遠きあの場所、鞍馬へ!
十六夜記にて、すっかり銀ちも将臣に心奪われ中の私ですが、初恋キャラは先生ですしね(笑)やはり、そこは是非とも押さえておきたい萌えスポットでしょう。
今回のプチツアー、20年来の友人が同行してくれたのですが、彼女にはただ鞍馬に詳しいというだけで、紅葉狩りがてら付き合わせてしまったという…(苦笑)共有は出来ぬものの、付き合いが長い分、私は萌え目的だとバレているのでラクでしたが(笑)
さてさて。
鞍馬へは叡山電鉄を利用して行ったのですが、さすがは義経ブームに紅葉シーズン。叡電とは思えぬほどの混み具合にビックリでしたけど、車窓からも紅葉が楽しめたので、混雑の割にはそう悪くない道程。
電車からして、そんな状態なので、当然、現地も結構な人! 一人は危険だからダメ、なんて言われてましたけど、これだけ賑わっているなら全く問題なしな気が。はは;
門前で、友人オススメのお餅を買い込み、いざ鞍馬寺へGO☆
入ってすぐに石段があるのですが、紅葉の赤が目に鮮やかで、軽快に前進するも果ては見えず(苦笑)
少し行くと鬼一法眼ゆかりのお社なんかがあって、NHK大河の三輪さんを思い出したり(笑)
で、その次、ケーブルに乗ると多宝塔というのが見られるそうですが、私たちはそのまま歩きで由岐神社へ向かうことに。ここの神社の天狗のおみくじ販売機に笑いつつ、目指すは本殿金堂なのですが、すぐそこの小さなお社横で何やら人だかりが。
覗いて見てみると、仔鹿がそこに! 人馴れしているのか動じることのないバンビちゃんに思わずケータイで撮りまくる(笑)
で、このバンビちゃんに、ふと、孤独な鞍馬の庵住まいな先生にも、こんな動物の友達はいっぱいいたかもなぁ、と思ってみたり。
黒麒麟も同じく鬼のアクラム様には懐いていたようですし、先生なら動物にも、もっとフツーに好かれそう。というか、言葉不要、心根だけでOKな分、普通の人付き合いより格段に上手くいってそうな…(笑)少なくとも、絶対、そういうお友達の数は泰衡さんより多いはず!(そんな泰衡さんが私は大好きです・笑)
バンビちゃんに別れを告げ、再び歩き出したのですが、道は割と整備されてて、友人曰く、以前よりキレイな気がするとのことでしたが(義経人気のお陰なのでしょうねぇ)、これは予想よりちょっとキツイかもしれない…。
その2、3日前頃から、急に冷え込みがキツくなってきたのでブーツにしようかなと思いつつ、けど7?ヒールはヤバイかなぁと、もう何年前に購入したか分からない、唯一所持しているスニーカーにして正解だった…。かなり履き古しなコン●ースで、それはそれで、またちょっぴり神子気分を味わえるようなだったり(苦笑)
それにしても、山中なんて絶対冬並みの気温と覚悟していた私と友人は結構着込んで行ったのですが、山の紅葉を愛でているとは思えないほど暑かったです(笑)
それもそのはず。由岐神社から本殿金堂までは791mの距離だそうで(もちろん、ずっと上り)。
そうして、ようやく本殿です。
「広場でお昼にしよう」と彼女が言っていたのですが、本殿のあるところは、それまでの山道からすると、すごく開けたところで、思った以上にほんと展望台広場って感じで見晴らしもすごく良い!(と、言っても、見えるのは、山々だけですけど)
本当はそんな景色を眺めながらが良かったですけど、団体さんに場所を占領されていたので、寺務所の渡り廊下?みたいなところに腰掛け、持参したおにぎりと、門前で購入したよもぎ餅をデザートに食べつつ遙か話題なんぞ…(笑)
実は、以前、その友人の職場の方に遙かスキーさまが3人もいらっしゃるという話を聞いていたのですね。
私から聞かされて、タイトルと源平ネタというのを覚えていた友人が、偶然、その方たちがお昼休みに遙か3ソフトを貸し借りしていらっしゃるところを目撃して判明したそうで。職場どころか、友人ですら基本的に共通の萌え話題で盛り上がったりすることの出来ない私には羨ましい話(笑)
皆さん、どのキャラがお好きなのかなぁ…などと私がこぼしていたら、そのうちのおひとりに訊けたそうで。けれど、無理からぬことですが、友人はそのキャラ名を度忘れしてたのですね。確かなのは源平時代らしからぬ名前だったのだとか。と、いうことは、真っ先に候補に挙がるのはやっぱり「リズヴァーン」でしょう(笑)
リズヴァーンだったら、イコール先生のことなんですけど〜!<私が先生スキーで、そのための鞍馬めぐりというのは彼女も知っているのです。
そんなこんなで、ただでさえ「先生」な妄想に走りがちだったのですが、その後は、もう完全に囚われて(笑)友人も「今、先生の妄想広がってる?」とからかってきたり(苦笑)ただ、思い浮かぶのは、実は萌え妄想というよりは、九郎さんとの修行風景?
そうなのです。私、あまりにも鞍馬を甘く考えすぎていたのです。何これ! めちゃくちゃ登山なんですけど〜〜〜っっっ。本殿から奥は、一応、階段とか手すりはあるものの、それまでとは比べ物にならない本気の山道って感じ! 春の双ヶ丘散策ですら十分登山レベルに思えていた私です。乏しい基礎体力に、激しく動悸息切れに見舞われ;;;
息も絶え絶えに、さすが幽境師弟、鍛え方がハンパじゃないなと痛感。こんなところで生活してたら、歩くだけでも足腰鍛えられ、立派な修行になることでしょうよ。。。
しかも、私がへばった坂を越えたところに、ようやく有名な「木の根の道」が出現なのですもの。根っこにふらつく足を取られないようにもう必死。
いやもう、ほんっと、鬼という生まれ持っての素質だけでなく、先生の強靭な肉体は、鞍馬の険しい山中が磨きに磨いてくれたのでしょうねぇ…(しみじみ)。九郎さんもそんな場所で修行を積んでいたからこそ、鵯越えを実行に移そうだなんて思えたのだろうなぁ、と。きっと鞍馬の崖に慣らされていたからでは?
もちろん、観光客用にちゃんと足場は整えられているのですけど、それでも、ここを歩いただけで一気にレベルUPした気分のサホ!(阿呆)
せっかくなので魔王殿から、そのまま貴船の方へ抜けることしたのですが。
今度は下りなのですけど、下りは下りでかーなーりーキケン! 疲れのせいで踏ん張りが利かないのか、枯葉で滑って危うく山道を転落するところだったり。ぎゃーっ。
萌えのために鞍馬まで行かれるという方はあまりいらっしゃらないと思いますけど、確かに本殿奥からは、ほんっと、ひとり歩きはキケンでした!人出の多い今なら大丈夫そうですけど、そうでない時期の女性のひとり歩きは事故・事件、どちらの可能性もあって、あまりにも無謀でしたねぇ。
ついでに、もし鞍馬・貴船観光ご予定なら、鞍馬から回った方が楽ではないかと思います。貴船→鞍馬は更に登山度UPと思われるので…。貴船→鞍馬だと、鞍馬温泉ゴールで疲れた身体を癒すという楽しみ方が可能ですけど。
と、いうわけで、To be continued…?
十六夜記にて、すっかり銀ちも将臣に心奪われ中の私ですが、初恋キャラは先生ですしね(笑)やはり、そこは是非とも押さえておきたい萌えスポットでしょう。
今回のプチツアー、20年来の友人が同行してくれたのですが、彼女にはただ鞍馬に詳しいというだけで、紅葉狩りがてら付き合わせてしまったという…(苦笑)共有は出来ぬものの、付き合いが長い分、私は萌え目的だとバレているのでラクでしたが(笑)
さてさて。
鞍馬へは叡山電鉄を利用して行ったのですが、さすがは義経ブームに紅葉シーズン。叡電とは思えぬほどの混み具合にビックリでしたけど、車窓からも紅葉が楽しめたので、混雑の割にはそう悪くない道程。
電車からして、そんな状態なので、当然、現地も結構な人! 一人は危険だからダメ、なんて言われてましたけど、これだけ賑わっているなら全く問題なしな気が。はは;
門前で、友人オススメのお餅を買い込み、いざ鞍馬寺へGO☆
入ってすぐに石段があるのですが、紅葉の赤が目に鮮やかで、軽快に前進するも果ては見えず(苦笑)
少し行くと鬼一法眼ゆかりのお社なんかがあって、NHK大河の三輪さんを思い出したり(笑)
で、その次、ケーブルに乗ると多宝塔というのが見られるそうですが、私たちはそのまま歩きで由岐神社へ向かうことに。ここの神社の天狗のおみくじ販売機に笑いつつ、目指すは本殿金堂なのですが、すぐそこの小さなお社横で何やら人だかりが。
覗いて見てみると、仔鹿がそこに! 人馴れしているのか動じることのないバンビちゃんに思わずケータイで撮りまくる(笑)
で、このバンビちゃんに、ふと、孤独な鞍馬の庵住まいな先生にも、こんな動物の友達はいっぱいいたかもなぁ、と思ってみたり。
黒麒麟も同じく鬼のアクラム様には懐いていたようですし、先生なら動物にも、もっとフツーに好かれそう。というか、言葉不要、心根だけでOKな分、普通の人付き合いより格段に上手くいってそうな…(笑)少なくとも、絶対、そういうお友達の数は泰衡さんより多いはず!(そんな泰衡さんが私は大好きです・笑)
バンビちゃんに別れを告げ、再び歩き出したのですが、道は割と整備されてて、友人曰く、以前よりキレイな気がするとのことでしたが(義経人気のお陰なのでしょうねぇ)、これは予想よりちょっとキツイかもしれない…。
その2、3日前頃から、急に冷え込みがキツくなってきたのでブーツにしようかなと思いつつ、けど7?ヒールはヤバイかなぁと、もう何年前に購入したか分からない、唯一所持しているスニーカーにして正解だった…。かなり履き古しなコン●ースで、それはそれで、またちょっぴり神子気分を味わえるようなだったり(苦笑)
それにしても、山中なんて絶対冬並みの気温と覚悟していた私と友人は結構着込んで行ったのですが、山の紅葉を愛でているとは思えないほど暑かったです(笑)
それもそのはず。由岐神社から本殿金堂までは791mの距離だそうで(もちろん、ずっと上り)。
そうして、ようやく本殿です。
「広場でお昼にしよう」と彼女が言っていたのですが、本殿のあるところは、それまでの山道からすると、すごく開けたところで、思った以上にほんと展望台広場って感じで見晴らしもすごく良い!(と、言っても、見えるのは、山々だけですけど)
本当はそんな景色を眺めながらが良かったですけど、団体さんに場所を占領されていたので、寺務所の渡り廊下?みたいなところに腰掛け、持参したおにぎりと、門前で購入したよもぎ餅をデザートに食べつつ遙か話題なんぞ…(笑)
実は、以前、その友人の職場の方に遙かスキーさまが3人もいらっしゃるという話を聞いていたのですね。
私から聞かされて、タイトルと源平ネタというのを覚えていた友人が、偶然、その方たちがお昼休みに遙か3ソフトを貸し借りしていらっしゃるところを目撃して判明したそうで。職場どころか、友人ですら基本的に共通の萌え話題で盛り上がったりすることの出来ない私には羨ましい話(笑)
皆さん、どのキャラがお好きなのかなぁ…などと私がこぼしていたら、そのうちのおひとりに訊けたそうで。けれど、無理からぬことですが、友人はそのキャラ名を度忘れしてたのですね。確かなのは源平時代らしからぬ名前だったのだとか。と、いうことは、真っ先に候補に挙がるのはやっぱり「リズヴァーン」でしょう(笑)
リズヴァーンだったら、イコール先生のことなんですけど〜!<私が先生スキーで、そのための鞍馬めぐりというのは彼女も知っているのです。
そんなこんなで、ただでさえ「先生」な妄想に走りがちだったのですが、その後は、もう完全に囚われて(笑)友人も「今、先生の妄想広がってる?」とからかってきたり(苦笑)ただ、思い浮かぶのは、実は萌え妄想というよりは、九郎さんとの修行風景?
そうなのです。私、あまりにも鞍馬を甘く考えすぎていたのです。何これ! めちゃくちゃ登山なんですけど〜〜〜っっっ。本殿から奥は、一応、階段とか手すりはあるものの、それまでとは比べ物にならない本気の山道って感じ! 春の双ヶ丘散策ですら十分登山レベルに思えていた私です。乏しい基礎体力に、激しく動悸息切れに見舞われ;;;
息も絶え絶えに、さすが幽境師弟、鍛え方がハンパじゃないなと痛感。こんなところで生活してたら、歩くだけでも足腰鍛えられ、立派な修行になることでしょうよ。。。
しかも、私がへばった坂を越えたところに、ようやく有名な「木の根の道」が出現なのですもの。根っこにふらつく足を取られないようにもう必死。
いやもう、ほんっと、鬼という生まれ持っての素質だけでなく、先生の強靭な肉体は、鞍馬の険しい山中が磨きに磨いてくれたのでしょうねぇ…(しみじみ)。九郎さんもそんな場所で修行を積んでいたからこそ、鵯越えを実行に移そうだなんて思えたのだろうなぁ、と。きっと鞍馬の崖に慣らされていたからでは?
もちろん、観光客用にちゃんと足場は整えられているのですけど、それでも、ここを歩いただけで一気にレベルUPした気分のサホ!(阿呆)
せっかくなので魔王殿から、そのまま貴船の方へ抜けることしたのですが。
今度は下りなのですけど、下りは下りでかーなーりーキケン! 疲れのせいで踏ん張りが利かないのか、枯葉で滑って危うく山道を転落するところだったり。ぎゃーっ。
萌えのために鞍馬まで行かれるという方はあまりいらっしゃらないと思いますけど、確かに本殿奥からは、ほんっと、ひとり歩きはキケンでした!人出の多い今なら大丈夫そうですけど、そうでない時期の女性のひとり歩きは事故・事件、どちらの可能性もあって、あまりにも無謀でしたねぇ。
ついでに、もし鞍馬・貴船観光ご予定なら、鞍馬から回った方が楽ではないかと思います。貴船→鞍馬は更に登山度UPと思われるので…。貴船→鞍馬だと、鞍馬温泉ゴールで疲れた身体を癒すという楽しみ方が可能ですけど。
と、いうわけで、To be continued…?
乗り遅れる前にハウル感想 担当:もぞ
2005年12月11日大絢爛舞踏祭のブログに出てくる石田の可愛さと小島弟の対石田限定の優しさと谷口の対石田限定のヒロインっぷりと何より青様降臨の現状にしっかりGPO白の章が楽しみで仕方ないもぞです。
踊らされるのも悪くない…だって何か燃えるもん。ぬりかべがゲーム買ってくれるもん。
で。
ハウルですよ。「ハウルの動く城」の感想です。
語れば長くなりますが、一言でいうなら「キャラ萌えした、それでもうお腹一杯」って感じでしょうか。
ネタバレします、今年の冬をハウル鑑賞で過ごす予定の皆様はまわれみぎー!
ちなみに。
もぞはハウルは初鑑賞、期待度は低空飛行、原作は未読、宮崎駿氏に求めるものは「わかりやすさ」です。
***
ドラマを見てる時、結末はどうなるんだろう、と考えますよね。
例えば「東京ラブストーリー」――当然、恋の行方が主題。カンチはリカの愛を受け入れられるか、が物語の軸。でもなぁ、カンチとリカの結末以上にさとみの結末になんじゃこらぁ、だった。これだからカンチはカンチなんだよ。
例えば「ケイゾク」――柴田が各話事件を解決していく、という形式をとりながら、本題は真山が朝倉と対決するというストーリー。はぁあんたが朝倉ですか、次の朝倉はどなたなんでしょう? と思いつつ、柴田と真山の仲がある程度進んだので満足した。
あ、本題がずれましたが、大体ドラマって「結論」に至るまでの「過程」を見せるもんだと思うんです。「過程」を見せられている以上、結論が予想外でも物語の軸って見誤ることも少ないはずなんですが…
ですがね、ハウルの動く城は「ソフィーが元の姿に戻るまでの話」と思っておりました(恥)
この勘違いのおかげで、実は私、ハウルがどんな話だったか本当によく分からないんです。
だってソフィーは心の有り様によって姿変わるじゃないですか、その時点でストーリーを追っかけるのやめました。いいよ、もう、ソフィーとハウルがラブラブになれるかどうかが分かればいいよ、という心境。
そう割り切ってしまうと、あら不思議。
ハウル萌え〜、マルクル萌え〜で二時間あっと言う間で面白かったです。
所々、完全に話を見失ってしまいましたが「で、結局どうなのよ、お二人さん」というおばちゃん根性で乗り切りました。
心配されていた声優陣のことも「そういえば宮崎作品の声は最近このレベルだった」とすんなり納得。ハウル萌えと神木君萌えで問題なし。
ハウルに睫毛があったことや、CGと分かる表現に「おぉっ」
理不尽な状況を改めて悟るソフィーに涙し、彼女の寝顔を見つめるハウルにときめきを禁じ得ませんでした。
でもね、他の人に「ハウルってどんな話だった?」と聞かれたら、間違いなく説明出来ないです。もうキャラ萌えするので精一杯。
DVDを見たあと、にらに原作の話(かなり怪しいもんだが)を聞いて初めて「ハウルってそんな話だったんだ…」などと思ったくらいですから…想像力の足りない私ではちょっと脳内補完出来ませんでしたね。
原作のあらすじだけでも触っていれば違った印象を持てたと思うと、ちょっともったいなかったかも。
踊らされるのも悪くない…だって何か燃えるもん。ぬりかべがゲーム買ってくれるもん。
で。
ハウルですよ。「ハウルの動く城」の感想です。
語れば長くなりますが、一言でいうなら「キャラ萌えした、それでもうお腹一杯」って感じでしょうか。
ネタバレします、今年の冬をハウル鑑賞で過ごす予定の皆様はまわれみぎー!
ちなみに。
もぞはハウルは初鑑賞、期待度は低空飛行、原作は未読、宮崎駿氏に求めるものは「わかりやすさ」です。
***
ドラマを見てる時、結末はどうなるんだろう、と考えますよね。
例えば「東京ラブストーリー」――当然、恋の行方が主題。カンチはリカの愛を受け入れられるか、が物語の軸。でもなぁ、カンチとリカの結末以上にさとみの結末になんじゃこらぁ、だった。これだからカンチはカンチなんだよ。
例えば「ケイゾク」――柴田が各話事件を解決していく、という形式をとりながら、本題は真山が朝倉と対決するというストーリー。はぁあんたが朝倉ですか、次の朝倉はどなたなんでしょう? と思いつつ、柴田と真山の仲がある程度進んだので満足した。
あ、本題がずれましたが、大体ドラマって「結論」に至るまでの「過程」を見せるもんだと思うんです。「過程」を見せられている以上、結論が予想外でも物語の軸って見誤ることも少ないはずなんですが…
ですがね、ハウルの動く城は「ソフィーが元の姿に戻るまでの話」と思っておりました(恥)
この勘違いのおかげで、実は私、ハウルがどんな話だったか本当によく分からないんです。
だってソフィーは心の有り様によって姿変わるじゃないですか、その時点でストーリーを追っかけるのやめました。いいよ、もう、ソフィーとハウルがラブラブになれるかどうかが分かればいいよ、という心境。
そう割り切ってしまうと、あら不思議。
ハウル萌え〜、マルクル萌え〜で二時間あっと言う間で面白かったです。
所々、完全に話を見失ってしまいましたが「で、結局どうなのよ、お二人さん」というおばちゃん根性で乗り切りました。
心配されていた声優陣のことも「そういえば宮崎作品の声は最近このレベルだった」とすんなり納得。ハウル萌えと神木君萌えで問題なし。
ハウルに睫毛があったことや、CGと分かる表現に「おぉっ」
理不尽な状況を改めて悟るソフィーに涙し、彼女の寝顔を見つめるハウルにときめきを禁じ得ませんでした。
でもね、他の人に「ハウルってどんな話だった?」と聞かれたら、間違いなく説明出来ないです。もうキャラ萌えするので精一杯。
DVDを見たあと、にらに原作の話(かなり怪しいもんだが)を聞いて初めて「ハウルってそんな話だったんだ…」などと思ったくらいですから…想像力の足りない私ではちょっと脳内補完出来ませんでしたね。
原作のあらすじだけでも触っていれば違った印象を持てたと思うと、ちょっともったいなかったかも。
微妙な話 担当:もぞ
2005年12月6日世界標準というか常識として「自分は無宗教である」と発言することは良くないことらしい。
日本では「政治、宗教、野球の話は論争の元」と言われたりする(というか私の父が言っていた)
ちなみに私は信心を傾けるような宗教を持たないし、基本的には宗教が好きではない。昔はハッキリ言って「嫌い」だった。
信じるものと信じないものの間にある、どうしようもない温度差――これが家族をバラバラにしてしまう原因になってしまうからである。
でも「嫌い」って宗教に関して勉強不足だから言えることかな、と5年ほど前に思い直した。
それなりに書物を読んだり話を聞いたりしていくと、別に「嫌い」ではなくなった。
言うなれば「分かった、好きにしておくれ」という心境になったということである。ある意味「嫌い」より悪くなったような気がするが、おかげで不要なケンカもせずに済むので私としては助かっている。
私が8歳だった時、幼稚園時代の友達が亡くなった。
私はもう憶えていないが、葬式の時に言った私の発言は、おおいに母を悲しませたという。
「神様のところに行くんだから、幸せだね」
私の通っていた幼稚園は、つまり宗教系の学校だった。幼稚園には問題がないのだが、そこに通っている生徒の親が宗教活動に熱心で、私はその影響から子供用の宗教書を読んでいた。
人の死がどんなものかも知らないで、本の受け売りを口にしたのだ。
以来、母は宗教の醜さ、人の死について、戦争の話、を私に教え続けた。母の実家は、宗教問題で手酷い経験をしていたのだ。
気がつけば私は宗教が「嫌い」になっていたワケなんだけど。
先日、父方の祖母に写真を送ったところ、彼女が泣きながら電話をかけてきた。
送ったのは私の子供の写真。
祖母は子供が元気に育つことを想像だにしてなかったそうで、予想外に元気そうな子供の様子に泣いてしまったのだそうだ。
そして一言。
「子供の健康を祈願するから、旦那さんの生年月日を教えなさい」
――祖母はとある新興宗教の「先生」をしているのだった。
言われた瞬間「やだなぁ…やばいなぁ」と素直に思った私だが、何かに祈らなければ落ち着かないであろう彼女の気持ちを受け取ることにした。
私が子供の生命力を信じるしかないように、祖母にとっては信仰の見えざる力に頼るしかないのである。
それで日常生活を安寧に過ごせるというなら、私が言いたいことは特にない。好きにしてください、という心境だ。
私が見ている現実を、私以外の人間も見なくてはならない、なんていう道理はないのだ。
ましてや私の家族を本当に心配してくれる人に「宗教絡みのことはゴメンだよ」なんてこと言えないし、まぁ言う必要もないんだけど。
それに、私が子供の生命力を信じることと、祖母が見えざる力を頼ること、この二つの違いって、思うほど大きくないような気がしてる。
私もまた、心が平和でいられるように、自分に暗示を掛けて生きているのだと感じている。
日本では「政治、宗教、野球の話は論争の元」と言われたりする(というか私の父が言っていた)
ちなみに私は信心を傾けるような宗教を持たないし、基本的には宗教が好きではない。昔はハッキリ言って「嫌い」だった。
信じるものと信じないものの間にある、どうしようもない温度差――これが家族をバラバラにしてしまう原因になってしまうからである。
でも「嫌い」って宗教に関して勉強不足だから言えることかな、と5年ほど前に思い直した。
それなりに書物を読んだり話を聞いたりしていくと、別に「嫌い」ではなくなった。
言うなれば「分かった、好きにしておくれ」という心境になったということである。ある意味「嫌い」より悪くなったような気がするが、おかげで不要なケンカもせずに済むので私としては助かっている。
私が8歳だった時、幼稚園時代の友達が亡くなった。
私はもう憶えていないが、葬式の時に言った私の発言は、おおいに母を悲しませたという。
「神様のところに行くんだから、幸せだね」
私の通っていた幼稚園は、つまり宗教系の学校だった。幼稚園には問題がないのだが、そこに通っている生徒の親が宗教活動に熱心で、私はその影響から子供用の宗教書を読んでいた。
人の死がどんなものかも知らないで、本の受け売りを口にしたのだ。
以来、母は宗教の醜さ、人の死について、戦争の話、を私に教え続けた。母の実家は、宗教問題で手酷い経験をしていたのだ。
気がつけば私は宗教が「嫌い」になっていたワケなんだけど。
先日、父方の祖母に写真を送ったところ、彼女が泣きながら電話をかけてきた。
送ったのは私の子供の写真。
祖母は子供が元気に育つことを想像だにしてなかったそうで、予想外に元気そうな子供の様子に泣いてしまったのだそうだ。
そして一言。
「子供の健康を祈願するから、旦那さんの生年月日を教えなさい」
――祖母はとある新興宗教の「先生」をしているのだった。
言われた瞬間「やだなぁ…やばいなぁ」と素直に思った私だが、何かに祈らなければ落ち着かないであろう彼女の気持ちを受け取ることにした。
私が子供の生命力を信じるしかないように、祖母にとっては信仰の見えざる力に頼るしかないのである。
それで日常生活を安寧に過ごせるというなら、私が言いたいことは特にない。好きにしてください、という心境だ。
私が見ている現実を、私以外の人間も見なくてはならない、なんていう道理はないのだ。
ましてや私の家族を本当に心配してくれる人に「宗教絡みのことはゴメンだよ」なんてこと言えないし、まぁ言う必要もないんだけど。
それに、私が子供の生命力を信じることと、祖母が見えざる力を頼ること、この二つの違いって、思うほど大きくないような気がしてる。
私もまた、心が平和でいられるように、自分に暗示を掛けて生きているのだと感じている。
夜考えること 担当:にら
2005年11月30日もう何年の前の話。
彼が交通事故にあった。
急な病気で手術をした。
二度とも私が知ったのは次の日に本人の電話があってからだった。
実際は死ぬような話ではなかったのだが、もしずっと彼の意識が戻らないというようなことがあれば、誰が私にそれを知らせてくれるのだろうかととても怖くなった。
音信不通だった人が帰ってきて、大病を患って歩く事も出来ない人の前で、二本の歩ける足で平気な顔をして
「自分もそう長くない、すぐに追いつくから」と言った。
そして私は最後の肝心なところでその人を突き放してしまったことを少し後悔している。
心配が現実になるかならないかはあともう何十年か先の話だろう。
本音を言うなら、もう一生係わり合いになりたくない。
けれど、人知れずその人が死んでしまったら、その事を知ってしまったら、やはり悲しいと思う。
感傷と欺瞞かもしれないけれど。
今日元気に話している人が明日も元気とは限らないのは実は当たり前の話で。
あなたを心配する人のために自分を大事にして欲しい。
あなたが無事で何事もなく生きていることが幸せなのだから。
そして、あなたに大事な人がいるならその人ために現実的にできることをしてあげて欲しいと思う。
紙切れ一枚のことが、形式に過ぎなくても、それが言葉よりもその人を守る効力を持つこともある。
今自分にできることは何だろう・・・
夜はろくなことを考えないもんで、支離滅裂ですね。
彼が交通事故にあった。
急な病気で手術をした。
二度とも私が知ったのは次の日に本人の電話があってからだった。
実際は死ぬような話ではなかったのだが、もしずっと彼の意識が戻らないというようなことがあれば、誰が私にそれを知らせてくれるのだろうかととても怖くなった。
音信不通だった人が帰ってきて、大病を患って歩く事も出来ない人の前で、二本の歩ける足で平気な顔をして
「自分もそう長くない、すぐに追いつくから」と言った。
そして私は最後の肝心なところでその人を突き放してしまったことを少し後悔している。
心配が現実になるかならないかはあともう何十年か先の話だろう。
本音を言うなら、もう一生係わり合いになりたくない。
けれど、人知れずその人が死んでしまったら、その事を知ってしまったら、やはり悲しいと思う。
感傷と欺瞞かもしれないけれど。
今日元気に話している人が明日も元気とは限らないのは実は当たり前の話で。
あなたを心配する人のために自分を大事にして欲しい。
あなたが無事で何事もなく生きていることが幸せなのだから。
そして、あなたに大事な人がいるならその人ために現実的にできることをしてあげて欲しいと思う。
紙切れ一枚のことが、形式に過ぎなくても、それが言葉よりもその人を守る効力を持つこともある。
今自分にできることは何だろう・・・
夜はろくなことを考えないもんで、支離滅裂ですね。
ハウルの動く城の感想(駄目だ、こりゃ) 担当:ぬりかべ
2005年11月27日 いや、ニラが感想を言うのを渋ったのもうなずける。見終わった後、主題はなんだったのだろうか、と考えさせられた。主題とはこの際、原作者ではない、脚本を務める宮崎駿の訴えたいことである。それが分からなかった。
正直、面白いなぁと思ったのはサリマン先生との対決ぐらいで、その後も最初のプロローグもストーリーが強引で首をひねっていた。
原作は、「魔法使いハウルと火の悪魔」となっているくらいだから、おそらく呪いの浄化が目的で、主題はハウルが心を取り戻すことだったんだろう。でもソフィが「ハウルはハウル、これでオッケー」とかサリマン先生に宣言しちゃってる以上、例えばみんなから誤解をされているハウルのシーンとかがもっと必要だったのではないだろうか。
物語には谷がいる。差別されていたり誤解されていたり臥薪嘗胆する時期があった方がメリハリがつく。それがかなり無かったような、あるにはあってもおかしな方向に物語を持って行かれた気がする。その上、ハウルもソフィも描き方が足りず、ひたすらカルシファーとマルクルと犬サリマンと荒地の魔女の名脇役ぶりが光っていた。
そもそもソフィは何だ。あいつが何をしたというんだ。
過去に会ったことがあるからだけでいいのか。それでハウルの心がどうして埋まるんだ。老婆にさせられたんだぞ? もっと苦しめ、叫べ。
当初からかなり精神的に強いソフィ。老婆になったにもかかわらず、その理不尽さを訴えることなく、パンとチーズをパクったうえ、ヒッチハイクしてかかしのカブには雑言並べ立てます。この強さにはもう見とれているほかなく、観客として応援する気に到底なれなかった。
いいか、ナウシカを見ろ。
強国に挟まれ滅ぼされようとする風の谷を支え、地下研究室では世界を救うために腐海の樹木の研究を身の危険も省みずしていた。そのうえで、ユパ様に「わたし怖い」といって抱きついたりしていたではないか。王蟲の子を救うため、撃たれたり、酸で焼かれたり、王蟲にはねられたりしていたではないか。
キキを見ろ。
カボチャパイ嫌いなのよねと言われ、パーティに参加できず、唯一の拠り所である魔力を失い、これまた唯一の友人であった黒猫と会話ができなくなって、もう死んじゃった方がいいとばかりに途方にくれていたではないか。
ソフィ、そしてハウル、お前らは決定的に足りないんだよ。お前達は癇癪を起こして美しくないと泣きじゃくったり、ローションみたいなものにまみれてズルズル運ばれたり、大きな鳥になったら戻れなくなったんスよ(ギフトのキムタク風)、って言っているだけで、物語の谷を演じていると言えるのか――?オイ
しかも唐突に――「愛してる」なんで??
この谷のところで原作がそうなのかもしれないけど、ハウルの性格は壊れるわ、ソフィのキャラがコロコロ変わるわ、宙に浮いたような方向に物語は向いていくわで、もう大変。
とは言え、決して面白くなかったわけではなく、一回だけ見る分には楽しい作品でした。元気はもらえませんでしたが。特に対師匠サリマン戦は空中戦なしでも楽しめる数少ない部分だった。あそこだけなら何回見てもよし。
思うに、ソフィには思想が足りなかった。ナウシカもキキも、パズーもシータも、力強い思想に満ちあふれていた。そこには宮崎監督の嫌らしいとも言える(本当に嫌らしい)メッセージが込められていた。
「大地を汚したのは人間なんです。腐海はそれを綺麗にしようとしているだけ」(ナウシカ)
「こんな高度な文明に支えられていても、人々は大地に帰りたかったんだ」(パズー)
「飛べない豚はただの豚だ」(紅の豚)
「ガッハー」(トトロ)
忘れた、でも何か言ってた(もののけ姫)
原作を他から持ってきたからではない。
要所を弟子に任せたからでもない。もはや宮崎監督には伝えるべきメッセージが枯渇したのではないかと、ぬりかべには思える作品でした。
メッセージがないならないで、猫男爵のときのように女子高生が猫耳と髭を生やして、終始真剣になることなく、ポップに作ればよかったのではないだろうか。あれはあれで面白い作品だと思う。一方、ハウルの動く城は、主題が心を取り戻す、つまり人間の弱さを出して、そこから立ち上がるところに共感を見いだす作品としては、見せ方が足りないと思った。
PS かかしのカブが人間に戻った後もぴょんぴょん跳ねてたのにはワロタ。
正直、面白いなぁと思ったのはサリマン先生との対決ぐらいで、その後も最初のプロローグもストーリーが強引で首をひねっていた。
原作は、「魔法使いハウルと火の悪魔」となっているくらいだから、おそらく呪いの浄化が目的で、主題はハウルが心を取り戻すことだったんだろう。でもソフィが「ハウルはハウル、これでオッケー」とかサリマン先生に宣言しちゃってる以上、例えばみんなから誤解をされているハウルのシーンとかがもっと必要だったのではないだろうか。
物語には谷がいる。差別されていたり誤解されていたり臥薪嘗胆する時期があった方がメリハリがつく。それがかなり無かったような、あるにはあってもおかしな方向に物語を持って行かれた気がする。その上、ハウルもソフィも描き方が足りず、ひたすらカルシファーとマルクルと犬サリマンと荒地の魔女の名脇役ぶりが光っていた。
そもそもソフィは何だ。あいつが何をしたというんだ。
過去に会ったことがあるからだけでいいのか。それでハウルの心がどうして埋まるんだ。老婆にさせられたんだぞ? もっと苦しめ、叫べ。
当初からかなり精神的に強いソフィ。老婆になったにもかかわらず、その理不尽さを訴えることなく、パンとチーズをパクったうえ、ヒッチハイクしてかかしのカブには雑言並べ立てます。この強さにはもう見とれているほかなく、観客として応援する気に到底なれなかった。
いいか、ナウシカを見ろ。
強国に挟まれ滅ぼされようとする風の谷を支え、地下研究室では世界を救うために腐海の樹木の研究を身の危険も省みずしていた。そのうえで、ユパ様に「わたし怖い」といって抱きついたりしていたではないか。王蟲の子を救うため、撃たれたり、酸で焼かれたり、王蟲にはねられたりしていたではないか。
キキを見ろ。
カボチャパイ嫌いなのよねと言われ、パーティに参加できず、唯一の拠り所である魔力を失い、これまた唯一の友人であった黒猫と会話ができなくなって、もう死んじゃった方がいいとばかりに途方にくれていたではないか。
ソフィ、そしてハウル、お前らは決定的に足りないんだよ。お前達は癇癪を起こして美しくないと泣きじゃくったり、ローションみたいなものにまみれてズルズル運ばれたり、大きな鳥になったら戻れなくなったんスよ(ギフトのキムタク風)、って言っているだけで、物語の谷を演じていると言えるのか――?オイ
しかも唐突に――「愛してる」なんで??
この谷のところで原作がそうなのかもしれないけど、ハウルの性格は壊れるわ、ソフィのキャラがコロコロ変わるわ、宙に浮いたような方向に物語は向いていくわで、もう大変。
とは言え、決して面白くなかったわけではなく、一回だけ見る分には楽しい作品でした。元気はもらえませんでしたが。特に対師匠サリマン戦は空中戦なしでも楽しめる数少ない部分だった。あそこだけなら何回見てもよし。
思うに、ソフィには思想が足りなかった。ナウシカもキキも、パズーもシータも、力強い思想に満ちあふれていた。そこには宮崎監督の嫌らしいとも言える(本当に嫌らしい)メッセージが込められていた。
「大地を汚したのは人間なんです。腐海はそれを綺麗にしようとしているだけ」(ナウシカ)
「こんな高度な文明に支えられていても、人々は大地に帰りたかったんだ」(パズー)
「飛べない豚はただの豚だ」(紅の豚)
「ガッハー」(トトロ)
忘れた、でも何か言ってた(もののけ姫)
原作を他から持ってきたからではない。
要所を弟子に任せたからでもない。もはや宮崎監督には伝えるべきメッセージが枯渇したのではないかと、ぬりかべには思える作品でした。
メッセージがないならないで、猫男爵のときのように女子高生が猫耳と髭を生やして、終始真剣になることなく、ポップに作ればよかったのではないだろうか。あれはあれで面白い作品だと思う。一方、ハウルの動く城は、主題が心を取り戻す、つまり人間の弱さを出して、そこから立ち上がるところに共感を見いだす作品としては、見せ方が足りないと思った。
PS かかしのカブが人間に戻った後もぴょんぴょん跳ねてたのにはワロタ。
独立する者と従属する者 担当:ぬりかべ
2005年11月26日 悲しむべきことに世の中には二種類の人間がいる。
それは支配する人間と、支配される人間だ。
もし、あなたが支配する側になりたければ、そう話は難しいことではない。要するに、支配される側の人間を安心させてやれば良いのだ。
例えば、自分が醜い人間だと思いこんでいる人には、そうではないと吹き込んでやればよい。それが根拠のない話でも、悩みから一時的に解放してやれば、彼はあなたを支持することだろう。再び不安になったときに、あなたにもう一度慰めてもらうことができるからである。
経済的な不安を抱えている人には、いっそお金をやればよい。例え少ない金額でも、一時的に貧困から救ってやれば彼はあなたを支持するだろう。再びお金に困ったときに、あなたにもう一度お金を無心することができるからである。
つまり、支配するために必要なことは、支配される側の人間のリスクを一時的に引き受けてやり、それが継続されると期待させることである。そうすれば彼らは従う。従わざるえない。それどころか、喜んで支配下に入るだろう。
なんでそういうことになるのかと言うと、彼らは自分で考えるということを嫌うからだ。さらに言うと、自分が失敗し、責任を取らされることが嫌なのだ。
命令を受け従属することが好き。責任をとってリーダーシップをとってくれる人間が大好き。自分で勉強し、解決法を探すのは大嫌い。醜いと言われると耐えられない。自分の行動が間違っていると言われると腹を立てる。彼らに出来ることと言えば、自分の好きなことだけを集中的に行うことくらいである。かくして彼らは働かされる。
一時の安心があることを除いて、奴隷と何が違うと言うのか。
あなたは奴隷だよ、と真実を告げると、大抵憎まれるのはぬりかべの方である。彼らは搾取されても、一時の安心が得られればそれでよい。しかし。
独立せよ。
従属する人間が強いわけはない。
命令に従うだけの人間が他人はおろか自分自身も救えるわけがない。
無限に責任をとってくれる人間を捜すのはもうやめよう。
それは親でも恋人でもない。自分自身でしかありえないのだから。
それは支配する人間と、支配される人間だ。
もし、あなたが支配する側になりたければ、そう話は難しいことではない。要するに、支配される側の人間を安心させてやれば良いのだ。
例えば、自分が醜い人間だと思いこんでいる人には、そうではないと吹き込んでやればよい。それが根拠のない話でも、悩みから一時的に解放してやれば、彼はあなたを支持することだろう。再び不安になったときに、あなたにもう一度慰めてもらうことができるからである。
経済的な不安を抱えている人には、いっそお金をやればよい。例え少ない金額でも、一時的に貧困から救ってやれば彼はあなたを支持するだろう。再びお金に困ったときに、あなたにもう一度お金を無心することができるからである。
つまり、支配するために必要なことは、支配される側の人間のリスクを一時的に引き受けてやり、それが継続されると期待させることである。そうすれば彼らは従う。従わざるえない。それどころか、喜んで支配下に入るだろう。
なんでそういうことになるのかと言うと、彼らは自分で考えるということを嫌うからだ。さらに言うと、自分が失敗し、責任を取らされることが嫌なのだ。
命令を受け従属することが好き。責任をとってリーダーシップをとってくれる人間が大好き。自分で勉強し、解決法を探すのは大嫌い。醜いと言われると耐えられない。自分の行動が間違っていると言われると腹を立てる。彼らに出来ることと言えば、自分の好きなことだけを集中的に行うことくらいである。かくして彼らは働かされる。
一時の安心があることを除いて、奴隷と何が違うと言うのか。
あなたは奴隷だよ、と真実を告げると、大抵憎まれるのはぬりかべの方である。彼らは搾取されても、一時の安心が得られればそれでよい。しかし。
独立せよ。
従属する人間が強いわけはない。
命令に従うだけの人間が他人はおろか自分自身も救えるわけがない。
無限に責任をとってくれる人間を捜すのはもうやめよう。
それは親でも恋人でもない。自分自身でしかありえないのだから。
エウレカ7を見た(第1話、2話) 担当:ぬりかべ
2005年11月25日 一言:
山本和夫のホムンクルスを置いていたらニラが読み始め、読み始めたかと思ったら途端に投げ出した。そして言うには、「気持ち悪い」と。仕方ないじゃん、そういう作風なんだから。
エウレカ7を見た(第1話、2話)
無駄が無かった。よく出来ていた、と思う。
だけど、寄せ集めにしか思えなかったのは、やはりそれが厳然たる事実だからだと思う。作風だけじゃない、初期設定からプロローグから、1話から2話への場面展開など…、およそ既に発表された作品から持ってきたに違いないという部分が多くあった。あまりにも多すぎたため、どれがオリジナルでコピーなのか区別がつかないくらいで、やはり、やりすぎは良くないと思った。
結論として、それなりに面白かったが、続きを見たいとは思えなかった。この作品からは力がもらえなかった。とどのつまり、ぬりかべはもっと違う作品が見たい。
そう…
ひとつ突き抜けた作品が見たいのだ!
でも、それがどう突き抜けるべきか、なんてのは語ることはできないんだよね。きっとぬりかべの心の問題もあるわけだから。多分、この作品がすげぇおもしれ〜っていう人もいるはず。ぬりかべの精神状況と求めているものがたまたまジャストフィットしなかっただけ、ということだろう。
そういったことを踏まえた上で、唐突だけど、ここに「ハウルの動く城」がある。
なんだかんだイチャモンをポンタ挙げてやったので、記憶に残っている方々もいると思う。結局、見たのはサホだけだったという曰く付きの作品だ(笑)。国内よりも海外の評価の高いこの作品、果たしてどうなりますことやら、週末報告します。
注:ひょっとするとニラは「ハウルの動く城」を見ているかもしれませんが、時間がかなり経過していて完全に忘却している可能性が高いので、見ていないことと同義に扱います。
山本和夫のホムンクルスを置いていたらニラが読み始め、読み始めたかと思ったら途端に投げ出した。そして言うには、「気持ち悪い」と。仕方ないじゃん、そういう作風なんだから。
エウレカ7を見た(第1話、2話)
無駄が無かった。よく出来ていた、と思う。
だけど、寄せ集めにしか思えなかったのは、やはりそれが厳然たる事実だからだと思う。作風だけじゃない、初期設定からプロローグから、1話から2話への場面展開など…、およそ既に発表された作品から持ってきたに違いないという部分が多くあった。あまりにも多すぎたため、どれがオリジナルでコピーなのか区別がつかないくらいで、やはり、やりすぎは良くないと思った。
結論として、それなりに面白かったが、続きを見たいとは思えなかった。この作品からは力がもらえなかった。とどのつまり、ぬりかべはもっと違う作品が見たい。
そう…
ひとつ突き抜けた作品が見たいのだ!
でも、それがどう突き抜けるべきか、なんてのは語ることはできないんだよね。きっとぬりかべの心の問題もあるわけだから。多分、この作品がすげぇおもしれ〜っていう人もいるはず。ぬりかべの精神状況と求めているものがたまたまジャストフィットしなかっただけ、ということだろう。
そういったことを踏まえた上で、唐突だけど、ここに「ハウルの動く城」がある。
なんだかんだイチャモンをポンタ挙げてやったので、記憶に残っている方々もいると思う。結局、見たのはサホだけだったという曰く付きの作品だ(笑)。国内よりも海外の評価の高いこの作品、果たしてどうなりますことやら、週末報告します。
注:ひょっとするとニラは「ハウルの動く城」を見ているかもしれませんが、時間がかなり経過していて完全に忘却している可能性が高いので、見ていないことと同義に扱います。
知盛さんの職業適性 担当:サホ
2005年11月13日十六夜記ネタバレ一切不可という方はご覧にならないで下さいませ。
十六夜記中、私的最萌えだった知盛EDですが、けれど、その一方で最も先行き不透明に思えたのもちもED。
ただでさえ、あの激しすぎる愛(笑)を前にして、少なからず持続性に不安を抱かずにはいられませんのに、よもや現代お持ち帰り組だなどと無謀すぎるのでは、と…。
知盛を形容する代名詞「退廃的」からすると、やはり、真っ先に思い浮かんでしまうのは「ヒモ」だったのですが、平家の貴公子という出自で、中納言の位にあったほどですしね。無印でも、文武両道に通じたキャラという印象はありましたけど、十六夜記では公卿としての一面も垣間見ることが出来て、改めて、日頃、ネタに走りすぎていたことに反省(笑)
とはいえ、私にとって、あの十六夜記中最高のオトナ世界の維持もハードル高いですけど、ED後の知盛の身の振り方が定まらないことには、どうにもノーマルなネタは捻出不可能という気が。
ヒモ生活も十分すぎるほど絵になると思うのですが(笑)、けれど、曲がりなりにも現代での神子は単なる女子高生。そんな少女に養われる生活を不甲斐なく思うくらいの矜持は崩してほしくない願望があったり。
じゃあ、どんな職業に就くのかとなると、イマイチ、ピンとこないんですよね。才能的には何でもさくっとこなせそうですけど、問題はあの性格。
例えば、にらねーさんのステキ妄想のモデル業も、格好良すぎで、拝めるものなら是非とも拝んでみたいのですけど、果たして、いつまで続くのか心配せずには…(苦笑)
あとは、ベタですけど、モデル業に関しては神子のやきもちにより廃業というのも可愛くて捨て難く思う私です(笑)
戦いメインで考えるなら、軍に入隊するのが手っ取り早いでしょうけど、規律正しい軍生活には到底向かないでしょうしねぇ。
他に死と向かい合わせの世界となると、うーん、レーサーとか? けど、これこそ夢でしかないのかもしれませんが、一応、これってネオロマEDですものね。心惹かれる対象はあくまで獣神子(笑)だけであってほしいなぁと。レースに命張られるのも何だか釈然としない…。神子もエントリーしてるなら別かもしれないですけど、だとすれば、一体、どんなデッドヒート繰り広げているのだか(笑)
退廃生活を両立させられるような職業となると自由業でしょうか。
ステレオタイプなところでは文筆業くらいしか浮かばないのですが、さらっと漢詩を諳んじるような確かな教養はあっても、ちもに自ら創作作業に勤しむようなイメージも乏しく…。
在宅で収入を得るなら、ちもの場合、ここは今流行りのネット株でしょうね! あの鋭い洞察力ですもの。投資家ちもの道はかなりイイ線いきそう♪
白龍のことですし、神子のためなら、ちもにも結構な資金を用意しておいてくれるはずですしね。ついでに土地なんかもあったりするかもしれませんし。それを元手に、とりあえず遊んでも暮らしていけるくらいの利潤を得てくれそうな気がするのですが、ただ、資産運用も彼にとっては一時の暇潰しゲームにしかならなかったりするのやも…? そうなると、また退屈男(誤)になってしまう…。
かといって、フツーにサラリーマン生活というのも…。雇用される側だとしても、高待遇な重役なら良いのですけど、しがないヒラ社員ちもなんて、見るに忍びなさ過ぎ。。。
重役クラスでなくとも、例えばコンサルタント的な、一般の若手社員とは別次元のポジションでいてほしいなぁ…と、いうか、そうでなきゃ、これもまた到底無理な気が…。いくら世界が違うからとはいえ、かつては公卿だった人物に、今更ぺーぺーなリーマンなど我慢ならないような。
ひょっとしたら、仮にちもは、そこは年上の社会人らしく神子のために耐えてくれたとしても、彼女の方はまだ女子高生。社会人になっていたら景時さん的苦労も実感出来るかと思いますが、女子高生には、ヘタレにしか見えない可能性も無きにしも非ず。腰の低いちもに幻滅して、彼女の方から先に愛想尽かすということも…いやぁっ(号泣)
あ、でも、単なる若手社員なら、中納言という職歴からすると案外、秘書なども向いてたりするのかも??? 大企業のTOPの第一秘書なんかだとエリートっぽいですし、且つ、裏で違法ではないものの、こうちょっと闇っぽいキケンなニオイのするような仕事を片付けたりするとステキかも(笑)
――などなど考えているうちに、とりあえず、現代お持ち帰り後しばらくは、一瞬、モデル業なんか経験しつつも、社会勉強の一環に、株式とか不動産関係で実益を上げつつ市場経済を学ぶ。
そうこうしているうちに、“兄上”も大学卒業ですよ。そこで将臣くんと二人で起業して下さいな、と。言うなれば「揚羽ファンド」の設立です。ええ、思いっきり、私の趣味丸出しです(笑)
けど、還内府としてのあのカリスマ性を遺憾なく発揮してくれると嬉しいですし、彼ほど良いお目付け役も他にはいませんもの。
ただ、ちもは、ばっさばっさとやりそうですけど、人情家の将臣くんにはそれほど冷徹になれないかも。「プリティー・ウーマン」のリチャード・ギア演じる実業家みたく、企業提携に心砕きそうな予感。
あ。今、ふと、その対象企業の会長に御館の顔が浮かびましたよ。そのオプションとして、仏頂面の会長子息とか(笑)
父・清盛公に倣うなら、貿易関係なんかも良いかもしれませんね。
とりあえず、ちももパートナーが将臣くんなら、なんだかんだで、いつもビシっと決めてくれそうですし、神子としても気心知れた幼なじみの存在に心強いはず。この場合、神子も専業主婦に納まらず、漢っぷりを存分に見せ付ける営業部長or広報部長にでもなっているのでしょうかね(笑)
ついでに思慮深い譲くんも無理矢理引っ張り込めば、この会社も安泰でしょう。
実に有川兄弟(特に弟)には同情を禁じ得ない未来図の出来上がりです(笑)
十六夜記中、私的最萌えだった知盛EDですが、けれど、その一方で最も先行き不透明に思えたのもちもED。
ただでさえ、あの激しすぎる愛(笑)を前にして、少なからず持続性に不安を抱かずにはいられませんのに、よもや現代お持ち帰り組だなどと無謀すぎるのでは、と…。
知盛を形容する代名詞「退廃的」からすると、やはり、真っ先に思い浮かんでしまうのは「ヒモ」だったのですが、平家の貴公子という出自で、中納言の位にあったほどですしね。無印でも、文武両道に通じたキャラという印象はありましたけど、十六夜記では公卿としての一面も垣間見ることが出来て、改めて、日頃、ネタに走りすぎていたことに反省(笑)
とはいえ、私にとって、あの十六夜記中最高のオトナ世界の維持もハードル高いですけど、ED後の知盛の身の振り方が定まらないことには、どうにもノーマルなネタは捻出不可能という気が。
ヒモ生活も十分すぎるほど絵になると思うのですが(笑)、けれど、曲がりなりにも現代での神子は単なる女子高生。そんな少女に養われる生活を不甲斐なく思うくらいの矜持は崩してほしくない願望があったり。
じゃあ、どんな職業に就くのかとなると、イマイチ、ピンとこないんですよね。才能的には何でもさくっとこなせそうですけど、問題はあの性格。
例えば、にらねーさんのステキ妄想のモデル業も、格好良すぎで、拝めるものなら是非とも拝んでみたいのですけど、果たして、いつまで続くのか心配せずには…(苦笑)
あとは、ベタですけど、モデル業に関しては神子のやきもちにより廃業というのも可愛くて捨て難く思う私です(笑)
戦いメインで考えるなら、軍に入隊するのが手っ取り早いでしょうけど、規律正しい軍生活には到底向かないでしょうしねぇ。
他に死と向かい合わせの世界となると、うーん、レーサーとか? けど、これこそ夢でしかないのかもしれませんが、一応、これってネオロマEDですものね。心惹かれる対象はあくまで獣神子(笑)だけであってほしいなぁと。レースに命張られるのも何だか釈然としない…。神子もエントリーしてるなら別かもしれないですけど、だとすれば、一体、どんなデッドヒート繰り広げているのだか(笑)
退廃生活を両立させられるような職業となると自由業でしょうか。
ステレオタイプなところでは文筆業くらいしか浮かばないのですが、さらっと漢詩を諳んじるような確かな教養はあっても、ちもに自ら創作作業に勤しむようなイメージも乏しく…。
在宅で収入を得るなら、ちもの場合、ここは今流行りのネット株でしょうね! あの鋭い洞察力ですもの。投資家ちもの道はかなりイイ線いきそう♪
白龍のことですし、神子のためなら、ちもにも結構な資金を用意しておいてくれるはずですしね。ついでに土地なんかもあったりするかもしれませんし。それを元手に、とりあえず遊んでも暮らしていけるくらいの利潤を得てくれそうな気がするのですが、ただ、資産運用も彼にとっては一時の暇潰しゲームにしかならなかったりするのやも…? そうなると、また退屈男(誤)になってしまう…。
かといって、フツーにサラリーマン生活というのも…。雇用される側だとしても、高待遇な重役なら良いのですけど、しがないヒラ社員ちもなんて、見るに忍びなさ過ぎ。。。
重役クラスでなくとも、例えばコンサルタント的な、一般の若手社員とは別次元のポジションでいてほしいなぁ…と、いうか、そうでなきゃ、これもまた到底無理な気が…。いくら世界が違うからとはいえ、かつては公卿だった人物に、今更ぺーぺーなリーマンなど我慢ならないような。
ひょっとしたら、仮にちもは、そこは年上の社会人らしく神子のために耐えてくれたとしても、彼女の方はまだ女子高生。社会人になっていたら景時さん的苦労も実感出来るかと思いますが、女子高生には、ヘタレにしか見えない可能性も無きにしも非ず。腰の低いちもに幻滅して、彼女の方から先に愛想尽かすということも…いやぁっ(号泣)
あ、でも、単なる若手社員なら、中納言という職歴からすると案外、秘書なども向いてたりするのかも??? 大企業のTOPの第一秘書なんかだとエリートっぽいですし、且つ、裏で違法ではないものの、こうちょっと闇っぽいキケンなニオイのするような仕事を片付けたりするとステキかも(笑)
――などなど考えているうちに、とりあえず、現代お持ち帰り後しばらくは、一瞬、モデル業なんか経験しつつも、社会勉強の一環に、株式とか不動産関係で実益を上げつつ市場経済を学ぶ。
そうこうしているうちに、“兄上”も大学卒業ですよ。そこで将臣くんと二人で起業して下さいな、と。言うなれば「揚羽ファンド」の設立です。ええ、思いっきり、私の趣味丸出しです(笑)
けど、還内府としてのあのカリスマ性を遺憾なく発揮してくれると嬉しいですし、彼ほど良いお目付け役も他にはいませんもの。
ただ、ちもは、ばっさばっさとやりそうですけど、人情家の将臣くんにはそれほど冷徹になれないかも。「プリティー・ウーマン」のリチャード・ギア演じる実業家みたく、企業提携に心砕きそうな予感。
あ。今、ふと、その対象企業の会長に御館の顔が浮かびましたよ。そのオプションとして、仏頂面の会長子息とか(笑)
父・清盛公に倣うなら、貿易関係なんかも良いかもしれませんね。
とりあえず、ちももパートナーが将臣くんなら、なんだかんだで、いつもビシっと決めてくれそうですし、神子としても気心知れた幼なじみの存在に心強いはず。この場合、神子も専業主婦に納まらず、漢っぷりを存分に見せ付ける営業部長or広報部長にでもなっているのでしょうかね(笑)
ついでに思慮深い譲くんも無理矢理引っ張り込めば、この会社も安泰でしょう。
実に有川兄弟(特に弟)には同情を禁じ得ない未来図の出来上がりです(笑)
イメージするところは 担当:サホ
2005年11月10日※十六夜記についても微妙にネタバレを含みますのでご注意下さいませ。
ネタを捻出している最中はBGMをかけないというのは、以前にもお話したかと思いますが、割とそれぞれにテーマ曲というかイメージ曲がありまして。この道(笑)に足を踏み入れた頃は、そういうのはなかったのですけど。
最近?だと、例えば夏の終わりに上げた将望ネタ。
ここ数ヶ月、稀に見る王道幼なじみ激萌え期間が続いていますが、元ネタというかきっかけは夏の高校野球でした。
野球よりサッカー派なので高校野球にもさして興味はないのですが、今年は地元校がイイ線まで行ったせいもあったりして、割と目についたというか。で、高校野球というと、やはり連想してしまうのは「タッチ」でしょう(笑)
そこから、真夏の幼なじみ情景が広がったのですが、さすがにタッチソングでイメージということはなく(苦笑)行き詰るたびに思い出していたのは浜崎あゆみの「fairyland」だったのでした。と、言っても、Mステとか歌番組で聞いたくらいなのですが。
この楽曲って、アップテンポなので、最初は明るいだけの内容なのかと思ってましたけど、遠い日々にちょっぴり切なくなるような感傷的歌詞なのですね。特にサビは、二人の幼少期ってこんな感じかな?というイメージと重なるような…。
ただ、その後、ちらっと目にしたPVは、これまたちょっと意外な印象を受ける仕上がりの模様。お祭(?)ムードっぽいのが一転、炎に巻かれるという、シリアスというかダークなイメージというか。
そういうのも嫌いではない私ですので、その時は「へぇぇ」というくらいで特に気に留めることもなく、この将望ネタを作っている時点では、もっぱらサビのみでイメージを膨らます足がかりとさせてもらっていたのです。
で、十六夜記解禁後、某歌詞検索サイトでこの歌詞を見て、サビだけでなく全体的に将臣くん蜜月EDっぽいかもな〜、と感じたその数日後。TVをつけたら、たまたま、この「fairyland」のPVの終盤が流れてまして…。
その時まですっかり忘れてましたけど、そういえば、このPVって曲調の印象とは異なる作りだったんですよね。
業火を前に、落涙しつつも微笑を湛えているような、何やらこう病んでるっぽい世界観――じっくり見たわけではないので、私の穿った妄想視線がそう見せただけかもしれないですけど(苦笑)、その瞬間、私の脳裏には十六夜記でのリズ先生蜜月ルートでのご乱心神子がフラッシュバック! こんな感じで燃える街並みを眺めるとか、その壊れ具合もステキそう(危)
将臣蜜月EDに限らず、歌詞・PV含めて、すっかり私の中の神子ソングと認定された気分。一度ちゃんと最初から通して、じっくりPVをチェックしてみたいところです。
ネタを捻出している最中はBGMをかけないというのは、以前にもお話したかと思いますが、割とそれぞれにテーマ曲というかイメージ曲がありまして。この道(笑)に足を踏み入れた頃は、そういうのはなかったのですけど。
最近?だと、例えば夏の終わりに上げた将望ネタ。
ここ数ヶ月、稀に見る王道幼なじみ激萌え期間が続いていますが、元ネタというかきっかけは夏の高校野球でした。
野球よりサッカー派なので高校野球にもさして興味はないのですが、今年は地元校がイイ線まで行ったせいもあったりして、割と目についたというか。で、高校野球というと、やはり連想してしまうのは「タッチ」でしょう(笑)
そこから、真夏の幼なじみ情景が広がったのですが、さすがにタッチソングでイメージということはなく(苦笑)行き詰るたびに思い出していたのは浜崎あゆみの「fairyland」だったのでした。と、言っても、Mステとか歌番組で聞いたくらいなのですが。
この楽曲って、アップテンポなので、最初は明るいだけの内容なのかと思ってましたけど、遠い日々にちょっぴり切なくなるような感傷的歌詞なのですね。特にサビは、二人の幼少期ってこんな感じかな?というイメージと重なるような…。
ただ、その後、ちらっと目にしたPVは、これまたちょっと意外な印象を受ける仕上がりの模様。お祭(?)ムードっぽいのが一転、炎に巻かれるという、シリアスというかダークなイメージというか。
そういうのも嫌いではない私ですので、その時は「へぇぇ」というくらいで特に気に留めることもなく、この将望ネタを作っている時点では、もっぱらサビのみでイメージを膨らます足がかりとさせてもらっていたのです。
で、十六夜記解禁後、某歌詞検索サイトでこの歌詞を見て、サビだけでなく全体的に将臣くん蜜月EDっぽいかもな〜、と感じたその数日後。TVをつけたら、たまたま、この「fairyland」のPVの終盤が流れてまして…。
その時まですっかり忘れてましたけど、そういえば、このPVって曲調の印象とは異なる作りだったんですよね。
業火を前に、落涙しつつも微笑を湛えているような、何やらこう病んでるっぽい世界観――じっくり見たわけではないので、私の穿った妄想視線がそう見せただけかもしれないですけど(苦笑)、その瞬間、私の脳裏には十六夜記でのリズ先生蜜月ルートでのご乱心神子がフラッシュバック! こんな感じで燃える街並みを眺めるとか、その壊れ具合もステキそう(危)
将臣蜜月EDに限らず、歌詞・PV含めて、すっかり私の中の神子ソングと認定された気分。一度ちゃんと最初から通して、じっくりPVをチェックしてみたいところです。
せっかくなので野島伸司も語ってみよう 担当:もぞ
2005年11月6日野島伸司脚本より、原案・野島伸司、という作品が好きな私。
キャラが立っているのでキャラ萌えしつつ、でも彼が作るストーリーにはあまり興味がないという感じでしょうか。
そういうわけで、今回は原案・野島伸司のドラマ作品に対する単なる感想。
***
「家なき子2」
何を隠そう「家なき子」より「家なき子2」の方が大好きです。
はちゃめちゃなストーリー展開、ありえないよなぁという状況の数々、だけどそこにいる生き生きとした登場人物達…
私が一番好きなキャラは「絵里花お嬢様」――榎本加奈子嬢であります。
榎本加奈子道という道があるなら、私の第一歩は間違いなくこの作品でありました。
完璧ないじめっ子役なんですが、いじめの対象に漢なすずちゃん(安達祐実)を選んでしまった不幸からか、もの凄く空回りしています。
しかもいじめ方が昼ドラも真っ青な前近代的な感じであるので(「真珠婦人」のたわしコロッケ的な…)失笑しまくり。
榎本自身ほとんど初出に近いので演技力も今ひとつ。
野島伸司ということでセリフもかなり面白く「それってギャグ?」という言い回しも多数。
最終的には殺人事件の犯人に汚され、殺されかけるという不幸っぷり。
でもそんな絵里花お嬢様は可愛くて大好きでした。
ちなみにストーリーは、金田一耕助が出てきそうな館を舞台に、現代人な相沢すずとブラックジャックな京本政樹が紛れ込み、遺産相続を巡る殺人事件に巻き込まれる、みたいな話。
***
「星の金貨」「続・星の金貨」
主人公が酒井法子さんだと聞いて「あぁ、台詞ないから見られるかも…」と思い見はじめたドラマです。
いや、しかし、酒井法子さんの演技は素晴らしかった…! 涙をスゥっとこぼせる人は是非女優を目指すがいいですよ。この主人公、他人を3倍の愛で包むと10倍の不幸が襲うというキャラでして、もう本当に気の毒…
私が一番好きなキャラは「巧巳先生」――竹野内豊さんです。当時、秀一先生を演じた大沢たかおさんと並んで無名に近かったそうなんですが(…でもロンバケっていつだっけか)、見事な出世作となりました。
無印の方では愛を信じない巧巳先生が主人公・彩と出会い、愛に目覚め、そして色々と方法は間違えながらも愛に生きることを決意する、という素敵な若者を好演。
しかし、無印のファンをどん底に落としたのが「続」――あれ、こういう書き方をすると、某種デスを彷彿とさせますが――彩しか見ていない巧巳先生をこれでもかと不幸が襲い、おまけに愛は手に入らず、遠くから彩を見守るという結末を選びます。
無印のまま終わっていたら「彩は秀一先生のこと忘れて、ちゃんと巧巳と向かい合って幸せになっただろうに」と私も涙にくれたものです(笑)
巧巳先生の好きなところは、やはり基本が自分本位なところです。
好きなら一直線、一途さが間違っているところがたまりません。
子供っぽいし、キレやすいし、でも彼はちゃんと成長キャラとしていい男に変貌していきます。
好きな女は決して自分を愛してはくれないけれど、愛するあなたを100年だけ待ってやろう、という姿勢がすごく好きですね。
「続」での巧巳先生は、身の上に起こった不幸のため、困ったキャラになりかけますが、そこは愛の力で持ち直し、秀一と彩のために生きる男となりました。
こんな都合の良い男、なかなか存在しませんよ、皆さん。
ちなみにストーリーは、大病院の後継者争いを背景に、記憶を失った恋人・秀一を愛の力で自分の手に取り戻そうとする彩の愛の物語。しかし記憶のない秀一には婚約者がいて、彩の不幸は加速度をましていきます…
「続」では秀一の失脚を狙う矢上の陰謀で不幸になっていく病院を舞台に、巧巳の下半身不随、彩の失明という困難が襲いかかり、そのなかで人はどうやって愛を貫こうとするか描かれています。もう、野島伸司節全開です。
***
あと「新・星の金貨」では私、弘人が大好きでした。
多分「花より男子」では、類よりも道明寺が好きなんだろうな…なんて分かりやすい…
キャラが立っているのでキャラ萌えしつつ、でも彼が作るストーリーにはあまり興味がないという感じでしょうか。
そういうわけで、今回は原案・野島伸司のドラマ作品に対する単なる感想。
***
「家なき子2」
何を隠そう「家なき子」より「家なき子2」の方が大好きです。
はちゃめちゃなストーリー展開、ありえないよなぁという状況の数々、だけどそこにいる生き生きとした登場人物達…
私が一番好きなキャラは「絵里花お嬢様」――榎本加奈子嬢であります。
榎本加奈子道という道があるなら、私の第一歩は間違いなくこの作品でありました。
完璧ないじめっ子役なんですが、いじめの対象に漢なすずちゃん(安達祐実)を選んでしまった不幸からか、もの凄く空回りしています。
しかもいじめ方が昼ドラも真っ青な前近代的な感じであるので(「真珠婦人」のたわしコロッケ的な…)失笑しまくり。
榎本自身ほとんど初出に近いので演技力も今ひとつ。
野島伸司ということでセリフもかなり面白く「それってギャグ?」という言い回しも多数。
最終的には殺人事件の犯人に汚され、殺されかけるという不幸っぷり。
でもそんな絵里花お嬢様は可愛くて大好きでした。
ちなみにストーリーは、金田一耕助が出てきそうな館を舞台に、現代人な相沢すずとブラックジャックな京本政樹が紛れ込み、遺産相続を巡る殺人事件に巻き込まれる、みたいな話。
***
「星の金貨」「続・星の金貨」
主人公が酒井法子さんだと聞いて「あぁ、台詞ないから見られるかも…」と思い見はじめたドラマです。
いや、しかし、酒井法子さんの演技は素晴らしかった…! 涙をスゥっとこぼせる人は是非女優を目指すがいいですよ。この主人公、他人を3倍の愛で包むと10倍の不幸が襲うというキャラでして、もう本当に気の毒…
私が一番好きなキャラは「巧巳先生」――竹野内豊さんです。当時、秀一先生を演じた大沢たかおさんと並んで無名に近かったそうなんですが(…でもロンバケっていつだっけか)、見事な出世作となりました。
無印の方では愛を信じない巧巳先生が主人公・彩と出会い、愛に目覚め、そして色々と方法は間違えながらも愛に生きることを決意する、という素敵な若者を好演。
しかし、無印のファンをどん底に落としたのが「続」――あれ、こういう書き方をすると、某種デスを彷彿とさせますが――彩しか見ていない巧巳先生をこれでもかと不幸が襲い、おまけに愛は手に入らず、遠くから彩を見守るという結末を選びます。
無印のまま終わっていたら「彩は秀一先生のこと忘れて、ちゃんと巧巳と向かい合って幸せになっただろうに」と私も涙にくれたものです(笑)
巧巳先生の好きなところは、やはり基本が自分本位なところです。
好きなら一直線、一途さが間違っているところがたまりません。
子供っぽいし、キレやすいし、でも彼はちゃんと成長キャラとしていい男に変貌していきます。
好きな女は決して自分を愛してはくれないけれど、愛するあなたを100年だけ待ってやろう、という姿勢がすごく好きですね。
「続」での巧巳先生は、身の上に起こった不幸のため、困ったキャラになりかけますが、そこは愛の力で持ち直し、秀一と彩のために生きる男となりました。
こんな都合の良い男、なかなか存在しませんよ、皆さん。
ちなみにストーリーは、大病院の後継者争いを背景に、記憶を失った恋人・秀一を愛の力で自分の手に取り戻そうとする彩の愛の物語。しかし記憶のない秀一には婚約者がいて、彩の不幸は加速度をましていきます…
「続」では秀一の失脚を狙う矢上の陰謀で不幸になっていく病院を舞台に、巧巳の下半身不随、彩の失明という困難が襲いかかり、そのなかで人はどうやって愛を貫こうとするか描かれています。もう、野島伸司節全開です。
***
あと「新・星の金貨」では私、弘人が大好きでした。
多分「花より男子」では、類よりも道明寺が好きなんだろうな…なんて分かりやすい…
中島みゆきの曲を久々に聴いた 担当:もぞ
2005年11月5日中島みゆき――彼女の曲で何が好きか、それを伝えるだけで何となく年代がばれてしまう、恐るべき歌姫。
何ヶ月かぶりの運転のBGMが何故か中島みゆき全集だかベストだかした私は、あまりの懐かしさに心揺さぶられっぱなしでございましたよ。
ちなみに私が好きなみゆきソングは「空と君のあいだに」です。もう10年以上も昔の歌なんですが、今聞いてもうるうるきます。
うるうるくる原因として考えられるのは、日本テレビ系ドラマ「家なき子」の主題歌だったこと。
ちなみに「家なき子」を見ていたのは、当時小学生だった妹で、私はあまり興味もありませんでした。
しかし、ちらちら見ていくと、すず(安達祐実ちゃん)の漢っぷりに嵌りまして、ドラマにドップリ。お母さんの命を救うため、間違っているかも知れない正義漢をふりかざす彼女は、まさに主題歌の主人公そのものでございました(ほろり)
君さえ幸せなら、それでいい。
君を守れれば、それでいい。
…みたいな部分が、ドラマと主題歌で見事にマッチングしていて、うるうるくるんだろうなぁ。でも中島みゆき自身が語るには、「僕」は犬のことなのだそうです…
次に好きなのは「最後の女神」です。
多分、これは毎晩、某ニュースを見ていて耳に馴染んでいたからじゃなかろうかと思います。家なき子の歌と違って歌詞はあまり思い出せずにいますから。
みゆきソングだと知っていても、私にとっては工藤静香さんの曲だというイメージが強い「慟哭」。
まだ耳コピー全盛期だった頃、サビの部分の歌詞が「泣いて」なのか「抱いて」なのかで友達と激論したのも懐かしい曲です(もちろん「慟哭」なので「泣いて」が正解)
静香が歌っていた時は、ちょっぴり気の強い女性がのほほんとした「男友達」に苛立っている歌、というイメージでしたが、中島みゆきが歌っているバージョンは、何て言うか、怨念を感じるというか何というか――凄かった(笑)
あぁ、「慟哭」って感じだよね、というか。
この男友達は主人公の気持ちを知って、実は逃げようとしてんじゃないか、とか。
色々、邪推出来ました(苦笑)
久々に聞いてみると「浅い眠り」とか「わかれうた」とか印象深い曲が多かったです。
ドラマとタイアップしたときの曲も、ドラマの方がドロドロしてたりして、相乗効果で忘れられない感じというか。
そして歌詞をよく聞くと、笑ってしまうくらい怖いものがあったり。
切手一枚貼り付けるのに怨念込めちゃうような歌詞、あれは何という曲だったかなぁ…
何ヶ月かぶりの運転のBGMが何故か中島みゆき全集だかベストだかした私は、あまりの懐かしさに心揺さぶられっぱなしでございましたよ。
ちなみに私が好きなみゆきソングは「空と君のあいだに」です。もう10年以上も昔の歌なんですが、今聞いてもうるうるきます。
うるうるくる原因として考えられるのは、日本テレビ系ドラマ「家なき子」の主題歌だったこと。
ちなみに「家なき子」を見ていたのは、当時小学生だった妹で、私はあまり興味もありませんでした。
しかし、ちらちら見ていくと、すず(安達祐実ちゃん)の漢っぷりに嵌りまして、ドラマにドップリ。お母さんの命を救うため、間違っているかも知れない正義漢をふりかざす彼女は、まさに主題歌の主人公そのものでございました(ほろり)
君さえ幸せなら、それでいい。
君を守れれば、それでいい。
…みたいな部分が、ドラマと主題歌で見事にマッチングしていて、うるうるくるんだろうなぁ。でも中島みゆき自身が語るには、「僕」は犬のことなのだそうです…
次に好きなのは「最後の女神」です。
多分、これは毎晩、某ニュースを見ていて耳に馴染んでいたからじゃなかろうかと思います。家なき子の歌と違って歌詞はあまり思い出せずにいますから。
みゆきソングだと知っていても、私にとっては工藤静香さんの曲だというイメージが強い「慟哭」。
まだ耳コピー全盛期だった頃、サビの部分の歌詞が「泣いて」なのか「抱いて」なのかで友達と激論したのも懐かしい曲です(もちろん「慟哭」なので「泣いて」が正解)
静香が歌っていた時は、ちょっぴり気の強い女性がのほほんとした「男友達」に苛立っている歌、というイメージでしたが、中島みゆきが歌っているバージョンは、何て言うか、怨念を感じるというか何というか――凄かった(笑)
あぁ、「慟哭」って感じだよね、というか。
この男友達は主人公の気持ちを知って、実は逃げようとしてんじゃないか、とか。
色々、邪推出来ました(苦笑)
久々に聞いてみると「浅い眠り」とか「わかれうた」とか印象深い曲が多かったです。
ドラマとタイアップしたときの曲も、ドラマの方がドロドロしてたりして、相乗効果で忘れられない感じというか。
そして歌詞をよく聞くと、笑ってしまうくらい怖いものがあったり。
切手一枚貼り付けるのに怨念込めちゃうような歌詞、あれは何という曲だったかなぁ…
知盛×神子コネタ 担当:にら
2005年10月29日以下は「遙かなる時空の中で3 十六夜記」知盛×神子コネタです。あまあまです。
ネタバレ含みますので、未プレイの方、CPにこだわりのある方は回れ右でお願いします。。。
***
本当にいいですか?
***
「ただいま」
玄関のドアを開けるとバジルの香りが鼻を擽る。
望美は破願して、いそいそとスリッパに履き替えて居間へと駆け込んだ。
「ただいま、知盛」
「・・・早かったな」
望美の元気一杯の声に、ソファの上に寝そべっていた人物が気だるそうに応える。
それでいてテーブルの上にはすっかり美味しそうなイタリアンが整然とセットされているのだから、どんな魔法なんだろうといつも驚いてしまう。
京から勢いで平知盛を連れてきてしまってから紆余曲折はあったものの、「一人暮らし」を両親に許してもらった望美は彼と一緒に生活を送っていた。
「・・・神子殿。なかなかこれは予想外に楽しませてくれる味だな・・・」
初めて手料理を食べてもらった一口目。
味見という言葉を知っているか、と言った知盛の目は――、まっったく笑っていなかった。
「殺されるかも」と本気で背筋が寒くなった望美だ。
それから、何故か気が付いたら知盛がキッチンに立つようになっていた。
無表情で魚をさばいてるのを見た時は、あまりにも怖いシュチュエーションに見なかったことにして実家に帰ろうかなと玄関に回れ右しかけた望美だったが・・・
どうやら料理と知盛は意外と相性がいいらしい。
一緒に行ったデパ地下で、あちらと違って食材が豊富で面白いと、ぼそりと呟いたのが印象的で、知盛がキッチンに立つ動機の大半はそれなんだろうと望美は思っている。
殊にお気に入りらしい香草類をたっぷり使ったイタリアンは食卓に頻繁に登場する。
「どうした・・・」
バジルとトマトのリゾットに舌鼓を打ちながらにこにこと知盛を見る望美に、ちらりと視線をやった知盛はダルそうに寝そべったまま。
作るだけ作って、食べることにはほとんど興味を示さないのも知盛らしいなとは思うが、心配でもある。
「一緒に食べよ?知盛」
フォークに料理を載せて知盛の口元に運ぶ。
豹のような身のこなしでゆっくりと立て肘付いた知盛が笑う。
「・・・今は、お前を目で味わうので忙しい・・・
そう、だな・・・舌では・・・後でゆっくり味わうさ・・・たっぷりとな・・・」
恋をする前から囚われていた艶めいた低音に、帰ってきてからは負けっぱなしの望美なのだった。
***
またしても大捏造。
現代に来てからの知盛さんはどういう生活を送るのかなぁと妄想してたらいきなりでてきたキッチン知盛(夢見てるYO!)
意外に彼は仕事はきっちりこなす人なんじゃないかと夢見る腐りきった脳が告げたわけです(笑)
職業はモデル・・・とか・・・
完全なヒモにはならないと思うのですよ。
ネタバレ含みますので、未プレイの方、CPにこだわりのある方は回れ右でお願いします。。。
***
本当にいいですか?
***
「ただいま」
玄関のドアを開けるとバジルの香りが鼻を擽る。
望美は破願して、いそいそとスリッパに履き替えて居間へと駆け込んだ。
「ただいま、知盛」
「・・・早かったな」
望美の元気一杯の声に、ソファの上に寝そべっていた人物が気だるそうに応える。
それでいてテーブルの上にはすっかり美味しそうなイタリアンが整然とセットされているのだから、どんな魔法なんだろうといつも驚いてしまう。
京から勢いで平知盛を連れてきてしまってから紆余曲折はあったものの、「一人暮らし」を両親に許してもらった望美は彼と一緒に生活を送っていた。
「・・・神子殿。なかなかこれは予想外に楽しませてくれる味だな・・・」
初めて手料理を食べてもらった一口目。
味見という言葉を知っているか、と言った知盛の目は――、まっったく笑っていなかった。
「殺されるかも」と本気で背筋が寒くなった望美だ。
それから、何故か気が付いたら知盛がキッチンに立つようになっていた。
無表情で魚をさばいてるのを見た時は、あまりにも怖いシュチュエーションに見なかったことにして実家に帰ろうかなと玄関に回れ右しかけた望美だったが・・・
どうやら料理と知盛は意外と相性がいいらしい。
一緒に行ったデパ地下で、あちらと違って食材が豊富で面白いと、ぼそりと呟いたのが印象的で、知盛がキッチンに立つ動機の大半はそれなんだろうと望美は思っている。
殊にお気に入りらしい香草類をたっぷり使ったイタリアンは食卓に頻繁に登場する。
「どうした・・・」
バジルとトマトのリゾットに舌鼓を打ちながらにこにこと知盛を見る望美に、ちらりと視線をやった知盛はダルそうに寝そべったまま。
作るだけ作って、食べることにはほとんど興味を示さないのも知盛らしいなとは思うが、心配でもある。
「一緒に食べよ?知盛」
フォークに料理を載せて知盛の口元に運ぶ。
豹のような身のこなしでゆっくりと立て肘付いた知盛が笑う。
「・・・今は、お前を目で味わうので忙しい・・・
そう、だな・・・舌では・・・後でゆっくり味わうさ・・・たっぷりとな・・・」
恋をする前から囚われていた艶めいた低音に、帰ってきてからは負けっぱなしの望美なのだった。
***
またしても大捏造。
現代に来てからの知盛さんはどういう生活を送るのかなぁと妄想してたらいきなりでてきたキッチン知盛(夢見てるYO!)
意外に彼は仕事はきっちりこなす人なんじゃないかと夢見る腐りきった脳が告げたわけです(笑)
職業はモデル・・・とか・・・
完全なヒモにはならないと思うのですよ。
クレジットカードを使って金儲け 担当:ぬりかべ
2005年10月17日−良い子は真似をしないで下さい−
いろいろな特典を得るために考えなしにクレジットカードを取得してきて、ついに20枚を超えてきた。他人に指摘されるまでもなく、すごい量だと思う。いやこれは盗難でもされたらとんでもないことになると悟ったので、今週に入ってようやく廃止作業に着手、10枚程度を切って捨てた。
特典の少ないカードは捨てる。役に立つカードは残そう。そう思って特典を吟味するうち、ふと気付いた。
――クレジットカードを使って金儲けができるんじゃないか
調べてみると、結論としてはどうもできるようだ。
その多くはクレジットカードで商品を購入する際のポイントを利用する。
有名なのは、Edyを使っての永久機関と呼ばれる手法。
電子マネーEdyの購入が一部のクレジットで可能であり、一方でコンビニでクレジットの返済がEdyで可能というところが味噌だ。
1 クレジットを使ってEdyを購入。
2 Edyでクレジットの早期返済。
以上。話は単純、これの繰り返しでクレジットのポイントが貯まってゆくという寸法。永久機関と言う名前もうなずける。クレジットとEdyの種類を複数混在させれば追跡はほぼ不可能となるだろうし、違法性や約款違反を指摘するのも困難と思われる。(ぬりかべはやってません、やってみようかなとは思っているけれど)
これがヤバイと思うなら、モノを介在させればよい。
1 クレジットで新幹線の回数券を買う。
2 金券屋に売る。
以上。この繰り返し。前者では決済の際の手数料程度だが、後者では金券屋のバック率が97%〜98%であるため、苦労の割に儲かるかどうかは疑問。クレジットの返済が落ちるまでは所有権がクレジット会社にあると言う見方もできるため、用心のために回数券を売った金で早期返済をしておけばよいということになる。
そこでぬりかべもヒントを得て思いついた。名付けて、
――すかいらーくとか吉野家で7%(場合によって14%)引きで食べる方法。
と言っても、大したことはない。ジェフグルメカードを買って使うだけのことである。ジェフグルメカードとは一部外食店舗で使用できるギフト券のことで、期間無期限でお釣りがでるのが特徴。ある意味、図書券に似ている。→
ttp://www.jfcard.co.jp/index.asp
通常、額面500円でしか買えないジェフグルメカードであるが、額割ドットコムでは一枚475円(送料別途)で販売している。
ttp://www.gaku-wari.com/apps/lei/fflei_sh_ichiran.cfm?CTGRID=32&;;SHGRID=0049918&page=1
しかし、額割ドットコムに会員になるためには、イエローハットかTSUTAYAでクレジットカードを作らなければならない。ジャパネット銀行に口座を開いていても会員になれるが、その場合決済に必ずジャパンネットを使用しなくてはならないため美味しくなくなる。
イエローハットかTSUTAYAで額割ドットコム会員になれば、決済にクレジットカードが使えるようになる。基本はイエローハットやTSUTAYAのカード推奨だが、実際には何を使ってもいいとのこと。以下、クラブオフからのメール返信。
いつもお世話になっております。
YELLOW-HATクラブオフ でございます。
お問合せを頂きましたお支払いクレジットカードの
件でございますが、イエローハット クレジットカード
を推奨しております。
イエローハット クレジットカードをお持ちでない場合は
VISA/MASTER/UC/DC/AMEX/JCB/BC カードが
ご利用頂けます。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいますよう
お願い申し上げます。
ご利用、お待ち申し上げます。
そこで「ライフJCBカード」
ttp://www.lifecard.co.jp/card/service/point/point.htmlの登場である。これは、消費者金融系の恐ろしいカードであるが、誕生月の還元率(通常の5倍)が半端ではなく優に3%を超える。JCBのArubaraカード(還元率1〜1.25%)、オリコのゴールドカードも裸足で逃げ出す、現時点で還元率最強のカードである。
これを誕生月で使う。すると、クレジットカードの還元率を含め、額面500円のジェフグルメカードが465円で購入できる計算になる。
ヤフオクでは、相場が475〜478円ほど。
ttp://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/8158181
200枚をヤフオクで売りさばくと、約2,000円儲かる計算になる。
…あれ、苦労の割にあんまり儲からない。
いろいろな特典を得るために考えなしにクレジットカードを取得してきて、ついに20枚を超えてきた。他人に指摘されるまでもなく、すごい量だと思う。いやこれは盗難でもされたらとんでもないことになると悟ったので、今週に入ってようやく廃止作業に着手、10枚程度を切って捨てた。
特典の少ないカードは捨てる。役に立つカードは残そう。そう思って特典を吟味するうち、ふと気付いた。
――クレジットカードを使って金儲けができるんじゃないか
調べてみると、結論としてはどうもできるようだ。
その多くはクレジットカードで商品を購入する際のポイントを利用する。
有名なのは、Edyを使っての永久機関と呼ばれる手法。
電子マネーEdyの購入が一部のクレジットで可能であり、一方でコンビニでクレジットの返済がEdyで可能というところが味噌だ。
1 クレジットを使ってEdyを購入。
2 Edyでクレジットの早期返済。
以上。話は単純、これの繰り返しでクレジットのポイントが貯まってゆくという寸法。永久機関と言う名前もうなずける。クレジットとEdyの種類を複数混在させれば追跡はほぼ不可能となるだろうし、違法性や約款違反を指摘するのも困難と思われる。(ぬりかべはやってません、やってみようかなとは思っているけれど)
これがヤバイと思うなら、モノを介在させればよい。
1 クレジットで新幹線の回数券を買う。
2 金券屋に売る。
以上。この繰り返し。前者では決済の際の手数料程度だが、後者では金券屋のバック率が97%〜98%であるため、苦労の割に儲かるかどうかは疑問。クレジットの返済が落ちるまでは所有権がクレジット会社にあると言う見方もできるため、用心のために回数券を売った金で早期返済をしておけばよいということになる。
そこでぬりかべもヒントを得て思いついた。名付けて、
――すかいらーくとか吉野家で7%(場合によって14%)引きで食べる方法。
と言っても、大したことはない。ジェフグルメカードを買って使うだけのことである。ジェフグルメカードとは一部外食店舗で使用できるギフト券のことで、期間無期限でお釣りがでるのが特徴。ある意味、図書券に似ている。→
ttp://www.jfcard.co.jp/index.asp
通常、額面500円でしか買えないジェフグルメカードであるが、額割ドットコムでは一枚475円(送料別途)で販売している。
ttp://www.gaku-wari.com/apps/lei/fflei_sh_ichiran.cfm?CTGRID=32&;;SHGRID=0049918&page=1
しかし、額割ドットコムに会員になるためには、イエローハットかTSUTAYAでクレジットカードを作らなければならない。ジャパネット銀行に口座を開いていても会員になれるが、その場合決済に必ずジャパンネットを使用しなくてはならないため美味しくなくなる。
イエローハットかTSUTAYAで額割ドットコム会員になれば、決済にクレジットカードが使えるようになる。基本はイエローハットやTSUTAYAのカード推奨だが、実際には何を使ってもいいとのこと。以下、クラブオフからのメール返信。
いつもお世話になっております。
YELLOW-HATクラブオフ でございます。
お問合せを頂きましたお支払いクレジットカードの
件でございますが、イエローハット クレジットカード
を推奨しております。
イエローハット クレジットカードをお持ちでない場合は
VISA/MASTER/UC/DC/AMEX/JCB/BC カードが
ご利用頂けます。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいますよう
お願い申し上げます。
ご利用、お待ち申し上げます。
そこで「ライフJCBカード」
ttp://www.lifecard.co.jp/card/service/point/point.htmlの登場である。これは、消費者金融系の恐ろしいカードであるが、誕生月の還元率(通常の5倍)が半端ではなく優に3%を超える。JCBのArubaraカード(還元率1〜1.25%)、オリコのゴールドカードも裸足で逃げ出す、現時点で還元率最強のカードである。
これを誕生月で使う。すると、クレジットカードの還元率を含め、額面500円のジェフグルメカードが465円で購入できる計算になる。
ヤフオクでは、相場が475〜478円ほど。
ttp://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/8158181
200枚をヤフオクで売りさばくと、約2,000円儲かる計算になる。
…あれ、苦労の割にあんまり儲からない。
ニラの宅建とか 担当:ぬりかべ
2005年10月16日 本日、無事ニラの宅建試験が終了した。
ニラの出来はというと、あまり芳しくなかったようだ。合格33〜36のラインで、怪しい自己評価では30ぐらいだとか。でも大丈夫、来年がある。来年が駄目でも再来年がある。天寿を全うするまで受け続けるのも、それはそれでいい人生だと思う。資格をとったからといって豊かな人生が送れるわけではないが、知識を身につけて新しく見えてくるものもあるだろう。
そういうわけで、勝負は蓋を開けるまで分からないが、合格発表の11月30日は盛大に残念会を開くことを予定。
さて、次回は来年8月試験の社労士である。
これは、ぽん太メンバー全員が受験する予定になっており、唯一話を聞いていないだろうサホのところには、週開けにも勉強用の教材が届く手はずになっている。
――頑張りませう!
PS 一緒に社労士の試験を受けたいと言う方がいらっしゃれば、教材をお分けしますぅ。
ニラの出来はというと、あまり芳しくなかったようだ。合格33〜36のラインで、怪しい自己評価では30ぐらいだとか。でも大丈夫、来年がある。来年が駄目でも再来年がある。天寿を全うするまで受け続けるのも、それはそれでいい人生だと思う。資格をとったからといって豊かな人生が送れるわけではないが、知識を身につけて新しく見えてくるものもあるだろう。
そういうわけで、勝負は蓋を開けるまで分からないが、合格発表の11月30日は盛大に残念会を開くことを予定。
さて、次回は来年8月試験の社労士である。
これは、ぽん太メンバー全員が受験する予定になっており、唯一話を聞いていないだろうサホのところには、週開けにも勉強用の教材が届く手はずになっている。
――頑張りませう!
PS 一緒に社労士の試験を受けたいと言う方がいらっしゃれば、教材をお分けしますぅ。
明日は10月10日 担当:サホ
2005年10月9日月夜が特に似合う季節になりましたね。
十六夜記、残るは協力技コンプだけという状況ですが、遙か世界の皆さんって視力良いなぁと思わずには…。
裸眼だと、満月も十六夜の月も、きっと同じにしか見えないサホです。眼鏡かけても眼鏡少年譲くんほどには、はっきりくっきり見えないでしょう。コンタクト使用でようやく分かる…のでしょうか…
うーん、自信に欠けますねー…。
そんな最近のちょっとしたギモンに、ちょうど明日は目の愛護デー。と、いうことで、それにちなんだお話でも。。。
一部の方を除いて痛いことはお嫌だと思うのですが、私も痛いことは出来ることなら一生無縁でいたいところ(苦笑)
例えば眼鏡からコンタクトにした時も、ものすごく勇気が要りました。
私がコンタクトにした頃というのは、まだ使い捨てレンズが出たばかり。ソフトは高いしケアも大変ということで、ハードレンズが主流でした。
周りにもコンタクト使用者は何人かいましたけど、皆そろってハードで、しかも全員が最初は猛烈に痛かったらしく。
大体、目の中に何か物を入れると考えただけでも「ひぃ〜〜〜」でしたが、しばらく涙が止まらなかったとか、10分くらい痛すぎて目も開けられなかったとか、そんな話ばかりを聞かされては、わたくし、どんなに視力が落ちようと、絶対眼鏡でいいっ!と固く心に誓っていたのでした。
ですが、いつしか「ド」がつくほどの近眼、おまけに乱視までかなり酷くなってしまい眼科でコンタクトの方がいいかも、と言われてしまったのですね。
で、意を決して、コンタクトにすることにしたのですが、多少高かろうと、手入れが面倒だろうとソフトにしたくて。
けれど、先述のように乱視も酷い目。乱視用ソフトレンズもありましたけど、その頃はスポーツする人とかほんとに限られた人が使うもの。特別な事情でもないなら、そこまで乱視の酷い人には絶対ハードですよ、と言われ、それでも粘ること30分くらい?
どうしてもハードレンズを入れる決心のつかない私に、痺れを切らした店員さんが、
「確かに最初は痛みを感じる方が多いですけど、すぐ慣れますし、特に女性は出産に耐えられるように、男性よりも痛みに強い構造になってるんですよ? だから、大丈夫ですって。ね、とりあえず試してみましょうよ」
と、強引にハードレンズを私の目に入れてしまったのです。ぎゃーーーっ
――でも、あれ?
…聞いていた話と全然違うような…。
入った瞬間から全く痛みなんて感じないんですけど…?
恐る恐る、なんてこともなく、普段どおり、即座にぱちぱちと目も瞬き出来ますし…。
一応、目に何かが入っているという僅かな違和感はあるものの、ごろごろして堪らないって感じでもなく。。。
あまりに普通な私に、店員さんも少々拍子抜けされたようで。
「余程コンタクトに向く目なんですね〜」なんて言われましたが…何コレ? あんなにビビってた私って、すごくバカじゃない? それより、店員さん、大変お手間を取らせてスミマセンでした〜〜〜!!!
こうして、私の目には楽にハードレンズが入ったのですが、しばらくはドキドキの連続でした。中でも、私の場合、レンズがズレると白目のところに張り付いて、動かなくなることが多いのですね。特に痛いってことはないんですけど、最初にそうなった時は、そりゃもう怖くて怖くて(苦笑)
その恐怖がトラウマとなってしまったのか、すごくストレスたまってる時なんかに、醜く歪んだコンタクトを頑張って目に入れようとする悪夢にうなされたり(苦笑)親指大サイズの異様にボコボコと膨れ上がり、ザラザラトゲトゲな表面の謎の物体をですよ? 常識的に「レンズ」なんて呼べる代物ではないのに、苦戦を強いられるなんてまさに悪夢!(笑)
そんな私ですが、すっかり使い捨てレンズが主流となり、乱視用のも発売されている今でもハードレンズ愛用中。
2年前だったでしょうか。乱視用の使い捨てにしようと試したのですが、体質というか眼質に合わず断念。やはり私にはハードがベストなんですね。
そんな私の今のコンタクトによる現実的恐怖は、ドライアイが酷くなってしまったこととか、コンタクト装着中にゴミが目に入るのも痛すぎること! コンタクト使用されている方なら、あのガラスの破片でも入ったのかと思うくらい突き刺さるような痛さも分かっていただけるかと思いますが、自転車行動の多いサホは、目にゴミが入って、泣きながら運転していることもしばしばです。痛いし、涙は出るし、そのせいで前は見えなくなるしで、かなり危険(苦笑)
あとは、使い捨てではないので、レンズを落とした時は、ほんっと冗談抜きで寿命が縮むかと思うくらい心臓がぎゅっとなります。ええ、ゆにぽんの住人になってからも、落とすどころか洗い流して、灰になったことがありましたっけ……
「案ずるより産むが易し」
優柔不断気味で心配性な私には、後になって、この言葉をしみじみ思い返すことが多々ありますが、特に「痛い」という固定観念のあるものには、なかなかその一歩が踏み出せず。病気治療のためとか、生きてゆく上で不可欠なことならまだしも、そうでないなら、わざわざそんな目に遭わなくても…とつい逃げ腰に。
そんなわけで、コンタクトの次は私の場合、ピアスかもしれません。可愛いなぁと憧れはあっても、やっぱり耳に穴開けるなんてコワすぎっ。けど、これも身近なピアス使用者に笑われるんですけどね。特に私が注射慣れしてることを知ってる人には、あんたなら絶対大丈夫よと言われるのですが、それでも未だに勇気が持てず…。
痛いのもイヤですけど、アレルギー体質でもありますしね。余計なアレルゲンを増やしたくないのよ、と、もっともらしい言い訳を駆使しています(苦笑)
十六夜記、残るは協力技コンプだけという状況ですが、遙か世界の皆さんって視力良いなぁと思わずには…。
裸眼だと、満月も十六夜の月も、きっと同じにしか見えないサホです。眼鏡かけても眼鏡少年譲くんほどには、はっきりくっきり見えないでしょう。コンタクト使用でようやく分かる…のでしょうか…
うーん、自信に欠けますねー…。
そんな最近のちょっとしたギモンに、ちょうど明日は目の愛護デー。と、いうことで、それにちなんだお話でも。。。
一部の方を除いて痛いことはお嫌だと思うのですが、私も痛いことは出来ることなら一生無縁でいたいところ(苦笑)
例えば眼鏡からコンタクトにした時も、ものすごく勇気が要りました。
私がコンタクトにした頃というのは、まだ使い捨てレンズが出たばかり。ソフトは高いしケアも大変ということで、ハードレンズが主流でした。
周りにもコンタクト使用者は何人かいましたけど、皆そろってハードで、しかも全員が最初は猛烈に痛かったらしく。
大体、目の中に何か物を入れると考えただけでも「ひぃ〜〜〜」でしたが、しばらく涙が止まらなかったとか、10分くらい痛すぎて目も開けられなかったとか、そんな話ばかりを聞かされては、わたくし、どんなに視力が落ちようと、絶対眼鏡でいいっ!と固く心に誓っていたのでした。
ですが、いつしか「ド」がつくほどの近眼、おまけに乱視までかなり酷くなってしまい眼科でコンタクトの方がいいかも、と言われてしまったのですね。
で、意を決して、コンタクトにすることにしたのですが、多少高かろうと、手入れが面倒だろうとソフトにしたくて。
けれど、先述のように乱視も酷い目。乱視用ソフトレンズもありましたけど、その頃はスポーツする人とかほんとに限られた人が使うもの。特別な事情でもないなら、そこまで乱視の酷い人には絶対ハードですよ、と言われ、それでも粘ること30分くらい?
どうしてもハードレンズを入れる決心のつかない私に、痺れを切らした店員さんが、
「確かに最初は痛みを感じる方が多いですけど、すぐ慣れますし、特に女性は出産に耐えられるように、男性よりも痛みに強い構造になってるんですよ? だから、大丈夫ですって。ね、とりあえず試してみましょうよ」
と、強引にハードレンズを私の目に入れてしまったのです。ぎゃーーーっ
――でも、あれ?
…聞いていた話と全然違うような…。
入った瞬間から全く痛みなんて感じないんですけど…?
恐る恐る、なんてこともなく、普段どおり、即座にぱちぱちと目も瞬き出来ますし…。
一応、目に何かが入っているという僅かな違和感はあるものの、ごろごろして堪らないって感じでもなく。。。
あまりに普通な私に、店員さんも少々拍子抜けされたようで。
「余程コンタクトに向く目なんですね〜」なんて言われましたが…何コレ? あんなにビビってた私って、すごくバカじゃない? それより、店員さん、大変お手間を取らせてスミマセンでした〜〜〜!!!
こうして、私の目には楽にハードレンズが入ったのですが、しばらくはドキドキの連続でした。中でも、私の場合、レンズがズレると白目のところに張り付いて、動かなくなることが多いのですね。特に痛いってことはないんですけど、最初にそうなった時は、そりゃもう怖くて怖くて(苦笑)
その恐怖がトラウマとなってしまったのか、すごくストレスたまってる時なんかに、醜く歪んだコンタクトを頑張って目に入れようとする悪夢にうなされたり(苦笑)親指大サイズの異様にボコボコと膨れ上がり、ザラザラトゲトゲな表面の謎の物体をですよ? 常識的に「レンズ」なんて呼べる代物ではないのに、苦戦を強いられるなんてまさに悪夢!(笑)
そんな私ですが、すっかり使い捨てレンズが主流となり、乱視用のも発売されている今でもハードレンズ愛用中。
2年前だったでしょうか。乱視用の使い捨てにしようと試したのですが、体質というか眼質に合わず断念。やはり私にはハードがベストなんですね。
そんな私の今のコンタクトによる現実的恐怖は、ドライアイが酷くなってしまったこととか、コンタクト装着中にゴミが目に入るのも痛すぎること! コンタクト使用されている方なら、あのガラスの破片でも入ったのかと思うくらい突き刺さるような痛さも分かっていただけるかと思いますが、自転車行動の多いサホは、目にゴミが入って、泣きながら運転していることもしばしばです。痛いし、涙は出るし、そのせいで前は見えなくなるしで、かなり危険(苦笑)
あとは、使い捨てではないので、レンズを落とした時は、ほんっと冗談抜きで寿命が縮むかと思うくらい心臓がぎゅっとなります。ええ、ゆにぽんの住人になってからも、落とすどころか洗い流して、灰になったことがありましたっけ……
「案ずるより産むが易し」
優柔不断気味で心配性な私には、後になって、この言葉をしみじみ思い返すことが多々ありますが、特に「痛い」という固定観念のあるものには、なかなかその一歩が踏み出せず。病気治療のためとか、生きてゆく上で不可欠なことならまだしも、そうでないなら、わざわざそんな目に遭わなくても…とつい逃げ腰に。
そんなわけで、コンタクトの次は私の場合、ピアスかもしれません。可愛いなぁと憧れはあっても、やっぱり耳に穴開けるなんてコワすぎっ。けど、これも身近なピアス使用者に笑われるんですけどね。特に私が注射慣れしてることを知ってる人には、あんたなら絶対大丈夫よと言われるのですが、それでも未だに勇気が持てず…。
痛いのもイヤですけど、アレルギー体質でもありますしね。余計なアレルゲンを増やしたくないのよ、と、もっともらしい言い訳を駆使しています(苦笑)
心密かに企んでいること 担当:サホ
2005年10月7日もぞ・にらねーさんが攻略中につき、十六夜記な萌えトークも小出しにしか出来ませんので(笑)その代わりに?つれづれなる遙か話でも。
先日、9月最後の連休ですが、1年半以上ぶりに、突然、友人に呼び出されたのです。随分前にここでのネタにした、“将臣ママ”になりたいという友人のことですが。
久々に会うので、もちろん最初はお互いの近況から…なのですが、その日、明け方まで十六夜記をやり込んでいた私(苦笑)。
その日会ったのは、お互いにレンタルし合っていた本の回収目的もあったのですが、不意に思い出したように彼女が「遙かマンガ貸そうか?」と切り出したこともあり、嘘偽りない直近の私を語るには、年頃のお嬢さんらしい話題よりも、萌え色香漂う話を提供せずにはなるまいな、と(笑)
私が遙か解禁に至った理由は、もともと興味があったもののハマりすぎるのが怖くて。でも、にらねーさんの布教に心傾きつつある中、お正月のある出来事が契機となったのでした。
それは、新春セールに沸く駅ビル内の某デパートでのこと。
試着したブーツがイマイチ気に入らず、脱ごうとしたその時、ファスナーにタイツが引っ掛かって動かなくなってしまい…! 不運なことに、その時応対してくれていた店員さんが若い男前さんでして。その店員さんと二人して、必死にファスナーと格闘。私のふくらはぎをぎゅーと押したりして…!!!
それはもうイヤな汗が流れる苦痛のひととき。なんで、こういう時に限って男前店員さんなの!?
靴売り場を脱兎の如く後にし、次は下りエスカレーターでのこと。
エスカレーターって普通はジグザグに上下って感じですけど、そこのは吹き抜けの中、上りと下りがそれぞれ一直線で結ばれてまして。壮観には違いないのですが、高所恐怖症の私にとって、ここの下りエスカレーターはかなり苦手で…。いつも、コワイので目線を泳がせ無心で乗っている私ですが、そんな出来事の直後ですしね。遠い目にならない方がおかしいでしょうとも、ええ…(泣)
なので、斜め後ろから聞こえるその声にも最初は全く気にも留めてなかったのですが、何気なしにそちらに視線をやると、突然「あなた、音大でピアノ弾いてませんでしたか?」と。
――は?
あまりにも思いがけない一言に唖然とする私。というか、今の質問は本当に私に対して???
とりあえず「いえ」とだけ返事して、混雑するエスカレーターの中で、斜め後ろを見上げっぱなしと姿勢もつらく、すぐ前へ向き直ったのですが、相手からの会話が途切れない。曰く「知ってる人ととても似ていたものだから」とか。
そこまではまだ良しとして、その後ですよ。「ここの地下街にはよく行きますか?」
…これって――
再び「いえ」と即答。今度のは半分嘘ですけど。
「実はボク、横浜から来たからここは不案内なんだけれど、良ければ10分くらいお茶でも…」
「急いでますので(速攻)」
要するに単なるナンパだったらしいのですが、こんなところで、なぜ、そんな誘い方?
戦利品獲得ならずどころか、赤っ恥かいた直後の腐り気味気分、しかも、苦手な場所。そこへ、横浜どころか、あなたどこから来たのですか?的な、外国人っぽい妙に怪しげなアクセントの日本語で。何より、その相手というのが、何とも言えない紫色のジャケット着用に金髪に近いような茶髪の、でも、うちの父と変わらない世代だったこと!!!
…良い風に解釈してあげるなら「横浜からお越しの独自センスな日系中年男性」といったところでしょうが、このことで、私、非っ常に気分が滅入り。。。
と、いうのも、実はサホ、以前占いで「○歳を過ぎると不倫相手に選ばれやすい」とあり、昨年、その年齢になってしまったのですね。しかも、今年の初詣で引いたおみくじにまで「許されない関係に…」とか出てしまって!
そして、その数日後にこの誘い。信じたくないですけど、これも、あの結果に通じているの…?(灰)
その傷を癒すべく、そのまま向かいの某百貨店内のPCショップで遙か1&3を衝動買い。かくなる上は美声で慰められるしかない!――そう、それは男難ゆえに解禁されてしまった禁断世界…(笑)
ある意味、ナンパも年頃のお嬢さん的話題ではあるんですけど「今までの話は全部、その前フリやったんか!」と彼女に爆笑され。
けど、これで、今まで禁じてきた遙かに走ってしまった気持ちも分かるでしょう?
でもって、私がここまで遙か世界にメロメロにさせられたのも、明け方まで必死に十六夜記プレイして、彼女からの携帯メールにも気付かぬほど大幅に寝坊したのもムリからぬことだと(え?)
もともと遙かコミックスを愛読している彼女なので、原作である遙かゲームに興味がないわけではなく。オフ友で遙かゲームにはまってくれそうなのは彼女だけということもあって、もう、ここぞとばかり布教する私。その熱い語りを面白がりつつも、私のやられっぷりにも深く感じ入ったようで(笑)
ちょうど、待ち合わせたのがショッピングセンターだったので、お茶しながら散々萌え語った後、ゲーム売り場へGO(笑)
八葉抄と、十六夜記は売り切れ中なのか実物はなかったのですがチラシがあったので、それを見ながらキャラを比較したり。コミックス読者の彼女なので、八葉抄はもちろんですけど、遙か3キャラ絵にもかーなーりー好感触!
もう頼むし買ってーーー!!!と叫ぶ私。その様はおねだり中のおねぇさんというより、駄々っ子ですか(苦笑)
けれど、一番のネックは、遙か解禁以前に、彼女にはPS2からして購入していただかないとダメなんですよねぇ。で、今、ご祝儀ビンボー中の彼女(今の時期は重なりやすいですしね)なので、とりあえず、近々サホ宅に見に来るということで。
いやもう、はまってくれるなら、いつでもカモ〜ン☆ですが、今月から彼女の仕事が多忙極まりそうなので、いつ実現するか未定(泣)ただでさえ、今までもなかなか会えなかったんですけどねぇ。お互い近くに住んでる割に、1年半以上会ってなかったわけですし。
けれど、これで念願のオフ友遙か陥落まであと二歩というところでしょうか(笑)しかも、都合がつけば、萌えスポットめぐりも付き合ってもらえるかも…!
いえ、わたくし的には今は京めぐりより、神戸に行きたいところですが。「神戸に行きたい!」なら、ごくフツーな発言として響きそうですけど「福原に行きたい」となると、もう萌え目的以外の何物でもありませんね(笑)生田神社の鳥居だけなら、2年ほど前に見ましたが、まさか、こんな理由で訪れたいと願うことになろうとは…
とりあえず、その友人、遙か1では、やはり私の類友らしく、アクラムさま・泰明さん・友雅さん萌えでしたしね。きっと遙か3でも私とそう好みは変わらないでしょう。と、いうか、私以上にちもに弱いと見た!
私たちの普段の行動範囲内からすると遠出になるとはいえ(イイ年して、未だに自転車移動が基本なのです)、まぁ近場ですしね。遙か世界陥落の暁には、ここへも引っ張って行けないかな〜と、密かに企み中なのでした。
先日、9月最後の連休ですが、1年半以上ぶりに、突然、友人に呼び出されたのです。随分前にここでのネタにした、“将臣ママ”になりたいという友人のことですが。
久々に会うので、もちろん最初はお互いの近況から…なのですが、その日、明け方まで十六夜記をやり込んでいた私(苦笑)。
その日会ったのは、お互いにレンタルし合っていた本の回収目的もあったのですが、不意に思い出したように彼女が「遙かマンガ貸そうか?」と切り出したこともあり、嘘偽りない直近の私を語るには、年頃のお嬢さんらしい話題よりも、萌え色香漂う話を提供せずにはなるまいな、と(笑)
私が遙か解禁に至った理由は、もともと興味があったもののハマりすぎるのが怖くて。でも、にらねーさんの布教に心傾きつつある中、お正月のある出来事が契機となったのでした。
それは、新春セールに沸く駅ビル内の某デパートでのこと。
試着したブーツがイマイチ気に入らず、脱ごうとしたその時、ファスナーにタイツが引っ掛かって動かなくなってしまい…! 不運なことに、その時応対してくれていた店員さんが若い男前さんでして。その店員さんと二人して、必死にファスナーと格闘。私のふくらはぎをぎゅーと押したりして…!!!
それはもうイヤな汗が流れる苦痛のひととき。なんで、こういう時に限って男前店員さんなの!?
靴売り場を脱兎の如く後にし、次は下りエスカレーターでのこと。
エスカレーターって普通はジグザグに上下って感じですけど、そこのは吹き抜けの中、上りと下りがそれぞれ一直線で結ばれてまして。壮観には違いないのですが、高所恐怖症の私にとって、ここの下りエスカレーターはかなり苦手で…。いつも、コワイので目線を泳がせ無心で乗っている私ですが、そんな出来事の直後ですしね。遠い目にならない方がおかしいでしょうとも、ええ…(泣)
なので、斜め後ろから聞こえるその声にも最初は全く気にも留めてなかったのですが、何気なしにそちらに視線をやると、突然「あなた、音大でピアノ弾いてませんでしたか?」と。
――は?
あまりにも思いがけない一言に唖然とする私。というか、今の質問は本当に私に対して???
とりあえず「いえ」とだけ返事して、混雑するエスカレーターの中で、斜め後ろを見上げっぱなしと姿勢もつらく、すぐ前へ向き直ったのですが、相手からの会話が途切れない。曰く「知ってる人ととても似ていたものだから」とか。
そこまではまだ良しとして、その後ですよ。「ここの地下街にはよく行きますか?」
…これって――
再び「いえ」と即答。今度のは半分嘘ですけど。
「実はボク、横浜から来たからここは不案内なんだけれど、良ければ10分くらいお茶でも…」
「急いでますので(速攻)」
要するに単なるナンパだったらしいのですが、こんなところで、なぜ、そんな誘い方?
戦利品獲得ならずどころか、赤っ恥かいた直後の腐り気味気分、しかも、苦手な場所。そこへ、横浜どころか、あなたどこから来たのですか?的な、外国人っぽい妙に怪しげなアクセントの日本語で。何より、その相手というのが、何とも言えない紫色のジャケット着用に金髪に近いような茶髪の、でも、うちの父と変わらない世代だったこと!!!
…良い風に解釈してあげるなら「横浜からお越しの独自センスな日系中年男性」といったところでしょうが、このことで、私、非っ常に気分が滅入り。。。
と、いうのも、実はサホ、以前占いで「○歳を過ぎると不倫相手に選ばれやすい」とあり、昨年、その年齢になってしまったのですね。しかも、今年の初詣で引いたおみくじにまで「許されない関係に…」とか出てしまって!
そして、その数日後にこの誘い。信じたくないですけど、これも、あの結果に通じているの…?(灰)
その傷を癒すべく、そのまま向かいの某百貨店内のPCショップで遙か1&3を衝動買い。かくなる上は美声で慰められるしかない!――そう、それは男難ゆえに解禁されてしまった禁断世界…(笑)
ある意味、ナンパも年頃のお嬢さん的話題ではあるんですけど「今までの話は全部、その前フリやったんか!」と彼女に爆笑され。
けど、これで、今まで禁じてきた遙かに走ってしまった気持ちも分かるでしょう?
でもって、私がここまで遙か世界にメロメロにさせられたのも、明け方まで必死に十六夜記プレイして、彼女からの携帯メールにも気付かぬほど大幅に寝坊したのもムリからぬことだと(え?)
もともと遙かコミックスを愛読している彼女なので、原作である遙かゲームに興味がないわけではなく。オフ友で遙かゲームにはまってくれそうなのは彼女だけということもあって、もう、ここぞとばかり布教する私。その熱い語りを面白がりつつも、私のやられっぷりにも深く感じ入ったようで(笑)
ちょうど、待ち合わせたのがショッピングセンターだったので、お茶しながら散々萌え語った後、ゲーム売り場へGO(笑)
八葉抄と、十六夜記は売り切れ中なのか実物はなかったのですがチラシがあったので、それを見ながらキャラを比較したり。コミックス読者の彼女なので、八葉抄はもちろんですけど、遙か3キャラ絵にもかーなーりー好感触!
もう頼むし買ってーーー!!!と叫ぶ私。その様はおねだり中のおねぇさんというより、駄々っ子ですか(苦笑)
けれど、一番のネックは、遙か解禁以前に、彼女にはPS2からして購入していただかないとダメなんですよねぇ。で、今、ご祝儀ビンボー中の彼女(今の時期は重なりやすいですしね)なので、とりあえず、近々サホ宅に見に来るということで。
いやもう、はまってくれるなら、いつでもカモ〜ン☆ですが、今月から彼女の仕事が多忙極まりそうなので、いつ実現するか未定(泣)ただでさえ、今までもなかなか会えなかったんですけどねぇ。お互い近くに住んでる割に、1年半以上会ってなかったわけですし。
けれど、これで念願のオフ友遙か陥落まであと二歩というところでしょうか(笑)しかも、都合がつけば、萌えスポットめぐりも付き合ってもらえるかも…!
いえ、わたくし的には今は京めぐりより、神戸に行きたいところですが。「神戸に行きたい!」なら、ごくフツーな発言として響きそうですけど「福原に行きたい」となると、もう萌え目的以外の何物でもありませんね(笑)生田神社の鳥居だけなら、2年ほど前に見ましたが、まさか、こんな理由で訪れたいと願うことになろうとは…
とりあえず、その友人、遙か1では、やはり私の類友らしく、アクラムさま・泰明さん・友雅さん萌えでしたしね。きっと遙か3でも私とそう好みは変わらないでしょう。と、いうか、私以上にちもに弱いと見た!
私たちの普段の行動範囲内からすると遠出になるとはいえ(イイ年して、未だに自転車移動が基本なのです)、まぁ近場ですしね。遙か世界陥落の暁には、ここへも引っ張って行けないかな〜と、密かに企み中なのでした。
ローマ人の物語萌え 担当:もぞ
2005年10月2日十六夜記、プレイしはじめました。
ゲーム中、背後でぬりかべが八葉の真似をするので気が散ります。ヒノエの真似をされると一瞬殺意が湧くのは、彼が少年に程遠いからでしょうか。
***
今回は、私がこの1ヶ月ちまちまと読んでいる本についての感想です。
ファミレスに行けば必ず長居することになるので、本を持って行きます。最近のお供が「ローマ人の物語」――著者である塩野七生さんはとても有名な方なので説明は差し控えさせて頂きます。
そもそも歴史が大好きなぬりかべが薦めてくれた本なのですが、肩肘張らずに読めて面白いです。
内容はその名の通り、ローマが出来て滅びるまでの話なのですが、現在も執筆中なので、全巻はまだ読めてません。ちなみに今日読んだのはパクスロマーナの話です。
最初は、歴史の叙述を読むかんじだったのですが、巻数をすすめるにつれ萌え視点となり、今はすっかりキャラ萌え、キャラ変換萌えで読む不届き者と成り果てた私。
特にお気に入りなのが、文庫本版のユリウス・カエサル(ルビコン川以降)の下巻です。
色眼鏡で読んでしまうきっかけとなったのが、カエサルの選んだ後継者オクタヴィアヌス(のちの帝政ローマ初代皇帝アウグストゥス)の年齢。
――カエサル暗殺時 弱冠17歳――
しかも美形、おまけに未完成ながらも後継者たるに相応しい資質の持ち主、ついでに軍事才能を補う同年齢の友人付き…
カエサルの話は政治書軍事書のような感じで真面目に読んでいたというのに、この少年の出場で一気に萌えメーターが振り切れてしまう自分にグッジョブ(泣)
慎重な策士でありながら軍事才能がほとんどゼロの少年、軍事才能を努力によって開花させる少年の友人、教養があり秘密裏の交渉を得意とした青年…この3人を軸にして物語を誰か書いて〜☆と切に願ってしまうくらい魅力的な歴史上の登場人物。
この策士な少年が如何にしてブルータス、そしてアントニウス+クレオパトラを追い込んでいったか、という記述は私に至福のひとときを与えてくれました。
実際の塩野さんの文章が萌え文章だということではないんですよ。独自視点で書いているとはいえ、兵法や政治システムについて真面目に取り組んで表記しているので、ローマの歴史の全体像は掴みやすいと思います。
基本的には歴史書の体裁をとっているので、登場人物の感情にまで深く踏み込んだ記述もありません。
…それでも歴史に名を残すような人物の設定だけでついつい萌えてしまうわけですよ、失礼ながら。
内容は詳細ながら堅苦しい本では決してないので、ローマ史に興味のある方は是非ご一読くださいませ☆
***
で、ちなみに。
ローマ史のキャラ変換はもっぱらガンパレ(速水や善行)と遙か3(ヒノエや弁慶)です。
ゲーム中、背後でぬりかべが八葉の真似をするので気が散ります。ヒノエの真似をされると一瞬殺意が湧くのは、彼が少年に程遠いからでしょうか。
***
今回は、私がこの1ヶ月ちまちまと読んでいる本についての感想です。
ファミレスに行けば必ず長居することになるので、本を持って行きます。最近のお供が「ローマ人の物語」――著者である塩野七生さんはとても有名な方なので説明は差し控えさせて頂きます。
そもそも歴史が大好きなぬりかべが薦めてくれた本なのですが、肩肘張らずに読めて面白いです。
内容はその名の通り、ローマが出来て滅びるまでの話なのですが、現在も執筆中なので、全巻はまだ読めてません。ちなみに今日読んだのはパクスロマーナの話です。
最初は、歴史の叙述を読むかんじだったのですが、巻数をすすめるにつれ萌え視点となり、今はすっかりキャラ萌え、キャラ変換萌えで読む不届き者と成り果てた私。
特にお気に入りなのが、文庫本版のユリウス・カエサル(ルビコン川以降)の下巻です。
色眼鏡で読んでしまうきっかけとなったのが、カエサルの選んだ後継者オクタヴィアヌス(のちの帝政ローマ初代皇帝アウグストゥス)の年齢。
――カエサル暗殺時 弱冠17歳――
しかも美形、おまけに未完成ながらも後継者たるに相応しい資質の持ち主、ついでに軍事才能を補う同年齢の友人付き…
カエサルの話は政治書軍事書のような感じで真面目に読んでいたというのに、この少年の出場で一気に萌えメーターが振り切れてしまう自分にグッジョブ(泣)
慎重な策士でありながら軍事才能がほとんどゼロの少年、軍事才能を努力によって開花させる少年の友人、教養があり秘密裏の交渉を得意とした青年…この3人を軸にして物語を誰か書いて〜☆と切に願ってしまうくらい魅力的な歴史上の登場人物。
この策士な少年が如何にしてブルータス、そしてアントニウス+クレオパトラを追い込んでいったか、という記述は私に至福のひとときを与えてくれました。
実際の塩野さんの文章が萌え文章だということではないんですよ。独自視点で書いているとはいえ、兵法や政治システムについて真面目に取り組んで表記しているので、ローマの歴史の全体像は掴みやすいと思います。
基本的には歴史書の体裁をとっているので、登場人物の感情にまで深く踏み込んだ記述もありません。
…それでも歴史に名を残すような人物の設定だけでついつい萌えてしまうわけですよ、失礼ながら。
内容は詳細ながら堅苦しい本では決してないので、ローマ史に興味のある方は是非ご一読くださいませ☆
***
で、ちなみに。
ローマ史のキャラ変換はもっぱらガンパレ(速水や善行)と遙か3(ヒノエや弁慶)です。
のーぷらん第二弾 担当:もぞ
2005年9月27日十六夜記、発売されましたね〜。
各種事情が整わず、プレイ出来ていませんが…とりあえず今夜中に小論文系を2件仕上げ、今日こそはプレイ出来る環境を整えたい次第。
にらを見習って、少し自己紹介します。
1.お名前は?
HNもぞ。
2.血液型は?
おおざっぱらしいO型です。実生活社会でO型だと言い当てられることは殆どないですが、ネット上だとどうだろうか。ホントおおざっぱだもの。
3.年齢は?
にらと同じ昭和生まれです。でもにら的には私より年下だと言い張ること山の如し(意味違う) 半年ほど私がおねーさんらしいです。
4.出身は?
九州の「陸の」孤島生まれ。
5.性格は?
鶏口となるも牛後となるなかれ主義だと思われてます。
きまぐれでお天気屋です。
大変、手厳しいらしいです。
6.結婚は?
してます。私の結婚スタイルは年配者には受け入れがたいものらしいです。
7.家族は何人?
配偶者と一応二人暮らし。
8.仕事は何系?
肉体労働系(5割)
PC事務系(3割)
その他の事務系(1割)
接客サービス系(1割)
9.趣味は?
体力温存。
10.特技は?
水泳…と答えることにしてますが(苦笑)
何事もしつこく記憶しちゃうことでしょうか。
11.好きな食べ物は?
梨。桃。プリン。ケーキ。うどん。いっぱいある。
12.嫌いな食べ物は?
わさび。からし。酢。口に入れられないのは漬け物。
13.得意料理は?
卵焼き。そのほか、本見て作ればどれも美味しくできるマニュアル主義。
14.最近嬉しかったことは?
待望の妊娠。
15.最近不満なことは?
職場の人間関係。
16.最近読んだ本は?
塩野七生著 ローマ人の物語。
17.最近見た映画は?
…映画はなぁ、見れません。
18.最近読んだ漫画は?
何読んだかな…この一ヶ月読めません。
19.服の趣味は?
シャツとパンツ、というシンプルなのが好きですが、基本的にこだわりはないですな。
ファッションセンスはママの腹の中に忘れていったみたいで、全て妹に受け継がれてしまったようです。
20.使っている化粧品は?
オシャレ心はママの腹の中に(以下略)
基礎化粧品は資生堂。
ファンデも口紅も資生堂。
その他はマックスファクター。
でも、毎日すっぴんです。最近化粧したのは秋分の日にあった友人の結婚式。それだって3ヶ月ぶりくらい。
幼い頃から男に生まれていれば良かったね、と親戚から言われ続けたのも納得な感じです。
各種事情が整わず、プレイ出来ていませんが…とりあえず今夜中に小論文系を2件仕上げ、今日こそはプレイ出来る環境を整えたい次第。
にらを見習って、少し自己紹介します。
1.お名前は?
HNもぞ。
2.血液型は?
おおざっぱらしいO型です。実生活社会でO型だと言い当てられることは殆どないですが、ネット上だとどうだろうか。ホントおおざっぱだもの。
3.年齢は?
にらと同じ昭和生まれです。でもにら的には私より年下だと言い張ること山の如し(意味違う) 半年ほど私がおねーさんらしいです。
4.出身は?
九州の「陸の」孤島生まれ。
5.性格は?
鶏口となるも牛後となるなかれ主義だと思われてます。
きまぐれでお天気屋です。
大変、手厳しいらしいです。
6.結婚は?
してます。私の結婚スタイルは年配者には受け入れがたいものらしいです。
7.家族は何人?
配偶者と一応二人暮らし。
8.仕事は何系?
肉体労働系(5割)
PC事務系(3割)
その他の事務系(1割)
接客サービス系(1割)
9.趣味は?
体力温存。
10.特技は?
水泳…と答えることにしてますが(苦笑)
何事もしつこく記憶しちゃうことでしょうか。
11.好きな食べ物は?
梨。桃。プリン。ケーキ。うどん。いっぱいある。
12.嫌いな食べ物は?
わさび。からし。酢。口に入れられないのは漬け物。
13.得意料理は?
卵焼き。そのほか、本見て作ればどれも美味しくできるマニュアル主義。
14.最近嬉しかったことは?
待望の妊娠。
15.最近不満なことは?
職場の人間関係。
16.最近読んだ本は?
塩野七生著 ローマ人の物語。
17.最近見た映画は?
…映画はなぁ、見れません。
18.最近読んだ漫画は?
何読んだかな…この一ヶ月読めません。
19.服の趣味は?
シャツとパンツ、というシンプルなのが好きですが、基本的にこだわりはないですな。
ファッションセンスはママの腹の中に忘れていったみたいで、全て妹に受け継がれてしまったようです。
20.使っている化粧品は?
オシャレ心はママの腹の中に(以下略)
基礎化粧品は資生堂。
ファンデも口紅も資生堂。
その他はマックスファクター。
でも、毎日すっぴんです。最近化粧したのは秋分の日にあった友人の結婚式。それだって3ヶ月ぶりくらい。
幼い頃から男に生まれていれば良かったね、と親戚から言われ続けたのも納得な感じです。